撮影日2021.8.11
本日もようこそ。いらっしゃいませ。
この日は埼玉の熊谷方面へ撮影に来ておりました。早めに家事を済ませ、わが家の男衆が寝静まる中、そそくさと車で撮影地へ。
ナビを使い、緊張感で冷や汗をかきながらようやく現地に到着出来ました。
この日は平日ですが、SLパレオエクスプレスの運行日に当たっており、その撮影目的ともう一本JR側にも気になる配給列車が。
熊谷付近で撮影の梯子をしようと目論んでおりました。
お目当ての撮影地は数人の撮影者がSLが来る方向とは逆の上り線へカメラを向けておりました。
撮影者の数より遥かに多い置き下場の三脚も気になる。
踏切が鳴り、さて、何が来るのやら?
▲(単)デキ507配給
明戸ー大麻生
長い被写体を想像していた私。デキ単機の登場に思わずシャッターを切るタイミングを逃してしまいました。踏切付近で障害物は多いのですが、お遊びで踏切と青空を入れてみました。
えっ!?単機で回送?配給??
しかも、オキ貨物のルートとは全く関係無いこの近辺。羽生方面へ単機で上っていくという事はこの後、何某かの配給?甲種輸送列車?があり、この507はデキの送り込みではないだろうか?
ご存知の方も多いかと思われますが、東武鉄道は東側の路線と、埼玉県の北西部を走る東上線という路線があり、東上線で運用されている車両達は東側の南栗橋車両管区へ全般検査を受ける為、秩父鉄道の路線を使い、行き来しております。言わば、秩父鉄道が東武東上線車検査の橋渡し役を担っているのです。
さて、パレオはこの後定刻通りやって来まして、撮影は終了し、他の皆さまも撤収されましたが、三脚はそのまま据え置きです。
この後、やはりあのデキ507が何かを牽いてやって来るのでしょう。
撮影者の何方かに時刻を質問すれば、教えていただけたのかも知れませんが、それも気が引ける。例え聞いたところで撮影出来ない時刻であれば後悔するだけですし。
撮影地には其々、その地を縄張りにしていらっしゃるグループがある様でして、それは経験上、感でわかるものです。
大きな声で久しそうに楽しげに話をしている姿を見れば、それは一目瞭然。馴染みのないイレギュラー者から見ればやはり絡みづらく、話にも入りづらい。
いつも撮影地で一人な私には、ちょっとだけその様なグループが羨ましく映るのです。
スジのわからない列車を待つ気力は、この猛暑も意欲を低下させておりました。
この後撮影予定のJRの配給列車も気になる訳で、訪れたい撮影地もある。
帰ったら仕込みも待ってるし。
↑食べ物屋の悲しい性。
ここは諦め、次のJRの配給列車の撮影に向かいました。
帰宅後のSNSで東上線10000系の検査後の出場甲種輸送があった事を知りました。
そういえば数日前、店の前をこの10000系が試運転をしている姿を見かけた事を思い出しました。
そうだっのかぁ…
アレだったのかぁ。
やっぱり撮影すればよかったなぁ。
また車で撮影に来よう。
お付き合い頂き、ありがとうございました。