撮影日2021.4.6
本日もようこそ。いらっしゃいませ。
貨物ちゃんねるで貨物情報を確認すると、神立や岩切 等、知らない地名と列車番号が記されております。それはその仕業が行われる直前、又は出発後に記載されているようです。
直前にその情報を見つけても時刻や撮影地も分からず、しかも直ぐには撮影地へ行けませんので、
結局、終了又は通過してから何処で行われていたのかを知る事となります。
先日、とある工臨情報を午前中に見つけ、時刻表を調べ出掛けてみました。
現地で予定時刻を過ぎても一向に現れず、もう一度情報を調べたところ、何と午前中に出されていた情報が消えておりました。
ガセだったのか?其れとも中止になったのか?
記載ミスやも。
やはり、キチンと時刻がわかった上で撮影に出向かないと、こうなってしまうのですね。
先日、友人から頂きました工臨情報に
小野上…とありました。
知らない地名でした。しかも時刻が不明。
早速、何処なのか?どんな撮影地なのか?
調べてみます。
出場する機関車も撮影地も素晴らしく魅力的。
そんな魅力に惹かれ、時刻も自分で調べた物を手に、半信半疑なまま、初めて訪れる吾妻線(あがつません)の祖母島駅(うばしまえき)へやって来ました。
"わが妻は姥になってしまった" じゃなくて良かった。
ホームに駅名看板と屋根付きの待合室があるだけの無人駅です。
改札もICカードリーダーもありません。
しかし、高台にあるホームからの眺めは最高に美しく、山の斜面や町中は花盛りでした。
さて、上の写真は工臨撮影後に撮りましたので青空ですが、現着した時、暗い曇り空でした。
▲単9143レ DD51-842 9:47 金島ー祖母島
単機でそそくさと急ぐかのように走り抜ける842号機。高崎駅を出発し、小野上駅へとホッパ車を迎えに行きます。
どんより空ですし、背景の鯉のぼりもしなだれており、ちょっと寂しげな印象になってしまいましたが、流石はDD51。単機でもそのオレンジに輝く姿に特別な存在感を感じるのでした。
さて、定刻を過ぎてもオレンジ色はやって来ません。何かトラブルがあったようです。
▲万座鹿沢口行き (後ろ姿)11:18
定刻40分が過ぎました。やって来た列車で光確認の為、撮影します。
遅延している間に天候が回復してきました。
しかし太陽の位置もズレ、ここの撮影地では側面が翳り始めてしまいました。
思い切って移動を決めます。
やって来る方向を確認しながら移動していると、奥にヘッドライトが見えました。
焦り急いで駆け、考えていた第二候補の地へは間に合わず、頃合いの良い辺りでカメラを構えます。
▲工9142レ DD51-842+ホキ7b(空)
11:30(50分遅れ) 小野上ー祖母島
焦りましたが、ここでは4〜5名の撮影者に混じっての撮影となりました。
偶然この位置になりましたが、なかなか良い撮影地に自分でも驚いております。
▲お見送りショットは逆光ですが、ちゃっかり撮影しております。
後部の辺りが祖母島駅でかわいらしい待合室が見えております。あの中には地元の方が制作されたと思われる吊るし千代紙細工が飾られており、温かみを感じ風情がありました。
この駅周辺は寂しいですが、10分ほど歩いた辺りに集落もあり、ファミマもありました。
不安でしたが、無事に撮影が出来、えもいわれぬ満足感に満ちておりました。
情報提供頂きました方々、御一緒に撮影致しました皆様に感謝申し上げます。
この後、この周辺をロケハンしております。
続くぅ。
御訪問頂き、ありがとうございました。