女将さーん鉄道撮影の時間デスよ! 

焼きとり屋 えみソラ女将の鉄道撮影日記ブログ

東武スカイツリーライン 小川の水鏡撮影に挑戦

    撮影日 2019.6.12

 

私は新製品が出ると、まず買ってしまうタイプです

日常の買い物に限りますが

例えば、缶チューハイやポテトチップス、チョコレート…

 

ブレずに買い続けている物が一点あったわ!

敷島パンの超熟 6枚切りの食パンです

コレは美味しくて、譲れない

 

シャンプーやボディーソープもちょこちょこ変えるのです

見慣れないボトルが災いなのやら?

寝る前にお風呂に入るのが要因か?

身体を洗う為にシャンプーをタオルに、ボディーソープを頭に、と、間違えてしまいます

昨夜もやらかして

疲れてるわ…

歳と手振れ写真はとりたくないわ(苦笑)

 

でも、お風呂 あるある!の範疇よね?

 

 

 

梅雨で鬱陶しい日が続きますが、そんな中、本日は貴重な曇天日でした

そうなんですね、曇天さえも貴重に感じる梅雨期ですよね

気温も幾らか下がり、体感的には過ごしやすくなった様に感じます

そんな本日の夕方、またまた西の方角に晴れ間を見つけたので、ご近所でチョイ鉄して来ました

何故、夕景ばかり撮っているのか?って?

近頃、忙しく、自分の時間が出来るのが夕方になってしまうのです

 

 

そんな訳で やって来たのはスカイツリーラインの武里駅付近に有ります"あいのぼり川"です

 

春日部市内にはまだ田圃が多く点在しており、用水路も縦横に張り巡らされております

その中でも大き目な用水路が この "あいのぼり川"でして、行く行くは中川へと合流しております

川幅が僅か15mにも満たない様な小川に、これ又、東武線のミニ橋梁と平行して小橋が架かっております

この橋の上から撮影してみます

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18:19 中目黒行き  70000系

 

 

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18:23  50000系

 

実はここで撮影するのは約2年振りです

前回、撮影中にアラブ系の方から話しかけて頂いたのですが、何と今回も同じ方が店から出てらして、話し掛けて下さいました

「デンシャトッテルデスカ?」

前回は「ナニトッテルデスカ?」と、尋ねられましたが、今回は流調な日本語で "水鏡" と言う言葉も存じ上げていらっしゃいました

2年前には立派なあご髭を蓄えられておりましたが、今はノー髭でして、別人の様に見えました

ちょっぴり御若く見えましてよ

 

橋の御隣には"インドカレー"と書かれた看板があり、そこの御主人の様でした

橋の真ん中に立つ  カレー屋の彼  曰く、

「この辺りから撮ると良いよ」

と、アドバイスまで頂きました

私としては、橋がやや斜めに架かっているので、上り電車の前面が橋のはじからの方が川に綺麗に映り込み、顔がよく見えて 云々…

と説明するのも わかって貰えそうもなく面倒なので、此処からの方が綺麗に撮れるのよ!

と 簡潔にお伝えしました

しかし、そんなお節介が嬉しく、じぃん‥‥と、沁みるのでした

通行人の多い駅前、

一人撮影はやはり何処か孤独

そんな時に話掛けられたら、途端に親近感が湧くと言うものです

 

春日部はアジア系やアフリカ系の海外からの移住者が多く、我が店にも多く御来店されます

焼鳥にホットペッパーをかけて欲しいと頼まれた時、ホットペッパーはホッペッペ!と発音する事を初めて知りました

今では「ジャパニーズペッペ!七味!」

等と解説付きでかけて差し上げます

 

撮影に夢中になっていたら、カレー屋の彼、いつの間にやら消えておりました

 

 

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18:52 30000系

スカイツリーラインでは希少な30000系がやって来ましたが、流石に夏至が近いこの時期でもお顔が真っ暗に映りました

 

と、あらば、あの手しかありませんね

関西の "闇鉄名人" を真似して、流し撮りにチャレンジしてみます

 

そうよ、勝負よ!

わぁたしピンクの左腕素法♪

(右利きです)

↑私の頭の中、サウスポーの曲がグルグルと渦巻きます

懐かしあぁ…(自分の世界に直ぐ入る人)

 

もうすぐリバティが来る時刻が迫っております


この時刻に春日部駅近くで上りと下りの500系がすれ違うのです

毎日、仕事場から見かけておりますので、そこはリサーチ済み

流し撮りでリバティを捕まえるチャンスは2度もあると言うこと

 

シャッタースピードを下げ、ISO感度を上げます
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19:07 500系 回送通過

 

1度目の下りはブレブレで失敗してます

2度目の上り回送通過を幾らかマシに捕らえました

回送幕?見える!?

それは無理

 

目先はクラクラ♪ キリキリ舞よ♪

 

闇名人の足下にも及びませんでした(汗)

はぁ…ブレない女になりたいわ

 

今回はロケ地が小橋でしたので、顔だけ撮影になりました

折角のスカイツリーラインの車両撮影なのに、長編成ファンの方、ごめんなさいデス

 

 

さて、流し撮りも体験できまして、カレーの匂いも気になり、お腹空きました

帰るとしましょ

 

カレー食べたくなっちゃったなー

初夏の秩父鉄道 波久礼ー樋口を一駅ウォーク撮りしてみる

撮影日2019.6.4

 

初めに

前々回の秩父鉄道の急行についての記事で

急行は熊谷駅以東は走らない‥と記述致しましたが、土日祭日は3本だけ羽生駅迄走っているそうです。秩父鉄道の名誉の為にも謹んでお詫び致しますm(_ _)m

でも、平日休みの私には、やはり羽生駅からの乗車は叶わない様ですね。

 

 

 

てくてく一駅間を歩いて、ロケハンしながら撮影する

 

実は、我が店に御来店のお客様が、若い頃にこの駅間を歩いた経験がある というお話を聞き、たいへん興味深く感じておりました

 

今回は、今回も!?意気込みが違うのです

撮影ウォーキングを敢行して来ました

 

秩父鉄道の中でも景色が良く、カーブ地点で

且つ、貨物列車が俯瞰で撮影できるであろう期待の膨らむ駅間の 波久礼ー樋口 およそ4.4㎞の道のりを歩いてみます

 

 

 

波久礼駅を出発します  11:52

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 赤の印が波久礼駅です

①~③の地点で撮影しております

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Googleマップより

 

 

❶の地点の第一カーブに差し掛かりました

右の壁沿いに線路、国道、荒川と並行しているカーブ位置での撮影

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12:04   山の緑色が、先月訪れた時より深くなっておりました

 

この地点では歩道があったり無かったりで

少し危険な場所を歩かねばなりません

歩道の無い位置をウォーキング中、電車が通過して行き、撮影のタイミングを逃しました

電車は居ませんが、絶景ポイントです

線路と国道同様、荒川もカーブして流れており、翠色の川面が綺麗でした

 

 

 

 

 

 

❷の地点の第二カーブへ到着です

ここは国道と線路が交差する地点で、国道がオーバーパスになっております

歩道から俯瞰で撮影しました

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12:48  上り貨物  デキ501号

砂利があんなにてんこ盛です

カーブをゆっくりと重そうに走ります

機関士さんが ポッ!と短めに警笛で御挨拶して頂きました

嬉しいなぁ(泣)

 

ここで線路を国道が跨いだ為、この先より、国道、線路、荒川と並走の位置関係が変わります

 

 

 

 

 

 

❸の地点の第三カーブ辺りに差し掛かりました

 

国道には歩道が少なく、その山側に小高い林の中の遊歩道が設けられている地点を歩いております

私の歩く遊歩道が一番高い位置に、そして国道がすぐ隣下に、線路はその隣下で国道よりも低い位置に敷かれており、電車の上部だけが見える、そしてその隣下に荒川も切れ切れに見える状態

要するに、階段状に

遊歩道(一番高位置)→国道→線路→荒川(一番下)

木々の隙間からは絶景も見える場所アリの好ポイントでした

 

木陰の中は 時折、風が通り、汗ばむ体に心地良く吹き抜けて行きます

ただ、人通りが殆ど無く、人目につかない暗い道でして、女性の一人歩きはやめた方が良さそうな道でした

 

本日は暑いです

 

木立が切れる地点で、荒川と機関車が撮影出来そうな場所を発見しました

丁度、下り貨物が通過のタイミングでした

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13:17  木立の隙間からチラッとお顔を出すデキ機関車

ギリギリ車番が隠れて確認出来ないのが残念でした

 

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機関車通過後、私の真横通過の空のホッパ車を撮影

空バケツの中、あんな風になっているのですね

初めて見ました

ホッパ車の奥に広がる白砂利は荒川の河原です

 

 

歩いていると、野生の桑の実を発見し、取って食べたり、可愛い花を眺めたり、時折、電車や貨物の通過、良い景色の地点では足を止めたりと楽しい 撮影になりました

先日、緑色に塗り替えられたデキ505号に会えるかもしれないと期待をしていたのですが、この日は広瀬川車両基地で休んでいる姿を目撃して終わりました

緑デキの撮影はまたの機会のお楽しみにしておきます

 

13:33  樋口駅へ到着しました

 

 

 

 

 

 

 

                〜撮り道メモ〜

 

だいぶ歩いたので、お腹が空きました。

秩父鉄道の沿線には商店がとても少なく、いつもランチは悩みの種なのです。

樋口駅前も例外ではありません。商店街の名残はありますが、営業されているのは3~4軒。仕舞屋も見受けられます。駅前商店街の中のお蕎麦屋さんである 清水屋食堂さんへお邪魔してランチにしました。

冷やし中華を食べていると、貨物列車の警笛が聞こえて来ました。

堪らず、外へ飛び出し、スマホ撮影です。

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14:01  店の軒先から撮影のデキ301号

駅前ミニ商店街には桜並木があり、新緑が綺麗でした。春には見上げたショットで桜の中を走る姿が撮影デキそうです(笑)

 


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店内から撮影のホッパ車(窓の外の上部)

 

店の脇は高架線路になっていて、冷やし中華(他にも色々あります)を食べながら貨物列車や電車を眺める事が出来ます。

だいぶ懐かしいタイプの小ぢんまりとした店内。

演歌歌手のサイン入りポスターや御客さんが撮影したというSLの写真、各地方の調度品を思い思いに飾り、思い出があるのであろう風に置かれております。

 

出てきた冷やし中華は細麺で何時ものあの甘酸っぱい味。

量的には、私でも少し物足りない位と感じました。

サイドメニューをもう一品頼むと良いかな?

写真は想像していた物との誤差が激しく、撮影をためらいましたのでありません。

 

お客さんは他に居らず‥

作り終えたご主人と女将さんがフロアに出てきて、お話をして頂けました。

60代位の御夫婦でしょうか?話好きの御様子。

奥の間には お母様らしき人が微動だにせず、テレビを見てくつろいでいらっしゃる様子が襖の隙間から見えておりました。

イノシシや熊、鹿も出没する野趣溢れる土地柄や、買い物が不便で住民が増えない悩み、荒川の水害に悩まされた過去の出来事、もちろん秩父鉄道の話  等。

アットホーム過ぎて、実家に帰って来たような温かさにホッコリし、それだけでお腹一杯になりました。

 

懐かしいお蕎麦屋さんのテーブルから、入り口上の風取り窓に映る機関車を眺め、昭和の香りの風情に浸ることが出来ました。

 

梅雨入りお見舞い申し上げます!

      撮影日2019.6.7

 

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14:45    春日部市内で撮影

関東地方は本日梅雨入り致しました。

梅雨入りして早々、時に弱く、強くを繰り返す雨で、来客の見込めない日でした。

オマケに意外と気温も低く、肌寒いのにジメつく不快さでした。

おかげで、店の前で撮り鉄する余裕もありましたので、店の脇に咲いた紫陽花と通過の東武100系とのコラボ写真を撮影しました。

即席スマホ撮りなので、シャッタースピードやら絞り等の設定は一切無しですので、ブレはご容赦くださいませ。

毎年、必ず梅雨入りの頃にキチンと花を咲かせるピンクの紫陽花。店の脇に割と大きく幅を広げて、毎年、目を楽しませてくれております。

これ、実はウチの紫陽花では無いのですよ。

しかし、店の脇にあるので、通り掛かりの方が「花を下さい」と声を掛けて来るのです。

ハサミを貸して差し上げて、コミニュケーションが広がり、私に潤いを与えて頂いております。

新型500系リバティが華々しくデビューし、すっかり東武線の景色の一部として馴染んできておりますが、先代特急の100系スペーシアも4種の塗装でまだまだ健在。

梅雨しぶきを蹴散らす様に元気に駆け抜けて行きました。

 

今年は前線のもたらす大雨の被害が出ない事をお祈り致します。

又、体調管理にも留意して、お過ごし下さい。

 

梅雨入りのたわい無いお喋りでした。

東武アーバンパークラインで夕景撮影 再び

 

 

       撮影日2019.5.29

 

この日は秩父鉄道武州荒木駅辺りの田圃の様子を見に行きたいと思っていたのですが

(勿論、農作業な訳では無く、撮影デス)

野暮用が多く、思いの外 取込み、自分の時間が出来たのが夕方になりました

秩父鉄道は諦めて‥‥

 

 

雲は多いのですが、西の方角のみ晴れている事を頼りに、ストレスを晴らすべく、ご近所でチョイ鉄する事にしました

 

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17:30

春日部市内の真ん中を流れる古利根川です

そこに架かるゆりの木橋の中央辺りで西の方角(上流方向)を撮影

 

この橋と平行して架かるアーバンパークラインの鉄橋脇へ行ってみます

この写真の奥、中央辺りに鉄橋があるのが見えますか?

(二本指でスワイプですよ!)

 

 

 5〜6分歩き、アーバンの鉄橋に到着です

 

 

そして、鉄橋の下をくぐりました

橋の周りでロケ場所を探していると、金網柵の上に 三代目 石川五右衛門さんが置いてありました

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17:46  アーバンパークラインの鉄橋と五右衛門人形

 

これ、

「またつまらぬモノを斬ってしまった‥」

って、言っているポーズですよね!?

毎度、同じセリフを呟く事で、シュールな笑いを誘う あの決め台詞

 

つまらぬモノなのは  

 

剣で斬る価値も無いモノ?

 

殺生行為に走らせる世の中の闇?

 

いずれにせよ

五右衛門さんの斬剣の道は奥が深そうです  

 

置き去りの五右衛門さん、誰かの忘れ物?

 

 

 

 

橋の周りでうろうろしていると踏切りの音が聞こえてきました

取り敢えず、間近で撮ってみます

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 18:04  60000系下り

真下から見上げての一枚

こういう撮り方の呼び名ってあるのでしょうか

ちょっぴり色っぽくないですか?

車両はモノですが、下から舐めるように撮影すると、何故か 色気を感じるのです

夜中に書いているとおバカな妄想も飛び出してしまいますね(汗)

被写体は電車ですぞよ!

 

 

 

さて、おバカな妄想はさて置き、雲が見る見る形を変え、撮影向きに変化してきました

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18:14 8000系下り

雲が翼の様に見えませんか?

8000系に羽が生えて、今にも翔び立ちそう‥‥じやないですか?

雲に夢中になっていたら6両が切れました

 

 

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18:16 60000系 上り

少し形を変えた夕空の雲

形が面白くなって来ましたので、引き続き撮影していきます

 

 

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18:23 8000系下り 

だいぶ雲が散らばり、疎らな夕焼けになりました

 

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18:46 60000系下り

 

先程の橋より少し離れての撮影

雲が増えて来ました

晴れのスペースが西の奥に離れていった様に見えます

もう、私の真上は曇り空

そして、電車はシャドーになりました

 

撮影は気持ちが晴れますね

この夜、雨が降りましたよ

 

 

(ロケ地 全て  春日部ー藤の牛島)

         

 

 

 

 

            〜撮り道メモ〜

 

先程のゆりの木橋に戻る頃にはすっかり日暮れでした。

雲が無ければ もう少し明るめの川面が撮影出来たかも知れませんが、取り敢えず、電車が通過のタイミングで撮影しました。

 

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千葉方面へ下って行く電車  →→野田方面

 

違いのわかるオトコのゴールド‥‥(懐)

今回は違い探しクイズ!!

 

この2枚は連写ですが、電車の位置以外に違う箇所が一箇所あります。

さて、何が違うでしょうか?

難易度4の問題です。

ヒントは

*三本の光の中央に注目

*釣り師が沢山いらっしゃい ましたよ

 

 

 

 

正解は次の更新で!

 

えっ‥‥‥

そんな イラッ とするやり方、勘弁してぇなぁ!

ですね。

 

正解は

「左の写真の川面の中央の光にお魚が跳ねた瞬間が写っていた」

 

でした〜

分かりましたか?

 

 

もう、暗くて車種も確認出来ません。

川面に映る縦の3本光は アーバンパークライン鉄橋の奥にある牛島野球場の照明です。

もし晴れの夕焼け空ならば、川面全体がオレンジ色に染まったのかも ?  と想像すると、また撮影に来たくなりました。

 

春日部、意外に好ロケ地かも!?

目からウロコ〜


 

お付き合い頂き、ありがとうごさいました。

 

 

風薫る秩父③緑の中を走り抜けてく銀色電車の撮影

 

撮影日 2019.5.7

 

撮影地の2箇所目は武州日野駅で下車します

 

此処は37駅ある内の35駅目

だいぶ奥秩父へやって来ました

改札を出て右側へ、幹線道路を徒歩5〜6分

緑色に塗られた鉄橋を眺められる 歩道橋へ到着です

 

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何と!熊が出るのですか!?

 

ここへ歩いてくる途中、民家の庭先で農作業をなさっている女性が、かやの付いた麦わら帽子で頭から首を覆い、腕カバーをし、蚊取り線香を腰にぶら下げている姿を目撃しております

 

「虫が出るのですか?」

と、訪ねたところ、

「蚊に刺されると腫れるのよ。ここの蚊は強力だから」

と、仰りました

 

どうやら、野趣溢れる土地柄の様です

 

「熊が出るのですか?」

聞いておけばよかったかも

確かに昨年の秋、秩父の山で人が熊に襲われた話はまだ、記憶に新しいところです

思わず背中の辺りが薄ら寒くなり、背後を見回す私

学校帰りの中学生が一人トコトコと帰宅している姿を見て、何故か安堵する私

 

さっさと撮影して帰ろう

 

 

さて、有名撮影地の此処は 下に荒川の支流があり、その上を国道140号の橋と歩道専用橋と鉄橋が3本平行して架かり、真ん中の歩道専用橋から鉄橋を撮影出来ると言う訳です

 

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15:43    7700系  武州日野武州中川

 

緑の鉄橋に新緑がマッチします

右下には 大きく蔓を伸ばした野生の藤の花が

満開でした

この時期に撮影に来られてラッキー

 

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16:18  7000系   武州中川武州日野

大きく若々しい緑を主役に撮影してみました

葉っぱだけだってこんなに美しい

若いって言うのは 眩しいって事だったんだなー

 

 

 

3箇所目の撮影地では夕焼け空と電車の俯瞰撮影を目論み、浦山口駅へ立ち寄りました

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17:01    5000系   浦山口駅 下り行き

以前、撮影に来たお稲荷さんの前で撮影します

私の方向音痴が仇となり、西空の方角には大きな木が林立してました

此処からは夕焼けは撮影出来ない様子

夕暮れの時間にはまだ早く、電車の本数も少なくなり、帰り便と温泉と夕景の選択を迫られ、お稲荷さんにどうしようか?相談します

 

夕暮れになり、肌寒くなってきたので、温泉を選択する事に(笑)

 

 

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18:38   7000系  浦山口ホーム 上り行き

 

あの電車後ろの西の空を恨めしく眺めつつ、

これに乗り、御花畑駅の祭の湯へ直行しました。

パート駅員さんも帰宅した様で、ポツンと一人の無人駅。他に乗降客も無し。

寂しいなぁ‥‥

一人撮影が寂しい と感じた瞬間でした。

 

 

 

 

 

           〜撮り道メモ〜

 

秩父鉄道の急行って 面白い。

 

秩父鉄道を走る運行種別は 殆どが普通車運行ですが、急行も存在しております。

朝夕の繁忙時に其々、2、3本程度出場します。

 

全路線37駅、各駅停車に乗車での所要時間は2時間前後掛かります。

乗り継ぎの接続が悪いと2時間半以上も掛かる場合もあります。

ところが、この日、偶然に急行に乗車出来る機会が訪れました。

乗車代+追加料金の200円を支払い 急行券を購入しました。

 

 

急行がどの位早いのか?

 

今回、私は 御花畑駅ー熊谷で乗車

 

この間23駅ある内の7駅にのみ停車。

平均1時間20分掛るところを

何と54分で到着しました。

 

 

 

急行は熊谷駅が終着駅なのです。

東武民の私としては、東武鉄道との接続駅の羽生駅まで延伸して頂きたいと強く願っております。

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熊谷駅ホームに停車中の急行専用車6000系

西武鉄道の新101系を使用しております。

 


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季節毎のヘッドマークが楽しみな車両でして。

この時期は御花畑駅近くの羊山公園の 芝桜がモチーフになったヘッドマークを装着。

(羊山公園の芝桜祭りはGWで終了)

あのヘッドマークの下はLED表示で、

「急行秩父路」の表示を スキマから覗き見て確認しております。

 

 


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シートは元西武鉄道の10000系初期車が使用していた転換型クロスシートを転用し、向かい合わせに固定して備え付けられており、ボックス席型に。転換は出来ません。リクライニングは可能な様子。

見ての通り、だいぶ年季が入り、グレーのシートは擦れで白くなっていました。

 

この日の乗車は20時過ぎの上り電車でした。

車内は明るいので、窓に顔を近づけ、光が入らぬ様 顔の両脇を両手で塞ぎ、車窓の景色を眺めます。

外は建物が少なく、真っ暗な所が多いのですが、取り分け、広大な田圃地帯の暗闇は吸い込まれそうで恐怖心が湧いてきました。遠くに道路の街路灯が並んでいる以外は何も見えません。田圃の中から闇鉄したい。と、考えていたのですが、怖くて尻込みして下車する勇気はありませんでした。明るい時間帯にいつかは訪れようと思っておりますが。

 

 

走行音が大きく、一生懸命飛ばして走っている感が半端なく、正直、乗り心地の方はイマイチでしたが、この速さには驚きました。

夜の乗車客の少ない車内は寂しげで、空箱が左右に揺れながら引っ張られている感覚。

 

しかし、やれば出来る路線である事が判明しましたね。

皆さんにも 是非、この急行を乗車体験して頂きたいです。

近頃の車両は静かで走りも滑らかな物が多く、乗り心地も良いですよね。

秩父鉄道の急行はそんな近年の快適さには程遠い物ですが、 あの頃の懐かしい、速い電車の感覚が体験出来、色々な思い出が蘇ってきますよ。

 

 

終わり

 

最後までお読み下さり、ありがとうごさいました。m(_ _)m