撮影日2019.10.23
当店へようこそ!いらっしゃいませ。
(商売ブログではありません)
今回の撮影は
新小岩ー大宮 工9563レ
大宮ー高崎 工9773レ
どちらも追いかけ撮影して来ました。
とは言え、今回は釜の交換は無く、同じ機関車ですけどね。
もちろんお得意の電車移動での撮影です。
先ず、やって来たのは東浦和駅です。
上りホーム後方に張り付き撮影します。
私が一番乗りの様子。気兼ね無く好きな位置に立つ事が出来ました。
タッチの差で撮影者はどんどん集まり始めます。
12:31 キヤE193 東浦和ー東川口 後ろ姿
これは久しぶり!イーストアイ-D検測者がやって来ました。練習撮影しておきます。
電線の影が気になりますね。
どうやら本日はネタ祭りの様で、後方ではアッチもコッチも撮影出来ると話が盛り上がっておりました。
山手線の新車がやって来る?
黒磯訓練?
皆さん、此処での撮影後、各方面へ出向かれる様です。私は…と、言えばロンチキ一本に絞っております。ダイヤもわかりませんし。
上りホームは20名以上はいらしていた様です。
此処は停車時間がある事と、2面3線ある駅なので、真ん中を走る事が予想されたので来てみました。ロングレールもじっくり見られそうですし。
さて、工臨がやって来ます。
13:09 東川口ー東浦和 EF81 133号機
田端所属のEF81 133の牽引でやって来ました。
綺麗な朱色に流れ星の塗装。素敵ですね。
日差しは順光ですが、電線の影がお顔に斜め線を描いてくれました。どのショットにも2本線。線引きを使った様に真っ直ぐと(汗)
此処からの撮影で、この時間の影線は避けられない様です。仕方がありません。
立派な一本レールですね。初めて目の当たりにし、じっくり眺めております。
あわよくば、ホーム停車中の姿も撮影出来るかも!?と、楽しみにしていましたが、ホームの先へ停車する様です。残念でした。
サクッとスマホ撮りしておきます。
電車を乗り継ぎ行田駅へ移動して来ました。
此処にはフキーギョウと呼ばれる有名撮影地があります。
駅から徒歩13分位。3つ目の踏切へやって来ました。
現着してみると柵のない線路脇に田圃が広がり、見通しが良い拓けた地。
田圃は先日の台風と昨日の雨の影響と思われる水を張った様な状態や泥濘んでいる物も。
直ぐ隣は荒川の土手があり、周辺の皆さんは怖い思いをされた事と思われます。土手と線路の間には民家も数軒。この立地では避難は必至でしょう。見た限りでは大きな被害は無かった様に見受けられましたが。
いよいよ憧れの撮影地で撮ってみます。
カーブを曲がり、やって来ました。
15:35 吹上ー行田 EF81 133号機
電柱やらいろいろなポールが林立する中、闘ってみましたが、難しいショットになりました。
まだまだ勉強不足ですね。
今回も情報を下さった友人にこの場を借りて感謝申し上げます。又、撮影された皆様、御親切にありがとうございました。お疲れ様でした。
毎度の御来店、ありがとうございました!
〜 撮り道メモ〜
吹ー行(フキーギョウ)の女神
吹上ー行田での撮影で同世代と思しき女性に出会いました。
私が電車で移動中、撮影地の目星を付けるために車窓を覗いていると、畑の側道で一人ポツンと佇む女性がおりました。
立派な三脚を立て、一目で撮り鉄子とわかる佇まい。遠目にも中年位かな?と検討の付く風貌。他には誰も居ない。
私はワクワクし、撮影地へ早歩きで向かいました。
ひと通り撮影を終え、女神にお話を伺わせて頂きました。
何と、年齢も私と一つ違い。
彼女は今朝の10時から此処で撮影していると仰っておりました。
女神の立ち位置…
彼女はいつも決まった位置で撮影なさっている様子。ネタ時間が迫ると彼女の周りは撮影者が集まり出しました。私も行ってみましたが、成る程、全編成が収まるかも知れない位置だと感じました。
私の立ち位置は彼女より踏切寄りで、15m位離れております。外側カーブを曲がる構図。廃障物も多く釜に掛かるのは避けられません。しかし、余りにも素晴らしいカーブでして、此処で撮ってみたいと思わせます。
結果は御覧の通りでしたね。
彼女はどんな撮影をしたのだろう。
彼女はもう10年以上此処に立ち、撮影をなさっているのでした。この素晴らしいカーブに魅せられたのですね。
やはり "ローマは一日にして成らず"
彼女の此処での撮影の積み重ねにより、あの立ち位置で素晴らしいショットを撮影なさったに違いありません。
鉄道撮影歴はもう30年以上。筋金入りの撮影鉄さんでした。
思わず、「お見それしました!」
と、言葉が出ました。
ニコニコと笑う顔は和風美女と言ったところでしょうか。
撮影者は皆去り、私が帰らないのか?と、訪ねると
「安中貨物まで撮って帰る」
と、まだまだファイティング意欲満々でした。
同じ世代の女性鉄さんに出会えて嬉しかった出来事でした。
また、何処かでお会いできると嬉しく思います。