本日もようこそ。いらっしゃいませ。
小野上工臨の撮影後、帰宅は吾妻線の祖母島駅より高崎駅へ向かいます。
吾妻線は単線ローカル感が強い長閑な路線ですが、高崎駅からは都心へ向かう高崎線という路線になり、ガラリとカラーが変化します。
ここから大宮駅まで向かうのですが、乗車時間が1時間20分と長く、ロングシートでは少々
気疲れ、座り疲れしてしまいます。
撮影から帰宅への乗車にグリーン車を利用する事が近頃のマイブームとなっております。
関東のJR路線は湘南新宿ライン、上野東京ライン等‥ 都心からその周辺の郊外へと路線を跨いで走り、乗り換え無しで目的地へ行ける為、利便性が高いのですが、その分、長距離で乗車時間も長くなります。そんな時の混雑はストレスだけで無く、この御時世、感染リスクも高くなります。
これが、各駅停車便だったりすると疲労困憊気味。
それを回避出来るのが着座出来るグリーン車と言う訳です。
しかしながら、朝夕はグリーン車内も結構な混雑ぶりですので、一概に快適とも言い難いのですが。
グリーン車利用は空いている時間だからこその利用をお勧めします。
閑散としており、ある程度のプライベートスペースも確保出来、静かで快適ですよ。
14両編成中、4、5号車がグリーン車両となっており、何よりハイデッカー室からの眺めは優越感があります。


駅へ到着時に見ものなのは、ホームで並んでいる方々が、目の前にグリーン車両が停車した時、口を開け「マズイ」と言う表情を浮かべ、普通車両へ走り去るのです。
「そこの貴方、やっちゃいましたね」
グリーン車内の車窓から、グリーン車前から人が左右に走り去るのを見て楽しむ。
性格悪いですか?ww
そうそう。二階建ての車両の為、一階部に乗車すると‥
↑こうなります。
何だか優越感も半減。
ホームを歩く方の足元がよく見えまして…
ミニスカのねーさん、ヤバイわぁ(汗)
しかし、一階は空いております。
ホーム側からは乗客の頭だけが見えるのやら。
何か残念!?(サンシェード閉めちゃえば)
この日の撮影も帰宅にはグリーン車で快適に帰宅しております。
私はグルメしませんので、このくらいならば豪華なランチを頂いたと思えば、お支払いは苦ではありません。
帰りのグリーン車の中で、前日にスーパーで買っておいた菓子パンをランチとして頬張るのでした
景色を見ている内に、いつの間にか寝てしまうのです。
贅沢な様な。
質素な様な。
ああ、快適。
そんな都会的車両とは対照的な吾妻線。
単線、電化はされておりますが、無人駅も多く、券売機どころか交通系ICカードリーダーさえも設置されていない駅もあります。
利用客も少ないローカル線ながら、意外にも4両編成で運行。211系ロングシートにゆったりと座って撮影に向かう事が出来ております。
この日の撮影に向かう吾妻線での事。
有名温泉地駅で高齢者団体がドヤドヤと乗車して来まして、車内は一気に賑やかになりました。
ここのところ、高齢者が観光する姿を見掛けなかったので少し驚きましたが、こんな当たり前の光景が少しずつ戻って来つつあるのやら。
感染症蔓延が嘘の様に錯覚します。
皆、一様にマスク着用。大きな声で楽しそうにお喋りが止まりません。
「一箇所に固まってはいけないのよ。
ソーシャルダンスよ。離れて座りましょ」
だ?だんす!?
話が全て丸聞こえで御座いますの。
楽しそうにお喋りの中、一人のお婆ちゃまが
「山笑う、山笑う、、、」と
近頃、流行りの俳句季語と思われるフレーズを
繰り返しております。
お仲間さんは聞こえているのか否か、反応せずやり過ごしております。
山も笑っているかも知れませんが、向かいに座るコチラも自然と笑顔に、と言いますか、笑いを堪えるのに必死でしたよ。
山笑え
ジジババ笑う
ローカル線
byえみソラ
笑い溢れるローカル線の車窓からは新緑の野山が広がっている。若芽が芽吹き、装いも賑やかになり、笑っているかの様に見えてくる。
老人たちへ敬意を表し、新緑パワーで益々の健康長寿の源となって欲しいという願いと憧れも混じえて、駄句ながらしたためさせて頂きました(笑)
自分は老婆になってもこんな風に元気にカメラ片手に撮影に出向いているのだろうか?
歳を取っても西の凸の様な、元気に活躍出来るイイバーサンになりたいものだわ。
そんな風に歳を重ねていきたいですね。
長くなりました。
お付き合い頂き、ありがとうございました。