女将さーん鉄道撮影の時間デスよ! 

焼きとり屋 えみソラ女将の鉄道撮影日記ブログ

銀河鉄道の夜 快速はまゆり撮影

撮影日2026.3.3

 

本日もようこそ。いらっしゃいませ。

 

JR東で30年以上も活躍してきたキハ100、110

系も様々な路線で引退を迎える時期が迫ってお

ります。

釜石線でキハ110系を使用した快速列車

" 快走はまゆり " が運行されている事はキハ110

系ファンになってから知ったのですが、それも

このダイヤ改正後からは新型車両への置き換え

が決まっております。

 

私に取ってはダイ改前の最後のチャンスである

この日、この快速はまゆりを撮影すべく、釜石

線へ出掛けて来ました。

 

とは言え釜石線、未訪問で何の知識も有りませ

ん。

知っている事と言えば、三年前にSL銀河が廃止

になった事と、文豪、宮沢賢治の小説の舞台に

なった地である事くらいでしょうか。

 

 

この遠征、おおかたの撮影計画はあったもの

の、新花巻駅まで新幹線で向かい、在来線の釜

石線からはどのルートで乗車しようか決め兼ね

ておりました。

ホームへ到着するや否や、直ぐにキハ110

の3連が入線して来ました。

これが快速はまゆり!!

と舞い上がり、直ぐに乗車。二両目は混雑して

いたので3両目に移り着席します。憧れのリク

ライニングシートがズラリ並びます。

あれ?予定時刻より早いな??と思いつつ、花

巻方面行きの車両アナウンスも耳に届かず、

列車は出発進行! 

私が向かう方面は釜石方面だった筈。

あらら!?

恐怖の逆走からのスタートとなりました。

 

旅の初めにキチンと調べて置かなかった為、有

料指定席とは知らずに三両目に座り、しかも逆

走。余り人が乗って居なかったので、まあ良い

か?(よく無い)

これはまたもや、珍道中の予感が。

 

しかしながら、このそそっかしさが功を奏し、

僅かながらですがキハ110快速はまゆりに乗

車。 その後の乗り換えでキハ100単行の乗車も

叶いました。

 

時刻はまだ9時台。メイン撮影の18時台までま

だまだ楽しめる。夜撮影までの間、様々な撮影

をして楽しみました。

 

のですが、いち早く皆様にメイン撮影を御覧頂

きたく、この旅の最大の目的である、最終の撮

影記録を真っ先にご紹介させて頂きます。

 

快速はまゆり最終列車は下りの18時台。

この路線では有名な撮影スポットである

宮守川橋梁での撮影をしております。

宮守川橋梁と言えば、宮沢賢治の小説の舞台と

なった地。さて、夜の宮守川橋梁はイーハトー

ブ(理想郷)の景色が期待出来るのでしょうか?

 

数の少ない運行本数なので、早めに待機し、は

まゆりが来る一本前の普通列車で練習撮影を試

みます。

 

f:id:emikosorakara2:20260306224532j:image

▲662D 花巻行き

時刻は17:26  曇天。やっと暗くなり始め、橋梁

のライトアップが目立つ様になってきました。

帰宅ラッシュ時刻の普通列車は二両編成となっ

ておりました。昼間の時間帯は単行でしたの

で、嬉しい誤算でした。

 

さて、次の列車はこの旅の最大目的である

快速はまゆりのライトアップ走行です。

キハ110はどんな表情を魅せてくれるのでしょ

うか。


f:id:emikosorakara2:20260306224536j:image

▲3625D 盛岡行き

時刻は18:25  すっかり暗闇に包まれた橋梁。

頼りになるのはライトアップの仄かな灯りのみ

です。幸い、快速列車はこの橋梁ではスピード

ダウンして走行する為、ISO感度をあまり上げ

過ぎず、ゆっくりと流し撮影を試みました。

やって来たのはラッピング無しの原色三両でし

た。期待通りにノーラッピング車が来てくれた

事に歓喜しました。

白い車体が虹色に染まり、とても幻想的なキハ

110に出会えました。

 

闇に浮かぶ列車。このまま宇宙へ飛んで行って

しまうかの様な想像力を掻き立てられます。

 

宮沢賢治の純文学の世界には知識が乏しい私で

残念ですが、列車が過ぎ去った後の橋梁を見つ

め、軽便鉄道時代の小さな機関車が走る姿を想

像し、しばしの間、宮沢賢治の文学世界に浸る

時間となりました。

 

 

 

撮影地周辺は遠野市。その西側を流れる宮守川

に架かる橋の欄干には「銀河鉄道の夜」をイ

メージしたSLデザインが設えられております。

f:id:emikosorakara2:20260307223354j:image
f:id:emikosorakara2:20260307223351j:image

SLが橋梁を越え、煙を吐き、夜空へ飛び出す様

はとてもメルヘンチックで、冬枯れの田園風景

に彩りを添えておりました。

 

 

 

 

釜石線ホーム 全ての駅名板には素敵なイラスト

とエスペラント語での表記もされておりました。

エスペラント語とは人工国際語の事で、宮沢賢

治が自身の作品をより世界に広める為に作品に

多く用いたとされております。

 

f:id:emikosorakara2:20260307230418j:image

 

宮守駅は、銀河の停車場を意味するエスペラン

ト語での愛称

「ガラクシーア カーヨ」と記されております。

 

夜の宮守駅周辺は宮沢賢治の夢の世界へ引き込

まれる風情がありました。正しく、銀河ドリー

ムライン の愛称がマッチしておりますね。

宮沢賢治の世界を感じられる釜石線とその沿

線。純文学をもう少し勉強しておくべきだっ

た。

今更ですが、帰ったら銀河鉄道の夜 を読んでみ

ようかな?

 

 

 

 

またの御訪問をお待ちしております。