撮影日2019.11.27
毎度、ようこそ!
いらっしゃいませ〜!
この日の撮影は残念ながら雨であります。
撮影に向かったのは東急池上線です。
東急池上線では現在「行け(池)ば上がる(上)キャンペーン」として、今月25 日より旧3000系をイメージした復刻塗装車を1000系で再現し、走らせようと言う企画を行っております。
フフッ。駄洒落好きの企画部なのかしら?
東京は大田区にありまして、五反田ー蒲田を結ぶ15駅からなる路線です。
其々、JRと接続しており、大学や商業地、住宅街の合間をカーブしながら走り抜けて行きます。
東京と言えど、此処は川崎市と隣接している東京の外れ側。
私の育った南千住も実は東京の外れなのですが、街の風情は大違い。
南千住は川っぺりの雑多な下町で埼玉寄り。
一方、此方は山の手の品の良い家々とその駐車場には外車やレトロ車が並ぶ高級住宅街で神奈川寄り。
高低差のある坂道に立つ家々の住人は足腰丈夫になりそう(笑)
どうすればこんな街に住めるのかしら?
こんな時「そういう星の下に生まれた」
等と申しますよね。
どんな星の下に生まれても、幸せならばそれで良いじゃない。
足りるを知る!よ。
と変な慰めを自分にしつつ、撮影地の新規開拓に意欲を燃やすのでした。
先ず初めの撮影地は大崎広小路駅より徒歩10分位の谷山橋へやって来ました。
実は行き掛けに道を間違えまして、復刻車の通過ギリギリに現着。
いきなり本日のハイライトはやって来ました。
到着するや否や、復刻車が見えました。
▲9:33 大崎広小路ー戸越銀座 1000系 後ろ姿
予定通り五反田駅を出発した復刻車は無事に橋下を通過して行きます。先頭撮影はポジショニングが悪く、後ろ姿の撮影となりました。
何ヨォ… スマホ撮りも中々イケてるじゃない。
少々、一眼カメラの立場が無い撮影映えに
ちょっぴり安堵するやら、悔しいやら。
▼7000系 主力の最新型車
サイドからの撮影は脇の電線に注意が必要ですね。角度を工夫すると良いのですが、傘が手放せず、雨を凌ぐ場所も無く、再びのスマホ撮影です(汗)
▲此処では大きなカーブの俯瞰撮影が出来ます。
橋の両脇の塀もカメラレンズが悠々入る幅なので、僅かな金網箇所を避ければ何処からも撮影は可能。
線路両脇の芝とコンクリートの調和が美しい土手が素敵です。土手の間を走り抜ける緑の電車が弓なりになる姿が最高に格好良いですね。
3両編成では勿体ない気がします。
次にやって来たのは戸越銀座駅です。
▲駅前の踏切より撮影 ▲駅ホームの様子
真新しく、木目を基調とした和モダンのホームと改札口。やはり此処は観光商店街。雰囲気作りもぬかりありませんね。
▲撮影し易い、線路沿いの狭い歩道へやって来ました。見通しの良いカーブが広がっております。
▼撮影地迄の道筋です。
雨が強くなって来ましたが撮影してみます。
▲10:50 大崎広小路ー戸越銀座
蒲田方面行き列車はストレート構図で撮影出来ます。
▲11:02 塗装が赤帯の普段の1000系
戸越銀座ー大崎広小路
五反田方面へはカーブ構図になり、3両編成も長く見えます。
この編成後部の辺りに踏切があり、方向表示も此処から見えるので、撮影し易いです。
難点は目の前の太めの電線ですね。撮影には少し工夫が必要かな。
其れにしても静かな住宅街。
道も狭く、団体で押し寄せるのは余りお勧め出来ません。
呉々もお静かに撮影しましょう。
御天気予報では雨の降り出しは夕方からの筈。しかも、復刻塗装車はこの線を走る予定だと前日にリサーチ済みだったのに、昼は多摩川線を走る予定になっていたなんて(T . T)
その事は現地より東急お客様センターに問い合わせて判明。
話が違うじゃない(泣)
私が初めにスマホ撮りした復刻塗装車は
あの後蒲田へ向かい、多摩川線に乗り入れたのでしょう。
この復刻車は池上線と多摩川線の両方で走らせる計画の様です。
まあ、その日の都合により出場しない旨、記してありますが。
しかしながら、東急池上線のキャンペーンサイトには復刻車のダイヤ公表はありませんので、お出掛けしようと思う方は東急お客様センターに事前のお問い合わせが賢明です。
(この企画は12月8日迄の予定)
因みに、復刻モデルになった3000系はどんな車両なのかというとー
▲東急のキャンペーンサイトより
復刻塗装よりも、この車両の復活をお願いしたいものですがそれは難しいのでしょうね。
現役で走る姿を見たかったです
ってか、そんな贅沢は言わないとしても、復刻塗装車はキチンと撮影したかったなー。
やはり東京急行と言えば「青ガエル」の愛称を持つ初代5000系。渋谷駅前の5001の展示は有名なところです。
今だにその伝統を受け継ぎ、緑電車は今日も東京の山の手を走っているのです。
諦めて、戸越銀座でランチ&お買い物して帰るわ。
御訪問頂きまして、ありがとうございました
m(_ _)m
〜撮り道メモ〜
ー戸越銀座食べ歩記ー
さて、こうなったらショッピングを楽しんでから帰る事にします。
銀座と賑わう場所は数あれど
戸越銀座の商店街の賑わいは関東では有名なところでありまして、グルメ街道的な食べ歩きを楽しむ通りでもあります。
▲戸越銀座駅の改札口前の様子
雨にも関わらず、食べ歩くカップルや買い物客で賑わっておりました。
店先には通り客の目を引く美味しそうな陳列やポスターばかりで目移りしちゃう。
今朝は朝ごはんを食べ損ねておりましたので、お腹が空いてたまりません。
フフッ。別に食い倒れしようと思って朝ごはんを抜いて来た訳ではありませんよ。
何処へ入ろうか…
落ち着ける場所を探しているうちにだいぶ外れまで歩いて来ました。
すると、商店街に突如現る赤い鳥居。
商店ビルの僅かな隙間にある宝徳稲荷大社へ辿り着きました。
此方は商売繁盛を祈願出来る とあります。
此処は欠かさず御参りして行く事にします。
「商売繁盛と、美味しい物が食べられます様に…」
そして、早めのランチ。
お稲荷様の斜向かいに「ヨリミチカフェ」さんを見つけました。落ち着けそうで、雰囲気も良く、確かに寄り道したくなる店構えです。
▼ヨリミチカフェさんの店構えと注文したドライカレーです。
綺麗で若いママさんが一人で切り盛りする
落ち着いて上品な店内。
ランチも上品でペロリと完食。
戸越の皆さんったら、さぞや上品なのね。
小食なのかしら!? もう一杯行けそう(笑)
注文してから豆を引き、入れてくれるコーヒーが美味しくて、普段はお砂糖とミルクを入れて飲む私もストレートで楽しめました。
苦味の少ない香り高い味わいでした。
スイーツが欲しくなりましたが、それは他の店で仕入れる事にします。
そして、まだまだお腹にゆとりのある私は
パン屋へ吸い込まれて行くのでした。
手造りパン屋は沢山ありますが、中でも気になったのはグルテンフリーの材料を使った「米魂」(ベーコン)さん▼
この店の名物は小麦アレルギーの方も安心して食べられる食材を使ったパンやクッキーですが、一際目を引くのは "北極メロンパン" と称したスイーツです。
メロンパンにフルーツ入り生クリームがサンドしてあり、中央にはドライチェリーのトッピングです。生シュークリームみたい。
スイーツ好きのハートを鷲づかみな見た目となってます。
道端でかぶり付くには難易度が高そうなので、これはお土産にする事に。
遠くの持ち帰りや日持ちさせたい方用に
冷凍の物も常備してあります。
私は冷凍を持ち帰り、翌日、仕事の休憩時間に食べました。
甘過ぎないクリームとメロンパンの相性はバッチリ!結構なボリュームなので、食後の別腹はパンパンに(苦笑)
食べ歩きに相応しく、この時期にぴったりな物といえば、やはり "たい焼き" が王道ではないでしょうか。
▲駅前の一等地にある鳴門鯛焼本舗さん。
小豆を一匹購入。頭から尻尾の先まであんこが詰まってる!小豆の量も丁度良く生地も薄めで食べやすい鯛焼です。
こんな良い場所、お家賃どの位?どうすれば入れたのかしら?一日何個売れるのやら?
そんな疑問ばかり頭を巡るのです。商売人の哀しい性でしょうね。ぷふ。
1.3km程ある商店街は食べ物屋さんが多く、チェーン店もありますが、注目すべきは工夫を凝らした個人商店です。海外料理店や老舗と思しき和食店。刺身やおでん、小籠包の専門店。
リサイクルショップや老舗雑貨店。歩き見るだけでも楽しめますよ。
服のセレクトショップもなかなかハイセンスで魅かれました。
東京観光は数あれど、池上線に乗車し、商店街食べ歩き散策というのも新たな観光スポットになり得ると思いました。
雨で撮影はイマイチでしたが、一度訪れてみたかった戸越銀座を観光出来、満足でした。
最後までお付き合いありがとうございました。