女将さーん鉄道撮影の時間デスよ! 

焼きとり屋 えみソラ女将の鉄道撮影日記ブログ

石炭返空の5764レを川崎新町駅で撮影しました

 

撮影日2020.2.12  

 

 

ようこそ、いらっしゃいませ。

 

久しぶりに川崎新町駅ホームへやって来ました。


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今回は熊谷ターミナルを早朝出場した石炭返空ホキ貨物列車5764レの撮影日記です。

 

埼玉県内の御近所で撮影も可能ではありますが、勿論そんな早起きは出来る訳もなく、撮影し易い時間帯通過の川崎方面での撮影です。

 

前記事でもお知らせしましたが、今月でこの列車は廃止になりますので、駆け込みで撮影に行ってきました。

 

 

1時間前の到着にも拘らず、既に先客の撮影者が何名かいらしておりました。

私が乗車して来た列車にも下車するや否や、

ホーム先端の狭いスペースに並ぶ様に各自陣取る始末。ここはせいぜい横に並んでも3名程。皆、縦に並び譲り合う様に並ばれております。

この人だかり。流石、石炭列車の注目度が伺えました。

私も滑り込みセーフで何とか陣取れまして、取り敢えず安堵します。

 

練習に何本か撮影しておきます。

試運転車の233系4両が貨物線で停車しました。

シャッタースピードが速すぎて試運転表示撮影は失敗しております。

▼10:17 試運転車 小田栄ー川崎新町
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仕方がないので停車中の幕を撮影します。

5764レ迄はまだ時間がありますので、時間調整の為の停車の様子。

 

そしていよいよ石炭返空便がやって来ました。

この日はDE11 2002の牽引です。

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▲10:58  5764レ  小田栄ー川崎新町
▼後ろ姿のホキも撮影
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確かに秩鉄で見たのと同じホキだわ(当たり前でしょ!)

 

現役で活躍するDE10、11も残り少なく貴重な物となりました。

消え行く石炭貨物、残り少ない旧型機関車。

たいへん貴重な記録になりました。

あと何年か後にはDF200とかに代わってしまうのやら。

今後の扇町からの石炭輸送はトラック便に変わるのですね。

何台のトラックを使用して運ばれるのか?

を考えると排ガス問題の観点からはエコロジーに反していると感じますが、石炭燃料使用のCO2排出自体が桁違いに温暖化防止には悪影響なのでしょう。もしくは石炭の輸送量も減少傾向でトラックで充分賄えるのかも知れません。石炭に替わるエコ燃料使用にシフトして行かなくてはならない時期なのでしょう。しかし、燃料の転換には経費が掛かり、三ヶ尻セメント工場も石炭使用は仕方のないところなのでしょう。

 

尤も、私が好む撮影(SL運行等)にはエコロジー化は反している流れになりますね。

撮影鉄のジレンマですねー。

 

あと僅かの出場になりました石炭輸送貨物。

もう一度何処かで撮影したいところです。

 

このブログへの御訪問、ありがとうございます。またのお越しをお待ちしております。

 

 

 

   〜鉄子の独り言〜

 

皆様、先日 地上波放送の "翔んで埼玉" 御覧になりました?映画館で御覧になられた方もいらっしゃる事でしょう。

 

我が家では家族で楽しませて頂きましたが、終始、爆笑しながら拝見致しました。

 

関東圏に在住される方、皆さま其々に在住地の格付けなる物が存在していると思われますが。

埼玉県の春日部在住の私としては

一位はやはり東京。二位は神奈川。三位が千葉。そして、四位辺りに埼玉県と考えておりますが。(以下は省略)

 

この映画では東京至上主義者が中心の世の中が描かれ、埼玉県の地名を口にするだけでも汚らわしいと言う設定。埼玉県民は東京へは通行手形が無いと入れない状態と言う卑下振り。埼玉県民は貧乏を余儀なくされ、誇りも失いかけている状態。

そんな世の中を隠れ埼玉県民であるアメリカ帰りの資産家の御坊ちゃま レイ(Gackt扮する)が埼玉県の誇りと権威を取り戻そうとする奮闘気が描かれております。

何でも、30年前のギャグ漫画が原作だそうです。確かにそのくらい昔に「ダサい玉」「くさい玉」と揶揄する言葉が流行ったのを思い出しました。

我が街である春日部もボロい掘っ立て小屋で登場。最後のシーンでは「春日部に住もう!」等と皮肉なセリフも飛び出す始末。

埼玉県民には悔しく胸が締めつけられる様な気持ちに駆られるシーンが、逆に笑いを生む状態になるから不思議でした。

 

しかし、ラストシーンではライバルの千葉県と手を組み、埼玉県の権威を取り戻し、ハッピーエンドとなるのですが、この映画の注目点は埼玉県内の事情や名物、偉業が随所に描かれているところです。

浦和市と大宮市の格付け争い、隠れた名所の行田の田圃アートや県内を飛ぶ飛行船、春日部の外殻放水路(地下神殿の様な)セットの登場。

「埼玉には東武動物公園がある!」と、叫んでいたのも私的には嬉しく思いました。

 

名所が何も無い埼玉県と言われておりますが、

実は日本には誇れる埼玉県発進が沢山あるのをご存知でしょうか?

全国展開のコンビニファミリーマートファストファッション販売しまむら、大型ショッピングモール等全て埼玉発。

赤城乳業ガリガリ君の全国大ヒット。京都の舞妓さんが笑顔でガリガリ君を食べる静止画は埼玉県民として誇らしい思いがしました。

 

 

鉄目線で言えば、東京から春日部へ逃れるシーンでは、常磐線で金町へ。金町からは京成線を使い大回りで埼玉県へ渡ろうとします。これは、ライバルである千葉県を通らずに済む事と、東武線を使っては荒川の関所で捕まるのを逃れる為。

常磐線乗車途中、ヌーの群れの川移動で列車が停車する設定も大爆笑でした。

そうそう、東武東上線の走る映像も使用されておりました。

 

ともあれ、一番印象的なのは主演のGacktさんが何を演じてもGacktの型から逸脱しない姿勢だったこと。Gacktはガクト。Gacktたる所以なのだと。

いつも遠い目をしたGacktさん。

美しかったです。

 

この映画の影響で、多少なりとも埼玉県の格上げは見込まれたのでは無いかと思います。

タイトルの "翔んで"  の意味は世界へ翔け、埼玉県!!

だったと言えるでしょう。

 

是非、皆さんも御覧になり、埼玉県を笑い、又、見直して頂きたいです。

 

(この鉄子の独り言はわたくし個人の主観を素直に綴った物です。賛否両論御座いますでしょうが、さらっと読んで頂けたら幸いです。)

 

長々とした独り言でした。

ではこれで。