撮影日 2018.4.4
桜の季節も終わりを告げようとしています
連日の暖かな晴天続きの影響か、今年は短めだった様に感じます
と、言うのも、我が店は焼鳥と御弁当を扱うお店な為、ここ2週間程、お花見需要の影響で激務の日々を送っておりました
そんな中、名古屋より、遙々 ブログ仲間が店を訪ねて来てくれました
イライラしがちでしたが、ほんのひと時のオアシスの様に感じ、久し振りの再会、嬉しかったです
会いに来てくれて、ありがとうございました!
さて、今回は 残り少ない桜を頼りに、旧事業用貨物貨車などを撮影しに行きました
我が街春日部には20年以上 鉄道車両を展示している内牧公園があります
この公園の管理棟として使用されていて、実は展示と言うより、旧車両のリユース例
と言った方が良いでしょう
アクセスは、
春日部駅西口よりバス(春日部エミーナス行き)で10分
共栄大学前バス停下車徒歩10分
バスの便が少なめなので、行かれる方は御注意を!
私ですか?
もちろん、車を使います
我が街春日部の様な郊外地は、車が無いと不便で楽しめません
桜はほぼ散ってしまい、残り少ない花でお花見です
その桜の木に囲まれる様に鎮座しているのが 東武鉄道 ヨ101形貨車(車掌車)と ワラ1形有蓋貨車です
公園の入り口を入ると、すぐ左手に置かれておりました
こちらの "ヨ"は現在は物置として使用されていて、はっきり言うとあまり実用的な機能はしていない様子
随分と錆びれてしまった印象でした
こちらにいらした管理人さんに話を伺いましたが、詳細は資料が無く分からないとの事なので、Wikipediaで調べてみました
1960ー1997の間活躍、42両が製造され、その内3両が保存され、ここにあるのは"ヨ125"でした
現役時、薄緑色だった貨車は茶色に塗られ、現在は別の塗装なので、こちらに来た後、このピンク色に乗り替えられたものと思われます
楕円のプレートには 「杉戸工場 昭和41年」とありました
そして、錆び付いた連結機で繋がっているお隣さんは、ワラ1形です
国鉄との直通用で各方面で運用され、
国鉄製造の物と同型ですが、東武のワラは車両番号直下に二本の白線を表示することで、国鉄との違いを表していた模様
1964ー1966の短い間に120両が製造されましたが、ここのワラは譲渡後に塗装がされてしまい、製造番号は不明になってしまいましたね
サッシ窓、エアコンが取り付けられ、中には事務用の机と椅子、長テーブルと椅子も置かれ、管理人のおじちゃんおばちゃん達が何やら楽しそうに雑談なさっていたご様子
テレビの音量なのか?
大きな声が、外で撮影する私の耳にまる聞こえでした
この公園はとても広く、大きなローラー型滑り台のある遊具の整った広場や大人数で楽しめるバーベキュー場、アスレチック施設もあり、入場無料です
近所の小学生は必ず と言っても過言ではない程、遠足のスポットになっています
私も子育て真っ盛り中は良く子供を遊ばせに来たものです
桜の木の多さも有名で、お花見客で混雑した事でしょう
ふと、桜の木と貨車を思い出し、来てみました
春休みで子供たちで賑わっていました
その賑わいとは裏腹に、錆び付いた貨車達が愛おしくもあり、健気にも見えてきて
いつかまた、再塗装され、大切に使用し続けられる事を願いつつ、撮影しました
この近所に、もう1両気になる東武車両が展示されている場所があるので、そちらにも撮影に行ってきます
その様子は、また次回に