旅行日
2014年3月10日
3年位前でしょうか
それまで 仕事や家事で鉄道を楽しむ余裕など
無かったのですが、テレビで電車が走るのを見て、昔 鉄道に憧れていた事を思い出しました
私が鉄道一人旅をするきっかけになったテレビ番組があります
NHKの深夜番組 ゛ローカル鉄道の旅″ という 登場人物も解説もなく、色々な地方のJR・私鉄映像をBGMに合わせて、10箇所ほど流すだけの深夜番組
その中の中部・関西編のなかで、驚くほどレトロな車両がぐらぐらと体を揺らしながら走って行く映像に釘付けになりました
こんなテロップ↑出ていました
早速調べて 行ってみることにしました
***その日の日程********
東京駅→<東海道新幹線>→名古屋駅
大垣駅→<樽見鉄道>→谷汲口駅→バス→
赤い電車の博物館見学と谷汲山華厳寺詣り
西桑名駅→<三岐鉄道・北勢線>→阿下喜駅→徒歩
阿下喜温泉・あじさいの里
名古屋駅より新幹線で帰宅23:55地元駅着
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きちんとダイヤを調べて、抜かりのない日帰り日程でした(連休できないので)
正直、キツかったです
大垣駅下車
名古屋駅に次いで、大垣駅も大きな駅でした
樽見鉄道は東海道線を降りたホームの奥にありました。
JR側のホームは賑やかなビルなどが見えたのとは対照的に、こちらのホームはローカル色が強い印象です
小雪が降ってます
かわいらしい水色の1両編成
オシャレな若い女性が多く乗っているのは 六つ先のモレラ岐阜駅の大型ショッピングセンターへ行くのでしょう
そこはローカルな景色には不似合いなビルが 畑の中に突然現れます。ローカルな雰囲気が台無しです
(身勝手なよそ者の感想です)
谷汲口駅下車
静かな山の中の小さな無人駅です
奥に放置?してあるボロボロの車両が、小雪と共に寂しさをより醸し出しています
華厳寺行きの接続バスが待っていました
赤い電車の博物館前の停留所は華厳寺の一つ手前でした
本日のメイン!赤い電車の博物館へ到着です
旧名鉄 谷汲線の谷汲駅 廃線跡です
2001年10月1日の廃線の日から、時間が止まったかの様に きれいに保存されています
見てください・・・・・
テレビで見たままの車両達に逢えて感動しています
こんな悪天候なので誰もいません。寂しいけれど、そこがいいです
右側手前が モ514 左側奥が モ755
大正15年~平成13年まで活躍した車両達
特にお気に入りなのは モ514です
運転台 向かって左側には丸い窓が施されていることから”丸窓電車”と呼ばれています
ほぼ昭和に活躍しましたが、私のこの車両に対するイメージは 大正浪漫 です
赤いチューリップ型の白いレースのあしらわれたドレス姿の貴婦人が小さなレース付きのパラソルを小粋に差し佇む…
そんな容姿に見えます
SLの貴婦人と称されるC57は有名ですが、あの、無骨な姿から、婦人をイメージするのはだいぶ厳しい
丸くカーブされた車形は女性的で美しい 一目ぼれ 萌え車両です
寒いな…
歩いて 華厳寺へ
今日は月曜日だから?それとも悪天候だから?誰もいません
旅の安全を祈願して、後にしました
参道の商店街もほとんど閉まっています
やはり寂しい…
山奥だからなのでしょうか?雪が本降りになってきました
地元の人に聞いたら、この冬初めての雪だとか…
実は私は雨女 私が呼んだ雪なのでしょうか
まぁ…雪も風情があっていいカモネ