撮影日 2019.3.20
前記事の続きのお話です!
西武池袋線から西武秩父線直通で走るlaviewは今のところ一日3往復
(池袋ー飯能はもっとありますが)
まだ、一編成しか運用のない001系ですが、
今後、2019年度末迄にNRAと全ての置き換えで 8編成の運行が決まっております
そうなりますと、NRAもほぼ今年迄で見納めと言う事になります
こちらの方も今のうちに記録しておきたいところです
laviewの一往復目の往路は乗車、復路は横瀬駅付近の橋梁で撮影が叶いました
2往復目の往路は高麗カーブでの撮影と決めておりました
現着すると若い撮影者が一名、理想的なポジションで構えておられました
その方の後方で待機させて貰う事にしました
しかし、ここで思わぬ事態が!
横瀬で撮影していた時は無事だったピント調整が、どうも上手くいきません
試し撮りを何度してもピントが合わない事に気がつきました
はてな??(冷汗)
私の視力が極端な早さで低下したのかと
一瞬ゾッとしましたが、そんな訳はある筈がなく…
思いきって場所を変えて、一人で冷静になろうと移動してみたりします
何度撮ってもピンボケのまま、laviewはやって来てしまいました
…(汗)
御期待を戴いた皆様には申し訳ありませんが、高麗カーブでの撮影は失敗に終わりました
日の当たる奥の箇所で望遠撮影が本命でしたが、余りにもボケが激しく掲載が憚られますので、目の前にやって来たところを 設定を急いで変えて、苦し紛れに撮影したものを載せました
半分白いですし、こちらもボケてますけどね
写真を記事に上げるのをためらいましたが、撮影日記ですので、 書き記して反省する事と致します
この後 萎えてしまい、もう帰ろうかと
悩みましたが、2復路目の復路に予定していた撮影地の吾野駅付近へ行ってみる事にしました
実は、西武池袋線は池袋~吾野間でして、吾野駅~西武秩父駅迄が西武秩父線となります
ここ吾野駅付近にも有名なカーブ撮影地があるのですが、ソコはスルーし、エアロケハンで見つけた赤い鉄橋へ向かいます
現着してみると 思いの外 開けている良いロケーションで、胸が躍りました
傾きかけた太陽光が左側後方より当たり、顔面はシャドーになりました
午前中ならば、良い撮影が出来そうです
ただ、laviewは8両ですので、7両のNRAがこの画額ですから、この位置からではlaviewの全ての編成は収まりそうにありません
吾野の撮影ではピンボケは治っておりました
原因が解らずでして、未未、精進せねばいけませんね
橋全体をを見渡せる場所に移動しての撮影
側面撮影は順光で決まりました
この位置からの景色は最高でして、
築堤を走り、赤い鉄橋を渡る電車
橋の下奥には梅の花が満開を迎えています
橋の下は高麗川が 慎ましやかに流れる音が聞こえてきます
ここは希に見る好ロケーションで、凹んだ気持ちも忘れ、癒されて来ました
ずっと眺めていたくなる場所でした
laviewの編成全てが入らなそうなので、橋の下から見上げて、傾きかけた日射しを意識して、WBを変えて撮影してみました
夕焼けの時間にはまだ早いのですが、夕焼けチックでしょ?
其にしても、高麗での撮影はどうしたのやら??
原因が解らない私の未熟さに反省仕切りです
又の機会に再チャレンジしたいと思います
~撮り道メモ~
西武秩父線の特徴は、山間部を走る路線な為、野山の絶景と、トンネルを潜る回数の多さでしょうか
十数ヵ所あるトンネルの中でも最も長いのは正丸トンネルでして、4,811mにもなります
正丸峠と言う道路は 関東の方なら一度は聞いたことがある程、有名な峠道です
西武秩父線のトンネルの中に信号場があるのを御存知でしょうか?
上り線に乗車の際は、この信号場で列車交換の為、暫く停車になります
この日、交換待ちをしていた車窓に駅名看板を偶然発見する事が出来ました
スマホ撮りで、明るい車内の窓越しからの撮影なので、見辛いと思いますが、NRAのイラストも確認出来ます
"正丸トンネル信号所場"とあります
トンネルの中に駅名看板を偶然発見出来たら、鉄道ファンとしては嬉しいですよね?
そう言えば、laviewで乗り合わせた高校生が信号場の話を熱心にしていた事を思い出しました
laview最後尾のモニター越しに、後方展望の眺めより2本のレール(複線)が確認出来ました
「信号場が見える 」 と、話していたのはここの事だったのですね
車で走る峠道も平行して通っている様でして、昔はこの峠の旧道路は心霊スポットの様な 誠か否か?良からぬ都市伝説的な噂もチラホラありましたが、今では便利なバイパストンネル道が出来たので、峠道をくねくね走らなくても済むようになったのだそうです
ただ、いまだにその峠道は有るようで、ひと気の無い暗い旧道を走るのは勇気が要りそうですね
でも、西武秩父線の正丸トンネルの方は、ファンから見れば 見処スポットの様な聖地的な場所なのかも知れません
トンネル鉄?信号場鉄?
そんな方もいらっしゃるのかも知れませんね
鉄道は奥が深いわ
この路線の魅力をまたまた発見してしまいました