女将さーん鉄道撮影の時間デスよ! 

焼きとり屋 えみソラ女将の鉄道撮影日記ブログ

推し活遠征③ キハ110をとにかく愛でる旅

撮影日2025.6.17

 

本日もようこそ。いらっしゃいませ。

 

今回の遠征でお車をお借りしたのはガソリンス

タンドが片手間でやっている感じのレンタカー

チェーン店でした。準備中にスタンドの休憩室

で待っていると、そこのテーブルには稲川淳二

さんのサインが飾られておりました。

そう、あの怪談話芸のタレントさんです。

私は思うのですが、この世の中で一番怖いのは

幽霊や心霊現象では無く、生霊、人間だと思う

のです。

でも、この旅では熊との遭遇!?なのかも。

 

 

空いている国道117号。晴天でハンドルを握る

腕はジリジリと熱く、日焼けしてしまいそうで

す。外気温は30度。それでも快適なドライブ。

国道は千曲川飯山線がほぼ並行して走ってお

り、カーナビでその存在を確認しながら走って

おります。本数の少ない路線なので、ダイヤ間

は移動時間に使いますが、今回の四箇所目の撮

影地はちょっとタイトな移動を計画したので、

道間違いは許されません。

運転中、踏み切りが鳴るのを聞き、先ほど撮影

した131Dを追い越した事を確認します。順調に

ドライブしていたのですが…

 

次の撮影地も国道の橋の上なのですが、肝心の

車を停められそうな場所が無く、仕方無く一度

通り過ぎた後、戻る事にしました。

熊も怖いけど、この時は駐車スペースの無い橋

の上に焦りまくりました。

橋を渡り切った辺りに良さそうな退避場所を見

つけました。急いで車を降りると、列車の警笛

が一声聞こえて来ました。

橋の中央へ急ぐも、列車は通過してしまい、残

念ながら逃しました。

追い掛け撮影は失敗でした。

 

しかし、この橋は上下線共に良い撮影が出来る

場所なのです。

この後、直ぐに上り列車が来ますので、気持ち

を切り替え、構図を組みます。

 

f:id:emikosorakara2:20250625145440j:image

▲166D

国道と線路と千曲川が並行しているのがよく分

かる撮影地です。撮影時は雲が掛かりました。

この鉄橋の橋脚を見るに、かなりの歴史がある

様に推察します。この絶景に溶け込む雰囲気の

良い鉄橋でした。ただ、周りの木々が今後成長

すると、この撮影地は消滅してしまいそうで

す。あと何年撮影出来るのか?

(森宮野原ー横倉)

 

 

 

さて、この撮影地を北上すると、直ぐに新潟県

へと入ります。40分ほどドライブし、十日町市

土市駅の先にある跨線橋が次の撮影ポイント

です。

 

 

f:id:emikosorakara2:20250623230304p:image

▲Googlemapでの写真を参照

私はGoogleマップでエアロケハンし、来てみた

のですが、現着してビックリ!f:id:emikosorakara2:20250623213604j:image

何と、真新しい2メートル程の高さのある細か

めの金網が設置されておりました。

レンズを充てて撮影してみましたが、ご覧の通

り。仕方無く、金網が途切れた辺りからの撮影

を試みました。

待機は跨線橋上は狭い割に2〜3分に一度は車が

通過しますので、橋の袂脇に身を寄せて待ちま

す。国道に出る為の貴重な道路になっている様

です。

 

待機中、跨線橋脇にある家の二階の窓から、お

ばあちゃんが私に「何か珍しいのが来るの?」

と話しかけて来ました。

私は振り返り「違いますよ!いつもの列車です

よ」と大きな声で伝えます。

あまり人に会わない地方の撮影地で、この様な

触れ合いはちょっと嬉しいものです。

 


f:id:emikosorakara2:20250623213558j:image

▲186D

位置は多少ズレましたが、それでも良い構図の

撮影は可能でしたので、やはり来て良かったと

安堵します。

 


f:id:emikosorakara2:20250623213601j:image

振り返るとこの先は直線からカーブになってお

りました。右側には農作業中の先程のおばあ

ちゃんが「撮れたかい?」と声をかけて下さい

ました。

笑顔で手を振り、御礼を申し上げ、この場を後

にしました。

 

 

続きます。

 

 

 

またの御訪問、お待ちしております。