立山駅に舞い戻って参りました
立山駅の駅員さんが写真を撮る私に話しかけてくれました
「明後日も来る?
アルペン号がイベントで4両で走るよ。見に来ない?」
えっ!? 嬉しいやら…残念やら…
でも、日帰り旅の私には到底 無理な事…
元西部鉄道のレッドアローは地鉄には2編成あり、私が乗った方は内装はそのままの編成
もう1編成は水戸岡氏デザインの木目調の小綺麗な内装
水戸岡氏…日本全国 隈無く浸透中
見たかったですぅ…アルペンの4両
それにしても、観光客の70%位は海外からのお客様なので、駅員さんも大変です
英語版で乗車案内アナウンスをしていたのですが…
70歳は近いであろう駅員さんの カンペを棒読みのアナウンスが健気で、思わず笑いが込み上げてくるのでした
はてさて、
あのアナウンスは通じたのだろうか?
立山駅周辺をお散歩してみます
小雨がなかなか止んでくれませんが…
この称名(しょうみょう)川はこの辺りの手前で常願寺川と名を変え、日本海へ流れ出ます
水も旅をするんだね(なんちゃって…
空はどんよりですが、新緑がとても美しいです
雨のお陰で 水量もダクダクと…
いい感じです(強がり…
この川沿いの絶景の中を電車はゆっくりと走り抜けます
お天気悪いこと…
電車で橋を渡る時、撮影ポイントなので徐行運転してくれてます
はい!パチリ!
この写真は千垣橋梁を渡る電車内より撮影した県道の橋
あちらから、橋を渡る電車が撮れそうだな…
雨だから 行かないけれどね
乗車中…
私の前の席の中国人観光客の二人組ったら、買ったばかりの立派な一眼レフカメラで一生懸命撮影してましたが、ことごとくポイントを外してらして…
木々の隙間から 時折見える絶景も…
あの感じだと、写ってるのは線路脇の林ね
残念ながら…
見ていて 歯がゆい事と言ったらないワ
二往復した私、「ハイ!今よぉ!」と教えてあげたいワ
たくさんの国の言葉が聞こえる車内
日本人は私だけ…
不思議な雰囲気です
ここは岩峅寺駅
憧れの 岩峅寺駅舎を見に行ったのですけれど、愉しかったのは 岩峅寺駅の駅員さんがね…
好きなタイプの駅舎です
お風呂屋さんみたいだな
駅舎の中を撮影しようかと中に入るやいなや、駅員室から出てきました
「何処から来たの?」と声をかけてくれました
次の電車が来るまで あと50分…
築90年の駅舎の歴史や、近所の絵画展、朝の山菜採りの話…孫の話…熊が出る話…
もう、かれこれ30分も話し込んでます
この駅員さん、会社を定年後 こちらの鉄道会社で働いているそうです
ここの会社は駅員の仕事なら 計算さえ出来れば定年は80歳だそうです
思い切って 私も60歳になったら働かせて貰えるか 聞いてみました
残念ながら、泊りの勤務があるので女性はダメです…と断られてしまいました
少し、本気でした
こうして観光客やご近所の常連客を捕まえて世間話をして、運転手さんと挨拶を交わし他愛無いおしゃべり…
日がなノンビリと働いて…
人身事故やラッシュも無さそうだし
羨ましい余生を送っていらっしゃいます
ホームの方を覗くと
あっ!電車が来た!
撮影に改札口から飛び出します
程なくして、上り電車がやって来ました
駅員さん、私の方に会釈してくれました
ありがとうございました!
お話し好きの駅員さん…
あっ!駅舎内を撮影するの 忘れてきた…
この車両のスカート あんなに奥にレールスレスレに穿かれていて
冬は雪深そうだな…
今はいい季節ですが、雪かきや寒さでそれなりの苦労があるのでしょうね
やっぱり、駅員さんの仕事も大変ね きっと
ようやく晴れてきました
観覧車の向こう側は時折 日本海が見えます
この砂利丘の上は あいの風とやま鉄道の線路なのです…
並走してますが…
残念ながら、電車は来ませんでした
宇奈月温泉駅のホーム
ココも山小屋風です 曇ってしまったね
ホームの端に足湯が設けてありまして
有り難く入浴させて戴きました
ふえぇ。。。。。
温かい。。
とても寒い一日でしてね、更に薄着で来てしまったので、大助かりでした
足湯に浸かる私の 前面展望です
右側はこの先の山奥、欅平へ向かう黒部峡谷鉄道トロッコ電車
左側のに乗って帰ります
発車まであと10分
あと5分浸かるから、待っててね
おわり