女将さーん鉄道撮影の時間デスよ! 

焼きとり屋 えみソラ女将の鉄道撮影日記ブログ

秩父鉄道のロケハンハシゴしてみた 浦山口編

 

撮影日 2018.11.6

 

何だか 此処のところ、似たような記事ばかり書いておりますが

 

そうです!すっかりファンになってしまった秩父鉄道へ今日もやって来ました

11月14日に、普段は土・日 祭日しか運行されないパレオエクスプレス

"埼玉県民の日"と言うことで、県民の日ヘッドマークを掲げて、ELパレオエクスプレスとなって出場することになっております

その撮影をするため、今日は雨の中、ロケハンしてきました

 

まず、目星を付けておいた 浦山口駅へやって来ました

此処は 秩父鉄道の中でも三峰口寄りの駅(埼玉県の奥地)と言うこともあり、とても自然が豊かで、町中は里山の風情の味わえる景色なのです

 

素晴らしいロケ地が幾つもあり、特に この季節は紅葉も美しく、町中を歩くだけでもちょっとした観光気分が味わえます

やや、雨が強くなり始めたのが気になりますが、撮影してみます

 

 

先ずは、秩父鉄道のブログ記事を毎日更新されている方のロケ地を参考に、駅より徒歩10分程の築堤より撮影します

此処には大きな鈴成りの柿ノ木があり、画額に入れても良さそうですが、下り電車の撮影時はあまり目立たないかも…

 

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10:43  羽生行き 上り

パレオエクスプレスの上りがギリギリ入るかも?

真ん中の木が邪魔ですね

 

 

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10:54  三峰口行き 下り 3両編成

上り撮影場所より50m程先で撮影

左下の柿ノ木辺りが上りを撮影した場所になります

ここは、電線が煩く、ちょっと残念ですね 

晴れていれば、左後方には山並みが見えるのです

ELパレオエクスプレスは6両編成(EL+客車4+EL)なので、この場所だと全ては入らない様です

雨が強く、右手が傘とシャッターを担当

左手でカメラを支え

 

雨の影響で白いなぁ…

 

レンズの重みで右腕がプルプルしてます

足はずぶ濡れ

不自由さに自分でも可笑しくなりました

 

 

 

 

今度は駅の反対側へやって来ました

此処には秩父キャンプ場が荒川沿いにあり、そこからの鉄橋を入れた撮影地が気になります

雨で平日とあり、誰もいないオートキャンプ場

ハッキリ言って 寂しいです

熊でも出たら、どないしよ…いや、まさかね

でも、駅には  熊出没、注意! の掲示があったのです(汗)

 

 

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羽生行き11:37  後ろ姿

雨の中の撮影、白いなあ…(汗)

 

来週の本番は 晴れるといいのですが

 

続く~!

 

 

 

      ~撮りみちメモ~

 

秩父鉄道 浦山口駅は小高い場所にあり、ホームからの眺めは絶景なのです

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そして、駅舎も素晴らしく、タイムスリップしたかの様な、懐かしい風情を味わえます

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小高い場所に立つ 浦山口駅ホーム

 

 

ホームから見える、赤い鳥居が幾つもある小高い祠を見に行ってみます

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平沢稲荷神社

 

急な階段を50段ほど上がったでしょうか?

振り返ると 町が一望できる絶景が広がっておりました

雨なのが残念です

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丁度、駅に下り電車がやって来ました

町中の紅葉、綺麗だな

その奥に山並みがあるのですが、厚い雨雲に遮られ、隠れてます

稲荷様なので、おきつね様が守護神です

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祠の中には、美味しそうなお稲荷さんとお菓子が供えられておりました

町の何方かが、毎日手入れとお詣りを欠かさずされているのでしょう

こんなに高い場所の稲荷様、お年寄りにはキツい上り階段だと思われました

私も絶景の御礼に、お菓子を供えさせて頂き、手を合わせます

 

 

今、当に紅葉真っ盛りの奥秩父

雨でしたが 晴れの日とはひと味違った色合いを堪能出来ました

 

 

 

八高訓練の撮影に行ってきました take3

 

撮影日 2018.10.31

 

前記事の続きのお話です

 

オリタケ間で上りDDを撮影後、場所を移動し、下りDDが帰って来る前に、次の撮影地へ急いで移動します

一度に2度もDD51の走る姿を見られるなんて、嬉しくてこのまま帰るのは勿体無く思い、下りは別の撮影地で撮ろうと決めていました

 

さて、オリタケで撮影後、急いでレンタサイクルを戻し、東武東上線小川町駅で電車に乗り、寄居町駅へ移動します


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小川町駅ホームで待っていたのは顔馴染みの最古参、81100f

えっ!?はちまんけい?

そう。8000系は製造台数過多により、やむ終えず、一桁増やしたのでした

東武鉄道の七不思議?とでも言いましょうか

もう、廃棄されたのかと思いきや、まだ生き残っていたのですね

そして、待っていたのは先程のDD51訓練車も

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東武81100fの車内より即席撮り

 

隣ホーム奥に、先程の赤と青が待機中

下り出発時刻は13:53なので、出場する前にこちらも移動せねば!

 

そう言う訳で、寄居駅に到着

家の地図でロケハンしておいた場所へ急ぎます

徒歩15分程で荒川橋梁脇の河原へ到着しました

そこには、先程の撮影地で見かけた御仁もチラホラ…

皆さん、車やバイクで早々と現地入りされているようでした

初めて来た撮影地

こう言う時は 撮影隊が集まっている場所へ着けるのが間違いないと思い、端へ並ばせて頂きました

立ち位置は 河原から荒川鉄橋を真横に見上げる構図になります

順光ではありますが、やや右後ろからの太陽光と 白っぽい晴れ空に、絞りや露出やら…

悩まされております

 

本番まであと10分

練習電も無く、

ああでもない…

こうでもない…

と、設定を決めあぐねておりました

 

 

いよいよ 撮影開始です

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鉄橋入り口は日影のため、シャドー気味に写ります

 

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引いて撮ってみます

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寄せて撮ってみます

DD51 897+オヤ12+DD51 888

折原ー寄居

 

後方機がトラス橋を抜けるまで待っていては、左側の茂みに先頭機が入ってしまいそうでしたので、客車がトラスを抜けた辺りで留めておきます

左側が端ってしまいました(汗)

 

いろいろと反省点はありますが、良い経験が出来たと思いました

今後も もっと撮影の機会を増やし、精進したいと思いました

 

DD51の独特の形も去ることながら、朱色と青の美しさに魅了され、聴いたことの無い重低音の迫力に圧倒され、一気にファンになりました

 

 

 

 

      ~撮り道メモ~

 

鉄道ファンと一口に言っても、その種類は様々でして…

 

私の様に撮影を楽しむ者

 

走行音を楽しむ者

 

路線図やダイヤグラフ、時刻表を見て楽しむ者

 

鉄道知識の豊富な者

 

乗って楽しむ者

 

いろいろなジャンルがありますが

 

実はこの荒川の撮影地で、思わぬハプニングに遭遇しました

 

私が露出が決められず焦っていたところへ、

隣の方が、

「カメラの電子音を消して欲しい」と頼んできました

驚いて、一瞬何を言っているのか分からず、その人の顔をマジマジと眺めてしまいました

電子音?そうか…ピントを合わせる時の

「ピピッ!」の音の事だ  と察しが付きました

列車が来るまで10分を切っておりました

私はいろいろとカメラを弄ってみましたが、消音がどこで設定出来るのかを分からないまま使っている事に気が付きました

出来ないなぁ…

と、声を漏らした瞬間、隣の方は

「私から離れて撮影してもらえますか?」

と、にこやかに良い放ちました

 

焦りました

その時、焦っているにも関わらず、私は

「この人の言っている事は果たして正しいのか?」

と、俯瞰で自分を見ている冷静なもう一人の自分がおりました

 

鉄道ファンには、撮影地での暗黙の了解(ルール)があり、

撮影場所の先着優位理論と言うのが存在します

先着の方の撮影構図内に侵入厳禁なのです

後着人は必然的に先着人に気を遣う事になります

頼まれたその方の2メートル前にはビデオカメラがあり、画像と音を撮影されるのは一目瞭然でした

静寂の中で、あのDD51の独特の音を入れたいと思うのは当然

この人はこれを撮る為に、此処でどのくらい待って居たのだろう

この人の気持ちを考え、私は3メートル程離れる事にしました

もう、時間も無い

 

自分の認識不足と知識の未熟さに、情けなく、気持ちが萎えてしまいました

 

撮影時の光や構図ばかりに囚われ、気遣いを忘れていた自分に気が付き、大勢での撮影地での心構えの様なものを学んだ気がする出来事でした

これも良い経験で、こうして場数を踏んで、本当に良い撮影が出来るように成るのでしょう

 

撮影終了後、「お疲れ様でした」と、お声掛けし、笑顔で去る事が出来ました

 

少し凹んだ出来事ですが、撮影日記なので、記させて頂きます

 

八高訓練撮影終了!

 

八高訓練の撮影に行ってきました take2

 

撮影日 2018.10.31  晴れ

 

八高線にて、乗務員訓練が行われる日程が、24、26、29~31日でした

 

24日の初日、撮影地へ出掛けてみましたが、この日の出場は無く、偽情報なのかと思いましたが、なんと、29日より始まっているではありませんか!

最終日の31日、先週の屈辱を晴らすべく、懲りずに出掛ける私です

炊事?仕入れ?

後回しです

ストレス溜めないように生きねば

御家族の皆さん、m(_ _)m

 

と 言うわけで、この日は撮影地の隣駅の埼玉県小川町より、観光協会のレンタサイクルを利用し、折原ー竹沢の撮影地へ向かいました

 

国道254号に出て、ずっと国道を竹沢駅方面に走るのですが、上り坂の多いこと(汗)

30分かけて現場に到着しました

現地入りは撮影時刻の1時間前

既に2~30名程の撮影隊がひしめき合っておりました

先週の撮影地に余り納得しなかった私は妥協をせず、目星を付けておいた場所に程近い位置を陣取ります

その後もどんどん増え、40名位はいるのかと思える大盛況振りの撮影地

流石は有名地です

驚くべきは、脚立を最大限伸ばし、後方の崖の上に10名は登ったでしょうか?

その斜面に器用に三脚を立てていらっしゃる

こんなに撮影隊が集まると、DD51も訓練冥利に尽きると言ったところでしょうね

私を含む先頭部隊の中の、後から現着した御仁には、位置の修正が崖の上から入るほどの白熱陣取り合戦が繰り広げられておりました

私も、動くことは許されない状況に(笑)

でも、撮影地は至って和やかなムードに包まれております

皆さん、マナーが宜しい様です

 

いよいよやって来ましたDD51の888号機+オヤ12+DD51の897号機の3両編成

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撮影場所を妥協せず、良かったです

やや明るめてはありますが、綺麗な赤と青に満足です

 

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目の前を行く試験車

私の目の前は日影なので、ブルトレ客車は色が濃くなりました

方向幕に"SL伴走"と ありました

 

流石は名撮影地、美しく撮れる場所というのはあるものなのですね

 

其にしても DD51、迫力ありました

撮影していて、とても楽しかったです

撮影地でお会いした皆様、応援下さった友人、情報を下さった友人に感謝申し上げます

 

 

 

 

    ~撮りみちメモ~

 

気持ちの良い秋の晴天

美しい街中の秋を即席撮りしました


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埼玉県 寄居町で、荒川の撮影地へ向かう道すがらの空き地

 

 

 


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埼玉県 国道254号線沿いの小川町ー竹沢駅間の刈り入れの終了した田圃

 

 



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寄居町の宗像神社の参道の寒桜

 

 



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地元 最寄り駅の銀杏の始まりかけの紅葉

 

 

 

昼の温かさとは裏腹に、朝晩はグッと冷え込む様になりましたね

我が家では今朝、炬燵を出しました

皆様、お風邪などひかれませんように

八高線での乗務員訓練車の撮影へ赴く

 

撮影日  2018.10.24

 

さあ!いよいよ撮影日の到来です

 

今日の撮影車は、高崎機関区のDD51+オヤ12ー1+DD51を使用した、乗務員訓練車がターゲットです

あの撮影地で丁度良く収まりそうな3両編成

 

あの撮影地  

そう、先週ロケハンをしておいた折原ー竹沢間へ、今週も行ってきました

 

10:40   竹沢駅へ到着

撮影地へは 徒歩25分程

 

道すがら、下り列車の撮影

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後ろ姿を撮影

駅から撮影地へ向かう住宅街、どの家もお庭が広く、花も沢山植えられており、楽しみながらのお散歩です

 

 

11時過ぎには 撮影地へ到着し、スタンバイします

現地は 5名程の撮影隊の方が先にいらしておりました

先週目星を付けておいた場所は真っ先に埋まっており、大きめの三脚が3台立ててありました

実は折りたたみ椅子を持参し、立たれている方の後ろに立とうと考えていたのですが、大きい三脚と脚立に負け、椅子に上がっての撮影も敵いそうに無いので諦めます

他にも好ポイントは沢山あるので、そちらに回ります

椅子に座って1時間半程、楽に待機出来ました(負け惜しみ)

 

 

皆さん、車でお越しの様です

撮影時間が迫ると、続々と車で乗り付け、あっと言う間に30名程は集まったでしょうか

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12::04  練習電車 上り 高麗川行き

本番車両は3連なので、位置はこの辺り?

 

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こちらはその後ろ姿

この撮影地の後ろには山があり、影が出来ております

秋晴れに恵まれた本日、空が綺麗です

 

 

 

 

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12:16   練習電車 下り 高崎行き

この左のミラーポールがくせ者でして、撮影範囲を狭めております

本当は、もっと青空を入れて撮りたいのですが、左右どちらかのポールを諦めないと空は入りません

悩みます

 

 

しかし、通過予定時刻を過ぎても、DDはやって来ません

貨物情報も上がっていない

と、現場はざわめき始めました

 

10分が過ぎ、諦めて帰る方が出始めました

 

残念ですが、今日の出場は無かった様です

中止になったのか?

それとも、疑情報だったのか?

 

現地で御世話になった方にご挨拶状をし、私も帰ることにしました

 

まあ、、、こんな時もありますよ

 

でも この後、ちょっと良いことありました

撮り道メモでその出来事を記しておきます

 

素敵な時間が出来、情報をお知らせ戴いた友人に感謝です

 

 

 

 

   ~撮り道メモ~

 

    DD51


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先頭がDD51機関車

難波オヤジさんのブログ

「写真は鉄で出来ている」より掲載⬇⬇

http://kyouhisiho2008.hatenablog.com/entry/2018/10/23/213000

気になる方はリンクを貼りましたので、訪問してみて下さい

(許可を得て掲載)

 

DD51とは、凸形ディーゼル機関車で、貨物車や客車を牽引する車両です

貨物駅等で、主に貨物車の入れ換え作業等に使われる事が多い

定期運用は少なく、今回の様な特別な作業の時のみ、本線には出場します

1978年以降の製造は無く、高崎機関区では4両が在籍しております

JR西日本にも幾つか…

全国的にも もう、数が少ない様です

 

 

この日の撮影終了後、駅へと歩いていると、先程、撮影地へ自転車で来られていた方に会いました

年齢的には 私と同世代と思われる、スラッとした 爽やか系の風貌

地元の小さな神社の祠を撮影なさって居られたので、声を掛けてみました

 

この方は 東京の世田谷から来られたのだそうで、DD51が子供の頃から大好きで 撮りにいらしたそう

自転車は、隣の小川町駅前のレンタル自転車を使ったのだとか

てっきり、地元の方なのかと思いました

今日の空振りを とても残念がっておられました

空っ手で帰るのもシャクなので、古く風情のある物を撮影していたのだそう

 

竹沢駅でもう一度再会し、鉄道の話をして頂きました

DD51のプラモデルを製作し、写真に撮った物が DD51プラモ箱の表紙になったり、鉄道ファンという雑誌に 自分が撮影した写真が掲載された事もあるのだと、DD51愛を熱く語っていらっしゃいました

今年 夏の山陰迂回貨物も2度、

車で撮影に赴かれたと仰っておりました

 

愛しているんですね DD51

 

私の様な、何でも良いから撮影したい人間とは 全く別格の情熱をお持ちの様で、何だか申し訳なくなってきます

 

この方は 普段は土日休みで、本日は代休だとか

この日しかチャンスが無かったそうで、哀れに思えてきました

平日休みも良いものだ と、こんな時は思うのでした

 

私としては、残りの予定日に出場していたら、来週も来てみようと思います

 

竹沢駅ホームでお見送りをして頂きました

 

撮影は出来ず消化不良感は残りましたが、楽しい時間を得る事が出来ました

 

こんなひと時の出会いが、鉄活の楽しみの一つでもあります

 

 

鉄道ファンの皆さん 、それぞれに愛して止まないNO 1車両があるのでしょう

私の車両愛って、何だろう?

考えてみたら、答えが出ませんでした

 

 

 

 

八高線のロケハンしてみた take2

撮影日2018.10.17

 

前記事の午前中の話になります

 

今月始めに八高線のロケハンをしたのですが、イマイチ納得が行く場所が見つからず、この日も別のロケ地へ赴いてみる私です

 

今回の撮影地は、ネットで有名な"撮影地ガイド"で調べておいた、超!有名な場所へ来てみました

 

竹沢駅から歩いて25分位、

折原ー竹沢間、ここは "オリタケ"と、呼ばれる場所

 

 

am9:25

都合により早めに現地に到着しました

 

到着して驚きです

見通しも、景色も、柵が無いところも、光線具合も、夏草も

文句の無い、良い撮影地です

収容人数も5~60人位は行けそうな程 広く

(好ポイントは限られておりますが)

通り抜け出来ない場所な為、車も入って来られない安全な!?場所です

 

ただ、一人で立つには少し寂しすぎて、怖くなります

 

何が怖いのかって?

 

野生の生き物との遭遇や、見知らぬ人と、二人きりになった場合の心配ですね

助けを呼んでも、誰も来なさそうな場所です

後ろはうっそうとした森と言うか、小山と言うか、とにかく寂しい場所です

因みに、今、此処にいるのは私一人

非常に心細いです

 

早めに撮影して帰ろう

と、考えていたら、私が来た方向から、初老のオジサマが近寄ってきました

はっきり言って、身構えてしまいました

反対側の奥は行き止まりの様で、逃場がありません

対策として、、、

「おはようございます!」

満面の笑みで、挨拶してみました

 

話してみると、気さくな地元のオジサマでした

 

オジサマ:  今日は何か特別なの来るの?

えみソラ:  今日は只の練習です

オジサマ:  特別な列車の時は凄い沢山の人が                     来るんだよ

暫く雑談…

オジサマ:  早朝と夜はイノシシや猿が出るか                     ら、気を付けて

えみソラ:  まさか、熊は出ませんよね?

オジサマ:  (笑) 聞いた事ないよ (笑)

オジサマは爆笑していらっしゃいました

 

 

ああ…安堵

お散歩にいらした様です

貴重な情報も頂きました

 

 

 

下り列車がやって来ました

最初の一本目は、線路の前に、稲の刈り入れの終了した田圃がある 見通しの良い道路に立ちます

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9:42  高崎行き   JR 110系気動車

 

此処は夏草がまだ元気でうっそうとしており、あまり良い結果が得られそうにありません

まだ時間も早いので、逆光になりました

お昼過ぎの時刻、晴れの日ならば、全面が黒くなる恐れがありそうです

当日、雲って欲しいな…

などと、ネガティブになりますね

 

 

 

 

先程の場所より少し奥へ進み、上り列車を待ちます

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10:01  高麗川行き

 

此方は光も問題無く、足回りもバッチリ写る、おまけに景色も良い撮影地です

上り撮影は此処が良さそうですが、先程の お散歩のオジサマの話によれば、大ネタ出場時は大勢の鉄道ファンが詰めかけるのだと仰っておられました

恐らく、その当日には 陣取れない可能性が大きいでしょう

 

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こちらは、その後ろ姿

ガードレールはありますが、

この位置、上りも下りもバッチリ イケる

と言う事です

でも、もしかしたら、大ネタ当日は あのガードレールの前に、沢山の撮影隊が並ぶのやも知れません

 

早朝から此処に立つわけにも行きません

駅からは徒歩で往復50分位 掛かります

男性ならクリア出来る問題も、女性ならではの悩みに遮られ、此処に早めに立ち、陣取る訳にも行かないので、当日の運に任せるしかありませんね

しかし!

キッチンで歯を磨きながら、思い付いた秘策があります

壁に耳あり、障子にメアリーですので、

後の撮影日まで、真似されないように 秘密にしておきます

 

何だかんだで、この地のロケハンは成功でした

練習列車で、もう満足してしまった感も否めませんが、いつか来る大ネタに 身も心も備えたいと思います

 

 

 

 

      ~撮り道メモ~

 

さて、この微笑ましい顔文字の様な白抜きの文字、何だと思いますか?

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        O   M   O       ?  ?  ?

 

①  上毛電鉄の車体文字塗装

②  東武鉄道りょうもう号の方向幕

③  ゆるキャラの顔イラスト

 

正解は ②でした

えっ!?御存じでしたか?

簡単だったかな?

 

3年位前だったでしょうか?

鉄道模型ショーの即売ブースで、偶然、この使用済み方向幕が販売されているのを発見し、真っ先に手に取りました

驚いたのは、急行時、使用されていた物だったからです

とんでもないお宝を発見した瞬間でした

急行りょうもうの車両は、今年の5月に引退した1800型が使用されていました

後に200系のデビュー時、りょうもうは特急へと昇格し、今に至ります

今年で200系も25歳

私と同じじゃなぁい(°▽°)(嘘デス)

今では大きなブレーキ音も気になります

東武鉄道特急の中では 比較的地味な存在ではありますが、ビジネス特急として、その地位は確固たるものとなっております

 

現在使用されている車両側面上部の方向幕も、これと同じ文字表記になっております

(電光表示の物もあります)

下の写真のココが方向幕
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東武鉄道を利用する機会がございましたら、赤いりょうもう号の方向幕をご覧頂き、大きなお目目の隠れキャラを探してみるのも、一興かと思います