撮影日2019.10.1
ようこそ、いらっしゃいませ!!
↑↑突然、威勢良くどうしたのか?って?
お店の女将らしい挨拶文にしては如何かと思い立ちまして。
書き出しも〆文も決めて置くとオリジナリティーが出て良いのではないかと考えておりました。
何より…楽ではないかと(笑)
偶にはリニューアルしてみます。
西武秩父線の撮影記を書くに先立ち、埼玉西武ライオンズのリーグ優勝を祝福致します。
飯能駅ホーム撮りの4000系
何しろ、埼玉と球団名に入っておりますので、これは応援したいところです。しかも、今年で2年連続のリーグ優勝だそうで。
皆さんご存知でしたか?
日本シリーズ!?
今年は日本一になる!!
と電車内広告で目撃しておりますので、応援しましょう。
先日、西武鉄道のホームページのお知らせで
西武秩父線の特急車両に001系laviewでの運行を増便する旨の発表がありました。
西武鉄道laview運行の新時刻表です↓↓
https://www.seiburailway.jp/news/information/20190902Laview_increase.pdf
(10月19日より開始)
何と!飯能ー西武秩父でlaview運行が倍になる模様。
先日、既に4編成目が完成、到着しており、置き換えが着々と進んでいる事が伺えます。
と、言うことは、10000系レッドアローでの運行も見納めの時期が迫っている事になります。
そして、001系の撮影のチャンスも増え、撮影時刻も選べる様になります。
今回は久しぶりに西武秩父線の撮影に行って来ました。
前回の撮影では、高麗カーブでピンボケショットをやらかしまして、悔いが残っておりましたので、今回は高麗駅から撮影スタートを試みました。
御天気に恵まれた本日、高麗駅は観光客で賑わいを見せておりました。
埼玉県の中でも彼岸花(花曼珠沙華)の名所、巾着田の最寄駅でして、カメラを持った中高年層の方々がどんどん押し寄せております。
巾着田の曼珠沙華の紅の花畑が野原一面に広がる景色は壮観で、息を飲むほど美しく神秘的な光景だそうな。
駅前には観光案内所まで仮設置されてありました。
そして極み付けは高麗駅に着くや否や、至る所に曼珠沙華が咲き誇っておりました。駅前や民家の庭先にまで。
植えたのかな!?
観光化もここまで徹底して彼岸花推しされると、その気の無い此方も雰囲気に飲まれると言うもの。
どれ、駅前で一枚押さえておこうか。
の撮影です。↓↓
高麗駅前の築堤より
この花は秋の彼岸が近づいて来ると 突如、地下から湧き出て来たかの様に一瞬にして群生が現れるから不思議です。
しかしながら、今年は今がピークの様で、少々、遅れ気味だそうです。
10月に入っても暑い日が続き、これでは人間だけでは無く草花も調子が狂うと言うものです。
さて、華の名所はさて置き、鉄の名所の高麗カーブへ到着です。徒歩20分弱でした。
長編成は高麗カーブのチャームポイントの電柱は避けられませんが、練習撮影開始です。
9:45 西武秩父行き 4000系 高麗ー武蔵横手
▲行楽シーズン到来で秩父へ向かう普通電車も増結でしょうか?8両編成での登場。
9:57 西武池袋行き 10000系 武蔵横手ー高麗
▲後ろ姿の撮影。日当たりラインが刻一刻と変化し、日陰ポイントに掛からぬ配慮が必要でした。顔面が日陰になりました。
▲この時期の順光時間は午後からの様です。
サイドは影になりましたが、無事に撮影出来ました。
撮影地を移動しまして、吾野駅へやって来ました。毎度、同じ撮影地になってしまいますが、前回バリ鉄撮影をした築堤へ。
11:27 西武秩父行き NRAclassic 東吾野ー吾野
▲後ろ姿の撮影。順光過ぎて眩しいです。
レッドアローclassicを撮影後、彼岸花との絡み撮影がしたくなり、勿体ないと思いつつ、001系でその撮影を敢行しました。
踏切脇に誂えたかの様に彼岸花が咲いておりますが、アングルを決め兼ねております。
やはり止めて先ほどの位置へ戻ろうと思ったところへ後客の撮影者が私の先程の位置で撮影を始めました。私は遠慮する事にしました。
とても狭い民家裏、2人で撮影するにはだいぶ気を遣いますので。
そうこうしているうちに、001系はやって来ました。▼低位置から横を向き撮影。
スナップショットの様な撮影になりましたが、かなり苦労して低い位置から撮影しております。偶にはこんなショットも面白いかな(苦笑)
今後は増便するに当り、お遊びショットも自由に出来そうです。
この後、秩父鉄道へ撮影に向かいます。
その撮影記は次回の更新で。
毎度の御訪問、ありがとうございました。
↑↑ 〆文(笑)
〜 撮り道メモ〜
吾野で撮影するのは 実はもう一つお楽しみがありまして。
撮影後 私が必ず立ち寄る 美味しい瓦煎餅(東郷煎餅)の名店、若松屋さんをご紹介します。


何と!聞いて驚き、もう150年近く此方で営業なさっているそうです。
瓦煎餅と言えば 硬くて食べ難いイメージがありますが、若松屋さんのはそれとは違い、とてもデリケートな程よい硬さで、小さなお子さんから御年寄まで幅広く食べ易いのが特徴。甘さも控えめで食べだしたら止まらない味です。
この東郷煎餅の歴史が若松屋さんの歴史
と言う位 由緒ある煎餅でして、歴史で有名な東郷平八郎元師の命を受け、造られたのだそうです。
この日は若女将さんが店頭に出ておられ、10月1日の本日から新価格になり、不慣れな御様子でした。
以前から気になっていた、店の奥にある時代劇に出て来る様な骨董品と思しき箪笥を撮影させて欲しいと頼んでみたところ、気持ちよく快諾して下さいました。
和菓子屋ながらも その脇に砂糖や味醂等、日用品が置いてあるのも商店の少ない田舎らしいですね。宛ら、萬屋と言ったところでしょうか。
この箪笥、骨董品屋が目を付け、売って欲しいと頼まれた事もあるそうです。素人の私が見て素晴らしいと思うのですから、かなりのお値打ち物なのでしょう。
若女将さん、小さなお子さんを見ながらのお店の切り盛り、さぞや御苦労がある事でしょう。
女将さんの明るい笑顔に此方が元気を貰い、若かりし頃の自分と重ね、心の中でエールを贈るのでした。
「また、来ます」と、言い残して。
多分、本当に行きますよ。
若松屋さんは有名撮影地と吾野駅の間にある小さなお店です。ネットにも上がっております。皆さんも吾野へお越しの際は歴史ある美味しい瓦煎餅を食べてみて下さい。
ネットに情報掲載も御快諾下さり、若女将さんに感謝申し上げます。