2月の某日、以前から気になっていたローカル私鉄、静岡県の岳南電車を撮影する旅をしてきました
この地を真冬の2月に旅するメリットは
温暖な地域である事
この時期の空気が 富士山を綺麗に見せてくれる事
観光客が少ない事
でしょうか
人の少ないローカル線を旅する事ほど、贅沢な事はありません
上手くすると 時間帯に依っては 一車両に2~3人の乗客 なんて事もありますから
それに、今回は何と言っても 天候に恵まれまして、暖かな 春を思わせる陽気でした
持参したコートが邪魔なくらいです
噂通り、降り立つ駅ホームから既に絶景が目の前に拡がっています
手持ちのスマホで撮影して 富士山がこの大きさで映るのですから…
大きいなあ
ももたろさん♪
東海道線の顔でしょうか?
この駅ではたくさんの貨物列車に出会う事が出来ました
某、宅急便のマークのコンテナや、自動車メーカーの青いお揃いコンテナばかりを積んだものや、工業用の機材を積む専用貨車など
チキだのホキだの…
詳しくは無いので語れませんが、恐らく 滅多にみられる物では無いものばかりの様な気がします
記録してないのが勿体なかったかな!?
初めて見るものばかりで 大コーフンな私でした
そうそう…
JRのお隣
お目当ての岳南吉原駅へ
距離は9.2㎞ 僅か10駅の小ぢんまり私鉄です
こちらの駅もひっそりと小ぢんまりしてます
岳南…って言うので、どんなにか険しい山の中を 何パーミルも上がって行くような鉄道なのかと思っていたら、富士山の南側に位置する路線なので岳!南!と言う訳なのでしょうかね
駅員さんに聞けば良かったわ…
人気も疎らな昼下がり、電車は1両でトコトコとやって来ました
カワイイです
お顔も馴染み深いもの…
この、何処にでもありそうで無さそうなお顔(どっちなの!?)
北陸の方でも見かけた様な…
かつて 京王線で走っていた車両は 彼方此方で第二の人生を送っているご様子
都心で活躍していた車両は 数が多い為か、地方で活躍している姿をよく目にしますね
再利用はエコで良いですね
電車はリユースが盛んなので ともあれ、自動車など 日本人の新車好きには納得いかないところがあります(愛車が15年目の私としては)
経済学的にはお金が回って良いことではありますが…
ハイブリットカーへ乗り変えて、エコだ!なんて思っていらっしゃる方もいるようですが、それは本当のエコなのだろうか?
あは、、、熱くならずに
それにしても何処か郷愁を誘うこの雰囲気
何年前からこの姿なのだろう
懐古オバチャンにはピッタリ相性マッチング!まいっちんぐマチコ…
超 好みな雰囲気
モノクロもステキ…
さて、車窓の景色は住宅街と工場地帯が半分づつ
富士山もセットで、カーブの度に 右に左に前面に 何処からでもその姿は見られます
見つける度に感動してて
自分がこんなに富士山好きだった事に驚いています
岳南富士岡駅より撮影
味わい深いのは 林立する工場からの モクモク白煙りでしょうか?
無機質な中にも躍動感があり
煙突口から立ち昇っては消えていく
生き物みたいに
オモシロイ
さて、終点の 江尾(えのお)駅へやってきました
駅名板に流れ星が描かれていたので、ソラカラちゃんとコラボです
静かな無人駅です
この地には何があるのか?
住宅と工場と観光バス会社と新幹線の高架と
やっぱり富士山
江尾駅ホーム脇に親切に富士山ビュースポットの立ち位置が貼ってあります
ここに立って撮影して下さいと言うのですね
この立ち位置から見た富士山ですが…
ちょびっと富士山でした
このビュースポットは全ての駅に貼ってあります
全ての駅から富士山が見えるというのがセールスポイントなのです
2~30分に一本の貴重なダイヤ
残念!電柱に掛ってしまいました
旅は続く~