撮影日2021.3.3
本日もようこそ。いらっしゃいませ。
前日に重連貨物を撮影し終え、早々に宿に入りし、翌日の撮影の予定を立てておりました。
撮影旅のスケジュールを立てるのも至福の時ですよね。何処へ行こうか目移りします。
計画を立てる時点で旅は始まり、
家へ帰る迄、旅は終わらない。
なんて、昔、小学校の中谷先生に教わった物です。
しかし、朝イチ撮影は旅に出る前に決めており、その予定で昨夜の宿も取っておきました。
その宿から徒歩5分程の場所が本日の撮影地。
訪れたのは名鉄三河線の碧南中央駅から徒歩11分程の場所にある工業団地附近です。
此処には衣浦臨海鉄道の貨物線が国道247号線と並行して走っております。
線路のカーブ地点の辺りに奇跡の様に樹木と植込みが切れ、見晴らしが良くなった場所が有るのです。
▼線路左側のミニチュアの植木が可愛らしい。
鉄道ジオラマの様にまるで絵に描いたように整い、奇跡的な光景がそこには有りました。
▲5570レ 東浦ー碧南市
KE65 3+KE65 5 炭カル
ここでの撮影結果も定番の構図となり、御覧の皆様には見飽きた物となるのかも知れませんね。しかし、絵になるのですから、此処ではやはりこのシーンは撮影すべきでしょう。
凸形重連で白くて丸いタンク付きのこの光景、正にNゲージ走行シーンを見ているみたいで素敵な光景です。まるでオモチャです。
凸車ファンには堪らなく胸キュン!とする撮影になります。
ん?炭カル??
炭酸カルシウムだなんて、白いタンクのイメージにピッタリですね。
三岐鉄道より炭酸カルシウムが輸送され、衣浦臨海鉄道側からはFAと呼ばれるフライアッシュ(石炭灰)が輸送されております。
中間、この二つの路線を繋ぐのはJR貨物。関西本線より大府駅迄。
セメントの生成に必要な石炭灰を、愛知県碧南市の碧南火力発電所から太平洋セメント藤原工場(いなべ市藤原町)へ運び、発電に必要な炭酸カルシウムを藤原工場から碧南火力発電所へ送っている。
(一部、中日新聞記事を参照)
撮影するからにはやはり荷のお勉強もしておくべきでしょう。
滅多に見る事のない臨海貨物、撮影だけして終わるのは勿体無いですからね。
ここでの撮影は平日の朝ではありますが、5名程が集まり静かに行っておりました。
その内の一人、学生さん風の彼も電車移動のようで、名鉄三河線の碧南中央駅まで帰りの道のりが同じでした。彼の足取りは早く、私は半ば巻かれた状態に。
しかし、碧南中央駅で再会する事に。
車内で意気投合し、次に予定をした撮影地へ
一緒に向かう事になりました。
そのお話はまた次回の更新で。
御訪問頂き、ありがとうございました。
又のお越しを心よりお待ちしております。