撮影日2021.6.1
本日もようこそ。いらっしゃいませ。
前記事の続きのお話になります。
草津線は甲南駅周辺の踏切で撮影しておりましたが、沿線火災の影響でダイヤが減便し、撮影が滞っております。
日没が近づき、夕景撮影どきになり始めました。
バリ鉄編成撮影を諦め、俯瞰撮影に切り替えます。
踏切を渡った先の坂道を登り、線路から離れてみると、若干の高低差により俯瞰撮影が出来そうです。
何と素晴らしい撮影地なのかと運の良さを有り難く思い、いつ来るかも分からぬ列車ではありますが、三脚をセットします。
ややや!
踏切が鳴り出しました。遠くからレールを伝ってくる音が徐々に大きくなって来ます。
40分待ち、いよいよ列車の到来です。
さて、どちらが来るのか?
▲113系 L16編成 貴生川ー甲南
ああ… 夕日がふたつ。
願ってもない光と構図の中、それはやって来ました。113系の到来に歓喜!
列車はカツカツギリギリですが収まりました。
危ない所でした(汗)
こんなに遠方なのに、何故、編成名が分かるのか?と申しますと、帰りにこの編成に乗車出来たので、知るところとなりました。
その後、30分以上待っても列車は現れず。
日は山の向こうへ堕ちてしまいました。
本来ならば、この構図でもう一本撮影したかったのですが、帰りの新幹線後の終電時刻を考慮し、撮影は断念致しました。
帰りの電車もノロノロ運転。停車時間が多く、列車交換もあり、なかなか進みません。
三雲駅でも列車交換待ちで暫く停車の模様。
私が乗車扉から顔を出し、キョロキョロしていると、最後尾の車掌さんと目が合った様な気がしました。
車内アナウンスが流れ、
「列車交換の為、4分間停車します」との事。
私は最後のチャンスと思い、リュックを抱え、列車から走り降り、先頭車両へ駆けました。
撮影日2020.11.3
突然ですが、↑コレは昨年、関西遠征時に長時間露光撮影をしたもの。
三脚固定で撮影した筈が、ブレておりショックを受けました。
この時はブログ友の難波ポヤシさんにサポートして頂きながらもこの様な結果に終わり、たいへん申し訳ない気持ちで一杯でした。
その雪辱を今回は草津線のホームでの撮影で晴らしておきたかったのですが、減便で諦めかけていたところへの4分停車。
チャンスを得た!と思い、早速、長時間露光撮影の開始です。
@三雲駅ホーム
慌てておりました。三脚を立てている時間はないと思い、ホームにカメラを直に置いて撮影。
足回りか見えず、WBも太陽光のままでした。
構図を取り直します。
▲113系 L16編成
まさかの手持ち撮影です(笑)
WBを蛍光灯に変え、ブレぬ様しっかり両手で固定します。
何枚かSSを変えながら撮影していると、向かい側のホームに列車入線のアナウンスが流れました。背後からは列車が近づく音が。
これが限界と思い、列車に乗り込むと、直ぐに扉は閉まりました。
その瞬間、車掌さんの神対応に気が付き、感謝しきりでした。
こうして予定していた撮影工程を無事にクリアし、今回の関西遠征は終了しました。
今回の遠征は前夜まで迷いに迷っての出撃となりました。
別の路線への遠征も視野に入れていたのですが、それって行ったところで楽しいのかな?と。
やはり、一番 行きたいと思った所へ行こうと思い、強行(狂行)遠征しました。
行動せずに後悔するより 行動して…
な性分でございますの。
遠征にあたり、アドバイスを下さった方々に深く感謝致します。
お陰様で楽しく、思い出に残る遠征となりました。
御訪問頂き、ありがとうございました。
関西遠征記 終