撮影日2025.2.26
本日もようこそ。いらっしゃいませ。
今年度も、いよいよダイヤ改正が迫ってまいり
ました。PF運用の消滅は寂しい限りですが、今
更慌てて撮影しても、もうどうしようも無い現
実は目前であります。
今まで沢山の撮影機会に感謝し、その時を迎え
るしか有りませんが、そんな年度末に関東東側
でPFを使用した技能習熟訓練がある、とのお知
らせを友人より頂きました。
単機のPF、被り付き撮影はもう散々してきた。
どうやって撮影しようか?
撮影地、非常に悩みました。時間も無いので、
近くで撮影出来る辺りに行ってみようか。
もしかしたら、私に取って、最後のPF撮影にな
るかも知れないと思い、出掛けてみました。
▲単9691レ
EF65-2088
この試単は隅田川ターミナルを出て、田端から
り、新金線へ向かうところを情景撮影致しまし
た。
いろいろと細かい事を気にすると気になって仕
方が無くなりますので、障害物は目を瞑り、東
京の下町、川の手と呼ばれる風情を意識し、綾
瀬川を渡るPFを捉えます。
尺の短いこの橋は以前にも撮影に訪れた事が有
り、朝は日が回らない事も承知では有りました
が、単機限定ならばと直ぐに此処が頭に浮かび
ました。
以前は橋梁に近づき撮影致しましたが、都会ら
しく、首都高6号線を大きめに取り入れ、道路
の屋根を潜る様子を構図に収めたくて。
急カーブの首都高が良いアクセントになったと
思います。
▲ときわ2号 E657系
常磐線の特急がゆっくりと高速の屋根を潜り、
都心へ向かう姿です。新塗装の彩り豊かな編成
もある様ですが、標準塗装がやって来ました。
▲E531系
主力の通勤型車両です。此処は右側に直ぐ駅が
有り、割とゆっくり渡って行く列車が多い様で
すが、相互乗り入れ車も有り、引っ切りなしに
渡って行く様子に、もしかしたら被りの可能性
大の危険区域では?と、上り線がゆっくり渡る
姿を見送るに付け、お腹がキリキリ痛くなる思
いがしました。
一枚目に上げました撮影よりも、数コマ前の
ショットです。
この橋の中央に一本のポールが、如何にも悩ま
しい位置に立っているのです。これを回避する
か?気にせず絡ませるか?未だに正解は不明で
すが、情景撮影と決めての撮影、何方でも良い
のかな。とも思います。
新婚時代に、この近辺に住んでいた事が有り、
久しぶりに車で来てみましたが、だいぶ開発も
進み、道も新しくなり、雰囲気が変わってしま
いました。あれから30年近く経過しているの
で、当たり前では有りますが、東京の下町も急
速にその風情を消し、区画整理されたマンショ
ンが増え、些か味気ない様に感じました。
隅田川ターミナルでの撮影も考えましたが、都
心へ向かう国道は渋滞で間に合わず、第二候補
のこちらでの撮影となりました。
隅田川タも昔と比べ、半分くらいの敷地に狭ま
り、今では切り売りした土地は商業施設や高層
マンションに変わり、南千住駅周辺の景色もだ
いぶ様変わり致しました。
あ!私の実家、隅田川タの近所でして、此処で
育ったもので。
貨物輸送機が世代交代の昨今、月日の経過の早
さを感じずにはいられない、今日この頃です。
またの御訪問、お待ちしております。