撮影日 2018・1・17
銀座線の撮影の後、秋葉原にある万世橋(まんせいばし)へとやって来ました
地下鉄を乗り継ぎ 地上へ出ると、外は冷たい雨が降っていました
今年のお正月に ヨドバシカメラへ家族で買い物に行ったのですが、
アニメーションの鎧を纏ったビル群の中に 突如現るレトロな建物
意外な物を発見し、秋葉原は不思議な街である事に気が付きました
その時の事が気になっていたので、撮影に来てみました
大きなビルが乱立する街のど真ん中に、古式ゆかしき煉瓦造りの建物が出現します
そして、その脇に西洋式建築を取り入れた
レトロモダニズムな橋は架かっています
なんと!その歴史は江戸時代に遡ります
歴史を書いていると長くなってしまうので、ハショらせていただきます
そのレンガの上を中央線233系が走ります
銀杏(いちょう)の木が寒そうだな…
真冬の銀杏の木が はだか なお陰で、撮影には適した季節の様でした
銀杏は東京都の木なのです
道路のマンホールやガードレールにも 銀杏の葉が描かれています
近頃のお役所の方針なのか?
秋が訪れ、黄色く紅葉し始めた頃に 枝を落とされるのです
道に葉や銀なんが落ちるのを嫌う様です
散らかるので都合が悪いのでしょう
今のご時世、風情を楽しむゆとりなどは無さそうです
万世橋からの眺めです
下を流れるのは神田川
そう、あの有名な神田川です
かなり昔にその名の曲が大ヒットし、東京人以外の方もご存知なのではないでしょうか?
若すぎる貴方は知らないかも知れませんね
ふふふ
彼方側に見えるレンガ色の橋へ行ってみます
彼方側で電車が撮影出来そう
これが、そのレンガ色の橋(昌平橋)から見た景色です
左奥下に先程撮影していた 万世橋が見えます
その右側のレンガ色の建物は上が中央線の線路
一番奥の地下には今は廃駅になった銀座線の旧萬世橋駅が今も残っています
レンガの建物の中は、以前 交通博物館がありました
その博物館は今、大宮の鉄道博物館へ移転しました
現在、あの中は商業ビルでした
反対側を振り向くと、先程のレンガ上の中央線とその上の高架を走る総武線を眺める事が出来ます
一枚パチリ!
タイミング良く 中央線と総武線が交差している図が撮影出来ると良かったのにね
鉄ファンの思惑通りに都合良くは行かない様です
雨が強くなって来ました
ここで撮影中、私につられて外国人観光客の方が何人も立ち止まり、橋からの景色を撮影していかれました
帰り道、駅へ引き返す交差点で
また、不思議な光景に出合いました
北側に総武線の黄色い車両
東側に山手線、京浜東北線のみどりと青の車両
南側に中央線のオレンジ色の車両
西側に北側から続く線路の総武線の黄色い車両
と、四方をJRの線路に囲まれた交差点に立っている事に気が付きました
赤の矢印が万世橋
四方をJRの線路に囲まれている事を地図で確認出来ます
ある意味、パワースポットだと思いました
秋葉原の電気店は以前より少なくなり、アニメーションを全面に出した店が増え、海外客は買い物に走る
オモチャ箱をひっくり返した様なこの雑多な地で、鉄道の聖地?
鉄パワースポットを発見した気がしました
街で撮影していると Japanese Subculture!
海外旅行客が喋っているのを耳にしました
私の事だったみたい