撮影日 2118.7.3
都合により、今月よりお店の定休日を変更させて戴きました
何と!夢の週休二日制に めでたく相成りました
第一火・水曜は連休させて戴きます
私共も働き方改革なのよ
(お客様…ゴメンナサイです)
そんな訳でございまして、早速、長野へ撮影旅に出掛けて参りました
皆様はマッコウクジラと愛称の付いた電車をご存知でしょうか?
私はその電車は存じ上げておりましたが、当のマッコウクジラに会った記憶はございません
且つて、東京メトロが営団地下鉄と呼ばれていた頃、今より24年前位まで、日比谷線で3000系として活躍した車両です
前頭部が丸みを持ったその斬新な見た目が、クジラ、特にマッコウクジラに似ていた事から、そんな愛称が付きました
この車両は東武鉄道にも乗り入れていた為、通勤、通学にはたいへんお世話になっておりました
そんな懐かしの旧友に会いに行くべく、長野新幹線で出発です
中でも、憧れていた撮影地、柳原ー村山 間に鉄道と歩道と車道の併用橋があるのです
下には千曲川が流れております
橋を渡る手前が撮影地です
ダイヤは3~40分間隔であり、割と撮影はし易いです
クジラさんの撮影に来たのですが、元東京急行の8500系電車が多めにやって来ます
何と、撮影する私に、運転手さんは御挨拶の警笛を鳴らしてくれます
とても嬉しく思いました
この後、クジラ電車はやって来たのですが、残念ながら、公開出来ない仕上がりになりましたので、此処での撮影写真のupはこの一枚に限らせて頂きます
此処は 四方を山に囲まれた、景色も良く、吹く風も山下ろしの爽やかなもので、暑さの中にあっても気持ち良く撮影出来ました
さて、もう少し下ります
長電の車庫がある、須坂駅へやって来ました
ホーム脇には ひっそりと、今や物置小屋と化している 長電塗装のされていない、日比谷線当時 素のままの姿の3000系が展示?放置!?されておりました
まあるいオデコが魅力的ですよね
下り 武州中野行き3500系がホームに入線して来ました
後ろ姿を撮影
ピカピカに手入れされたボディーと足周り
長電塗装の赤い帯を纏った姿は 未だに古びる事もなく、個性的な輝きを保ち、眩しく見えました
長野駅へと戻って来ました
長電の長野駅は地下駅で、4つ先の善光寺下駅以降より地上へ顔を出すのです
ホームに 元小田急のロマンスカー10000形「HiSE」車が入線して来ました
元日比谷線の3000系と元小田急ロマンスカーとの不思議なコラボレーションが見られるのも、此処ならではの魅力です
私は小田急線とは御縁が無く、このタイプのロマンスカーにも初めての対面となりました
前面展望席はとても魅力的で、迷った挙げ句、乗車は諦めましたが、いつかまた、乗りに来ようと決めました
こちらでは"ゆけむり号"1000系と名付けられ、特急として活躍しておりました
此処、長野電鉄の車両は旧型車を譲り受けたものばかりが走り、駅も昔のまま
大きな手入れもされずに寂れ感が郷愁を漂わす
関東の人間から見れば、ユニークで 何処か懐かしさの味わえる鉄道会社でした
こんなタイムスリップ感も、此処ならではの貴重な財産であり、価値のある観光資源だと感じるこの頃です
第二の人生を送る車両たちが、大切に長く走り続けて行く事を 願います