女将さーん鉄道撮影の時間デスよ! 

焼きとり屋 えみソラ女将の鉄道撮影日記ブログ

秩父貨物 三輪駅を見に行って来ました

 

撮影日2019.9.18

 

久しぶりに秩父鉄道を見に行って来ました。

 

暑さも和らぎ、本日は気温も21度と涼しげで、御彼岸の近さを感じられました。

 

実は秩父貨物は9/20〜10/8迄、太平洋セメントの窯点検に伴い、貨物列車も運休が決まっております。

その前に三輪駅を出入りする貨物列車を撮影しに行く事にしました。

 

秩父鉄道の貨物線は、熊谷に有ります三ケ尻駅と秩父武州原谷と終点の三輪駅を結び、石灰石を牽引する貨物を行っております。

 

やって来たのは影森駅です。

影森駅の隣に太平洋セメント三輪駅はあり、秩父鉄道本線の一番外側に三輪駅へ続く線路が平行して伸びております。

影森駅から三輪駅方向を見、本線は右へ下り、貨物線は左へ上り、Y字型に線路は分かれます。

すぐ傍には武甲山かそびえ立ち、三輪駅は丁度、武甲山の足元にあります。

三輪駅前の湯乃澤橋踏切で撮影したいと思います。

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三輪駅前の踏切より、影森駅方向の撮影。

手前の登坂線路が貨物線です。

 

此処には地元住民による貨物列車通過時刻と、この先にある秩父路お寺巡り札所への案内図が記されたお手製の張り紙がしてありました。

わざわざ貨物時刻表を調べなくても 此処へ来れば通過時刻が一目瞭然と言う訳です。

注意事項も添えられてあります。

来訪者へ事故が無い様、気遣われているのでしょう。親切ですね。

又、秩父鉄道への地元住民の愛も感じられます。

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影森駅側より空のホッパ車を牽引した貨物列車がやって来ました。

▼9:36  デキ501とオキ20両

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▲目の前を、通過しました。

 

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▲大きくカーブした先には、直ぐ三輪駅があります。三輪駅へ続く道と線路の間にはロープが張られているだけ。とても間近に車列を感じる事が出来ます。

あのカーブの先へ行って見ます。

 

 

 

駅構内へ入場後 デキは切り離され、構内牽引用のD502(構内専用機関車)と連結し、牽引交代して石灰石の積み込み作業をする様です。▼

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▲三輪駅入場門前より撮影

勿論、ココより先は関係者以外、立ち入り禁止です。

 


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▲ホッパ車は牽引され、積み込み屋舎へ入って行きました。

 

 

40分後、積み込み作業も終わり、影森駅方面へてんこ盛りの石灰石を積み、貨物列車は戻って来ました。

先程の踏切より影森駅側へ一つ先の踏切脇に、秋を彩る秋桜が咲いておりましたので、そこから撮影しました。

こちらは練習撮影です。

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▲10:04  7700系  三峰口行き   後ろ姿

影森ー浦山口

 

メルヘンチックに可愛らしく撮影出来ました。

七草トレインのヘッドマーク付き。

 

 

三輪駅より出場した列車は坂道を下っております。手前の線路は本線です。

10:14三輪ー影森▼

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▲最後尾のオキフには作業員さんが乗車しておりました。今でも使用されているのですね。

途中駅の影森や武州原谷駅迄乗車されているのかも知れません。その先での撮影で乗車されている貨物列車に合った事がありませんので。

大きな音を立て、貨物列車は走り過ぎて行きました。

迫力ある貨物列車が間近に見られ、策も少なく撮影し易い三輪駅周辺です。

ただ、踏切には踏切棒も警報器も有りません。撮影で訪れる際はマナーを守り、身の安全に留意して下さい。

今後もいつまでも良い撮影地である為に、一人一人の心掛けが大切ですよね。

 

迫力ある秩父貨物を是非、貴方も電車利用で見にいらして下さい。

これからの季節は12月上旬まで紅葉が美しいですよ。

 

農村景観日本一!もある明智鉄道の撮影

撮影日  2019.9.4

 

全記事の続きの話になります。

 

折角、明知鉄道へ遥々やって来たからには、撮影せずには帰れません。

SL運転体験以外には 殆ど下調べしてこなかったのですが、そこそこのエアロケハンを何箇所かはしておりました。

 

実は終着駅である明智駅へSL運転体験前に早々に現地入りしておりました。

勿論、撮影の為です。

そちらで撮影した報告記事になります。

 

明智駅へ到着後、乗車して来たアケチ101が復路へ出発する迄にあと20分しか有りません。目星を付けておいた撮影地へ早足で向かいました。

しかし、民家の隙間の小道を抜けて線路脇へ立つ予定をしていた場所は背の高い夏草が生い茂り、とても入って行けそうにありません。

 余り時間も無く、こういう時、焦りますよね。

仕方無くもう少し先へ行ってみる事にしました。

小さな用水路の脇の畑に 秋桜とススキが開いているのを見つけ、踏切も鳴っている事ですし、その前で取り敢えず撮影する事にしました。

 

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12:37   明智野志

斜め後方からの撮影になりました。

秋桜やススキはぼかし撮影になり、何の花かの区別もつきませんが、何とか無事に101形を捕える事が出来て安堵します。曇天で暗い中ですが、明るい車両色に助けられました。

 


普段は1両でのんびりと走る姿が 長閑な雰囲気をより際立たせておりますが、急行車も1日に数本走っております。

 

本日の本命の撮影地へやって来ました。

先程の撮影地から踏切を渡り、反対側へ来ております。

此処は明智駅改札を出て左へ

一つ目の踏切を渡り右へ

真っ直ぐ7分程歩き自動車整備会社の脇に開けた田圃地帯がある辺りです。

駅近で好ロケーションです。

列車が山沿いからカーブし、明智駅へ向かうストレートラインへ入る姿を此処では撮影出来ます。

 

午後になり雨が降ってきまして、濡れながらの撮影になりました。

田圃の脇の御花畑が良い雰囲気でしたので、黄花コスモスを中央に構図を取ってみます。
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13:18   野志明智  アケチ13形

明智駅前の大正村に因んでの 大正ロマンヘッドマーク付きです。

急行は3両編成なのですね。艶やかで上品な塗装…と、思いきや、最後尾の派手なラッピング車は何ぞや!?
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流石は明知鉄道です。明智光秀と古城巡りのラッピング車でした。

私が撮影している脇の小さな踏切前を通過の様子です。

"ふみきりちゅうい" の看板と車両進入禁止の標識の前に立つ光秀さんが鬱陶しそうに

「おい!邪魔立て致すな!」

と、仰け反って居るかの様で、面白い写真になりました。

 

 

2箇所目は 夕刻が迫る帰り掛けでした。

帰宅が遅くなるのを覚悟し、思い切って下車した東野駅前での撮影です。

此処は駅から直ぐに段々畑が広がる農村地帯。

 

この近辺はエアロケハンで駅前から直ぐ田圃と山々が連なる景色が臨めましたので、決めておりました。

現着して驚いたのは、土地はなだらかな傾斜があり、棚田が階段状にどこまでも続いておりました。こんな場所に降り立ったのは初めてです。
時間がありませんので、乗って帰る予定の列車を撮影し、駅へ走り、乗車する強行撮影を試みました。何しろ1時間に一本のダイヤですから、この位の勝負もしなくてはなりません。

ジムで鍛えた成果を発揮出来るチャンスが来た様です(笑)
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17:07  飯沼ー東野   アケチ11形

1両の11形、バローラッピングです。

殆どの駅が無人田圃ばかりの中、明智駅だけは様子が違いました。

駅前は整備され、ロータリーがあり、バスが乗り入れております。駅前に大正村があり、大型スーパーバローも立っておりました。関東では聞いたことのないスーパーですね。住宅街も広がる立派な街並みに少し違和感がありますが、栄えているのは良い事。

さあ!駅まで80m程、カメラ抱えてダッシュで駆け込み乗車しま〜す!!

 

 

             〜撮り道メ モ〜

 

実は東野駅から徒歩10分位の場所に良い撮影スポットがあり、そちらで撮影していたのですが、失敗してしまいまして、、、

東野駅より飯沼駅方向へ。

駅より2つ目の第一寺前踏切へやって来ました。此処は棚田に囲まれた畦道のど真ん中。

眺めは最高です。来訪した時期も良く、収穫前の稲穂が黄金色にこうべを垂れ、田圃が黄色にふっくらと柔らかに輝いております。

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狙うのは下り列車の1両。後ろ打ちにはなりますが、絶景の中を走る姿を捕えるべく、試し撮りして待ちます。

本日大活躍のアケチ101がやって来ました。こちら側は正面撮影です。
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16:20   東野ー飯沼

 

しかし、このショットを最後にシャッターが下りなくなりました。何がどうしてどうなったのか!?頭の中がパニックになりました。
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16:11  列車通過待ちの試し撮り

こちらの景色の中央の夏草の生い茂る築堤を走る後ろ姿を撮影したかったのですが、無情にもこのタイミングで SDカードの空きが無くなったのでした。

 

踏切脇で呆然と立ち尽くす私に、軽トラのお父さんが通り掛かり樣に「何のセールスに来たの?」と、捨て台詞を浴びせて去って行きました。弱り目に祟り目。天井からタライが降って来た様な駄目押しの一撃でした。

 

実は、今回の撮影から、家族から機材のお下がりが回って来まして、少しバージョンアップしました。SDカードは家族の物がそのまま入っていたのを忘れて使っていたのが要因でした。

こうして本命の地での貴重な一本を逃してしまいまして、上記のように 乗車予定の列車を駅前で撮影後、駅まで走る事となったのでした。

 

 

 

うっかり屋、天然ボケな私の失態を晒しただけの報告ではお恥ずかしいので、この路線の観光スポットを記しておきます。

 

それにしても、明知鉄道の全駅其々に 趣と名物があり、行きがけにその特徴に驚かされます。 かなり観光スポットが充実している割に、マイナーなイメージがあるのは関東民の私だけでしょうか?

 

歴史には暗い私ですが、調べたところによると明智光秀ゆかりの地は岐阜だけでは無く、京都の亀岡市福知山市にもある様です。

明智光秀出生の地は不明とされている様ですが、岐阜の明智城跡は出生した可能性が高いとされている城だそうです。

明智光秀エトセトラ…だけでは無く、明知鉄道JR中央線沿線に古城巡りが出来る駅が3駅もあります。中でも岩村駅には女城主で有名な岩村城跡があり、その参道も観光地として昔の景観を損なわぬ様、電線を地中に埋める等 整備され、観光客の誘致に成功している様です。

岩村駅では多くのオバ様団体客が降りて行かれました。

その他にも日本一(33‰.)と日本二(30‰)の急勾配に立つ駅が二駅も明知鉄道にあったり、駅より徒歩30分で日本一の農村景観が丘の上から一望できる場所も。

大正ロマンの風情が味わえる、明智駅前の大正村も人気のスポットの様です。

そして、変わりネタでは、日本一の寒天生産量を誇る山岡駅には 寒天レストランが併設されております。イベント列車では寒天懐石が味わえる寒天列車もある程の力の入れ用。

私の様に日帰りでは勿体ないです。のんびり時間をかけて途中下車の旅をしたくなる路線でした。

明知鉄道の駅別観光スポットの紹介リンクです↓↓

https://www.aketetsu.co.jp/railwaymap

 

そうそう、温泉好きのあなた!

花白温泉駅には駅前に立ち寄り湯の施設も有りますよ。

遠いやら、山奥 等と言わず、是非 一度訪れてみてはいかがでしょうか?

 

 

 








 

 

C12 244号機 運転体験して来ました

 

運転日 2019.9.4

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明知鉄道 機関庫よりC12  244号機を撮影

 

今回は信じられない貴重な体験をして来ました。

 

お世話になったのは 明知鉄道さんです。

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恵那駅ホームより撮影   アケチ101

 

 

何処の私鉄だっけ?

と、思われる方もいらっしゃいますかも知れませんね。岐阜県恵那市に有りますJR中央線恵那駅と接続している、営業キロ25.1km、11駅の寸詰まり路線になります。

位置的には、岐阜県の中でも長野県と愛知県の県境近くになります。

 

この鉄道会社では   な!な!何と!

SLの運転体験イベントを定期的に行っております。今回は偶々、私の休日とイベント日が重なりまして、運良く参加と相成りました。

 

会場になる終着駅の明智駅へやって来ました。

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が、午後より雨になってしまいました。

雨天中止と説明には書かれておりましたので、心配しましたが、多少の雨では決行とのお話があり、安堵します。

 

運転体験は1日4回行なわれ、一回あたり1時間程度で4人ずつ参加出来ます。2人ずつ機関室に入り、明智駅構内100m程を前進後退し、交代で運転。

残りの2人は機関室の2人が終わるまで付随されている"ヨ"の中で待機し、ヨでの乗車を楽しむ、という物。

1日に2度申し込んでいる方や、この体験への参加は3度目と言う方も。リピートされる程、魅力的なのでしょう。

参加者は大阪、埼玉、福岡、静岡と様々な地域から集まっておりました。

 

 

さあ、機関庫へ!

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先ずは、格好から入る事も重要なポイントの一つです。

機関士の制服と帽子、軍手、機関士と書かれた腕章を身につけ、記念撮影です。制服が用意されていて、嬉しい!

機関士に成りきり、とてもテンション上がっております。

 

実はこの244号機は蒸気では無く、空気機関車に改造されております。

コンプレッサーにより作られた圧縮空気が蒸気室に送られ、ピストンを動かしております。

エアロコモティブ? AL?! と言うところでしょうか。

ですので、爆炎や炭入れは有りません。

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後方ライトの上、炭庫の隙間から空気圧縮機が見えております。

 

 

それでは、いよいよ機関室へと入ってみます。

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機関室で運転士さんから機械の説明、操作方法を教わり、いよいよ運転席へ。

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▲先ず、逆転機をぐるぐる回し、前進、後退を決めます。勿論、前進位置へ固定し、ロックします。車でいうギアチェンジ作業ですね。


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▲そして、指差し確認で「前良し!後ろ良し!」


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▲圧力計の確認も「圧力良し!」


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▲汽笛を一声鳴らします。余りの音の大きさに自分でも驚きます。


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▲加減弁を手前に少し引き、機関車の動き出しを感じます。圧力計を確認し、1kpの辺りで走行します。


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▲停止位置に向けブレーキ弁を操作します。

私は前進、後退も停止位置手前で停止してしまいました。ああ…やり直したい(汗)

 

明知鉄道さんが沢山撮影して下さったので、お陰様で運転の様子を記事に出来ました。

顔出し?横顔なので、一枚だけサービスです。(笑)

 

 

運転終了後、C12 244号機について説明して頂けました。

煙室扉を開け、中を見せて頂いている様子と

前照灯を照らして貰えた様子です。▼

とても一つ一つが貴重な部品ばかりで、なかなか代替品が無いのだそうです。電球は元々備わっているものを今だに使用しております。もし、球切れしてしまったら、後方灯を持ってきて使うしかないと仰っておりました。

「LEDに替える予定は?」と、ふざけた質問をしてみました。

「有り得ない!」と笑っておりました。


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足回りの部品も一点一点がこの244号機の為に誂えたもの。C12  244と刻まれています。中には他のC12 から貰った部品もあり、他の番号が刻まれておりました。面白いのはC56から調達してきた物もあり、C56 93と刻まれた物も発見出来ました。C56の部品はC12 への転用が唯一可能なのだそうです。

 

空圧式と言えど、バカには出来ません。音も蒸気さながら、負けておりません。

実際にC12 の機械を動かしてみて、掌に伝わる微動や力具合の調整、匂いや低音 等、どれも新鮮に感じ、且つ 真剣な運転体験になりました。

車で言うアクセルにあたる加減弁は重く、男性的な力仕事だと感じました。

肩に力の入れ過ぎでガチガチでしたが、何度も体験している方の気持ちが分かる様な気がしました。これは一度やったら嵌ります。出来ることなら私ももう一度運転してみたい。今度はもっと上手く出来そうな気がします。

貴重な機会を与えて戴き、又、親切に対応して戴いた明知鉄道さんに感謝致します。

 

 

現在、明知鉄道で C12 244号機の旅客運用は無く、運転体験や乗車体験イベントのみで使用しながら動態保存されております。客車も持ち合わせていない様でした。

SLで客車を牽いての運行は莫大な費用が掛かる為、此方では今のところその予定は無い様です。

しかし、僅かの走行であればこそ、この空圧運転による夢の運転体験が可能となったのです。

毎年行われており、今年度中もまだ予定されております。興味を持たれた方は是非とも明知鉄道へ鉄道利用でいらしてみて下さい。

リンク貼りましたので御覧下さい↓↓

https://www.aketetsu.co.jp/train/sl_menu

 

 

       〜乗り道メモ〜

 

よよ!ヨ!と鉄子さん。

 

今回のもう一つのお楽しみは、なんと言ってもC12 に牽引されているヨ8000形への乗車。しかも、動く "ヨ" に乗れる事です。

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さて、内部には三隅に椅子が置いてあり、その中の一箇所には小さな筆記用デスクがあります。此処で運行に関る書類の作成を行っていたのでしょう。
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中央には薪ストーブが。しかし、薪を使っていたのは昔のことで、近年は石油ストーブに変えられたそうです。石油タンクも備えてあります。確かに真冬の昼夜を問わない貨物仕事、勤務は辛そうですよね。

小さな扇風機も天井に備わってました。夏はこの小さな扇風機だけ?

夏の勤務の方が辛いかも知れませんね。


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椅子に座り、揺られ、デッキとC12 をボーっと眺め、機関士さんや作業員さんの思いに寄り添い、どんな事を考えながらこの椅子に座っていたのやら。と、一人、思いに耽っておりました。

 

 


実はこの体験に私と同世代と思しき女性が参加しておりました。大阪からいらした彼女は始発で此処まで来て、1回目の10:30〜も体験に参加し、「次は2度目の運転」と仰っていらっしゃいました。

帰りの恵那駅まで一緒だったのですが、話をしていて彼女の知識鉄振りには圧倒されっ放しだったんです。

鉄子さん(仮名)は鉄活歴3年目。ではありますが、何でも知っています。秩父鉄道のパレオが来年は運休や、真岡のC 11は東武へ譲渡等…

私のブログ写真をチラ見せしたら、「ああ、渡良瀬ネ」と即答。私が知識薄なのでついて行けず申し訳ない気持ちになってしまいました。

 

鉄子さんは急勾配に立つ駅の飯沼駅(33‰)を体感したいと途中下車されて行きました。

勾配の途中のホームから上り列車を眺めると、車両が坂を下る様に走る姿が楽しめた事でしょう。

隣に座っていらした京都より古城巡りに来ていた団体のオバちゃまが

「何でこんな無人駅で下りたの?」と、不思議そうに訪ねて来ました。事情をお話しすると、「変わっているわねぇ!」と、驚かれておりました。確かに一度下車すると次の列車まで1時間待ちですから、気が知れないと思われたのでしょう。一緒に笑う かくいう自分も次の駅で一本列車を撮影する為に下車するのですけどね。

オバちゃま達、呆れておりました。

 

比較的時間がある様子の才 鉄子さん。秋のイベントは隅田川貨物駅へ行きたいと話されておりました。彼女から隅田川の名前が出てきた事に不思議な親近感が湧いてきました。

そう、私の実家は隅田川貨物駅脇ですから。

(今は有りませんけど)

 

暑さも遠退き、撮影にも良い季節の到来です。

アチコチの鉄道イベントも 迷う程多く開催されますね。平日休みの私は今年も貨物イベント行けないだろうな。

 

「また、何処かでお会いしましょう」

と、去り行く才 鉄子さんの後ろ姿を眺め、

少し取っ付き難い女性だけど、格好の良い女性だな…と羨望の眼差しで見送りました。

 

旅先での人との巡り会いに また嵌まってしまいそう。と、感じた出来事でした。

またまた わたらせ渓谷鐵道で撮影 (栃木県編)

 

撮影日2019.8.20

 

御多分に洩れず夏休みを3日間取らせて頂きました。

 

今年は色々と事情もあり 大遠征はせず、安近短でのお出掛けに留めております。身体を休めるようなショートトリップをし、その中に鉄を絡めさせて頂きました。

 

向かったのは日光方面。

撮影は中禅寺湖周辺から峠越えをし、先週も訪れた わたらせ渓谷鐵道へと またまたやって来ました。

3週連続で行くなんて、また嵌まってしまったの?と、思われるかも知れませんが、とても景色が良く、川のせせらぎ音に癒されるんです。

前記事でも書きましたが、群馬と栃木の県境を通るこの路線。

前回の撮影は群馬方面のみでしたが、今回は栃木方面を中心に撮影しております。

尚、この日は平日なのでトロッコ運転はありません。

 

 

先ず 向かったのは 終着の間藤駅から徒歩5〜6分の第一松木川橋梁。此処は渡良瀬川に鉄橋と人道橋(田元橋)が並んで架かっており、間近での撮影が出来ます。因みに、松木川と言うのは、渡良瀬川の旧名だそうです。

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▲足尾ー間藤   WTR−521号

 

 


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▲間藤ー足尾

先程撮影した列車が折り返しやって来ました。

 

 

 

気になる撮影地がもう一箇所。

 

先週も訪れた沢入(そうり)駅へやって来ました。

先週は土砂降りもありまして難儀したこの地。

今日も雨が降ったり止んだりしております。

 

先週の撮影地へ再び行ってみると、線路脇にはコスモスが早々と開花しておりました。

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▲神戸ー沢入

この上に線路があり、通過列車があれば絡めて撮影したかったのですが、次の列車まであと1時間も来ません。車両の姿が欲しい一枚です。

此処での撮影は諦め、沢入駅の向こう側に橋が架かっておりますので、そちらへ行ってみます。

 

 

沢入駅の脇には 渡良瀬川に架かる沢入橋があり、ここからの撮影画像はたくさんSNSに上がる有名な場所です。
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▲原向ー沢入   WTR–502号

折角、渡良瀬川沿いに走る路線ですので、一枚は川を入れた撮影をしてみました。

真夏の緑達がモッサリと元気に川沿いを支配しております。この逞しさ、見習いたいですね。

この構図は上り列車のみ叶うので、いつか時間のある時に上りトロッコを撮影してみたいものです。


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▲沢入ー原向

すぐ脇にある沢入駅で列車交換がありますので、上り列車撮影後に走って線路の対岸へ行き、下り列車を撮影します。

今度はサイド構図での撮影になります。

下り電車に充てられたのは古豪車両の314号でした。車体全体が紅銅色(あかがねいろ)なのはこの機のみ。追い掛けて撮影してみます。

 

 

終着駅の間藤駅へやって来ました。

思惑通り次の出発時刻まで、ホームで40分近く停泊中。
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間藤駅に停車中の314号

綺麗なワインと混ざった様な茶色を紅銅色と呼ぶなんて。嘗ては銅で栄えたこの町のイメージにもぴったりで、センスが良いと思いました。

 

もう一度、田元橋の袂から314号を撮影したいと思います。
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先程の撮影地、第一松木川橋梁を渡る姿の撮影。残念ながら、ピント合わせを間違えてしまいました。手前の枝に焦点を合わせてしまった様です。

それにしても立派な橋脚が2本。

この橋脚自体は1888年イギリスでの製造品で、日本鉄道の盛岡ー八戸で使用されていた物を此方へ持ってきたそうです。1914年の足尾線が足尾本山駅まで開業された時に橋は架けられた様です。

それ以前の軽便鉄道時代に使用されていたのが、現在は人道橋であり並行して架かる田元橋と言う訳です。

人道橋にしては立派な橋だと思いました。勿論、この橋、現在 線路は取り払われてあります。

 

わたらせ渓谷鐵道足尾銅山。相互に深い歴史関係がありそうです。

 

 

 

 

        〜撮り道メモ〜

 

廃線跡と廃工場跡

 

わたらせ渓谷鐵道は現在、間藤駅が終着駅ですが、50年近く前はこの先の足尾本山駅まで貨物線が通っておりました。一部線路は撤去されておりますが、現在も旧路は残されております。

この日は車で来ておりますので、その廃線跡を辿ってみました。

先程撮影した田元橋も旧線路ですが、その先の間藤駅の更に先へ、旧線路を辿って県道260号線を下ってみます。

 

▼県道に踏み切り跡を見つけました。
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▲今では道路を跨ぐ線路は撤去されておりました。

 

銅の製錬工場方面には有刺鉄線が貼られ、立入る事は出来ません。▼
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先のS字カーブを眺め、嘗ては此処をSLが銅を積んだ貨車を連ねて牽引して走ったのでしょう。その姿を想像し、鉄道ファンとしてはロマンを感じずにはいられない心境でした。

 

 

山道を進むと、曾ての銅の採掘とその製錬工場が見えて来ました。これが足尾銅山跡地。

確かに周りの山肌は排出された亜硫酸ガスにより禿山になった形跡が今も色濃く見受けられます。現在は植樹により 若く背の低い木々が薄っすらと緑色に山を染め始めておりました。

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▲手前の古橋は明治時代に架けられ、平成5年迄使われていたそうです。現在は老朽化し、その役目は隣に架けられた新古河橋へと受け継がれておりますが、その新橋も使われることは少なくなっている様子。

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橋の先にはこの廃工場跡(立ち入り禁止)と旧道(かなりのワインディングロード)と旧線路があるだけ。その道もかなり狭く、車での通行は困難。今では新橋も観光客が工場入り口を眺め、立ち入り禁止の札を見て引き返す役目程度のものと推測されます。

この橋を渡ると工場から貨物用線路が桐生方向へと伸びておりました。廃線の先の線路はここの足尾本山駅へと繋がっていたのですね。

 

歴史を辿ると、この銅山採掘は江戸時代から始まり、公害の広がりと銅山の枯渇化が進む1973迄行われていました。その後も製錬事業は行われていた様ですが、1989年のわたらせ渓谷鐵道の開業に伴い、貨物も廃止になり工場は休止されたそうです。

 

公害での自然破壊と村の消滅。大繁栄後の代償は大きな物となった様です。

しかし、日本の産業発展の大きな功績の一つになった事は紛れも無い事実。

この銅山を経営していた会社は 今でも日光市に大きな工場があり、鉄道や航空部品、医療機器、等…日本だけでは無く世界の産業を支えている大会社で、何方でも一度はその社名に聞き覚えがある事でしょう。

 

一度消滅した町も今では住宅街が広がり、足尾駅周辺は大きな町に発展しておりました。

 

廃墟となった工場跡も一部は撤去された様ですが、今だにその原型を留めているのは、負の遺産と呼ばれつつも暗い鉱毒事件の歴史を薄れさせる事無い様、繰り返さぬ様、未来人への警鐘なのかも知れません。

 

 

今回は大人の社会科見学をして来た気分にさせられた ショートトリップになりました。

わたらせ渓谷鐵道でDE10牽引のトロッコ列車の撮影

 

撮影日2019.8.14

 

全記事のロケハン撮影から 早くも一週間後のこの日。

わたらせ渓谷鐵道のDE10 +トロッコ客車4両のトロッコわたらせ渓谷号の撮影に行ってきた報告記事です。

 

さて、一週間前のロケハン状況とお天気の具合を考慮し、何処で撮影をしようか悩みました。

この日は生憎の雨予報。台風の影響で湿った空気が流れ込み、一日中不安定な予報が出ておりました。だいぶ台風からは離れているこの地にも大きさによる影響は避けられそうも無い様子でした。流石の晴れ女の私でも、台風の接近には敵いそうもありません。

行こうか?否か?迷っている振りはしますが、やはり出掛ける予定は曲げず、DE10 に会いに行くのでした。

 

さて、わ鐡には2種類のトロッコ列車が存在しております。

一つ目は 全記事でも綴らせて頂きました

元JRのDE10 +客車4両 (内、客車2両はトロッコ列車に改造されており、元京王電鉄の5000系が使用されております)の"わたらせ渓谷鐵号"

二つ目は わ鐡自社製作車両の"トロッコわっしー号" (2両の列車の内、1両はトロッコ車両)

前者の わた渓号は一日一往復、後者のわっしー号は二往復します。

私の都合により、この日はトロッコわっしー号の往復路、わた渓3号の往路の3回の撮影を予定しておりました。

わっしー!? それ何?

と、思われる方もいらっしゃいますよね?

わっしーとは、わ鐡のイメージキャラクターです。

四角い赤いボディーに手足の付いた妖怪塗り壁の様な見た目がチャーミングだと思う!?のは私の個人的な感想でして、観光客の皆様の噂話からはあまり好感度は低めのご様子。

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わたらせ渓谷鐵道のホームページより

 

どうやら、わ鐡の赤い車体をイメージして作られた様です。

車内や駅で わ鐡グッズが売られており、買われる方も多くいらっしゃるのですが、キモい!だの、不細工!と貶されている割に、お買い求めされているご様子。

ブサ可愛いという表現もある位ですから、何処か憎めない不細工さが受けていない様で受けるのかも知れません。

「嫌よいやよも好きのうち」

なのでしょうか。

私ですか?買いましたよ(笑)

車両模様の入った 立派な桐生織の巾着袋。群馬県は織物業が古くから盛んな街でして、富岡製糸工場等も有名なところです。

いゃあ…欲しかったんですよ。

アテンダント兼販売員お兄さんの飛びっきりの営業スマイルにやられちゃいました。

でも、私鉄路線の撮影に行く時は、その路線や地域で出来るだけ買い物をして、その地の発展に貢献してくる事をポリシーとして撮影しております。撮影させて頂いておりますので、少しでも恩返しが出来ればと考えております。

 

 

 

さて、前置きが長くなりましたが、先ずはわっしー1号の下り便の撮影報告。

向かったのは先週訪れた 小中駅脇の橋梁です。

小雨が降る中の撮影になりましたが、何とか無事に撮影しております。

 

わっしー号がやって来ました。小菊が沢山咲いていたので、入れて撮影して見ます。
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中野ー小中

ロッコわっしー1号(間藤行き)

下り便はトロッコ車両が先頭の2両編成。

開業30周年のヘッドマーク付きでした。

沢山お客様を乗せて、中々の盛況振りです。

観光列車の撮影後は 何時もの様に手を振って見送ります。

一人二人は必ず手を振り返して下さいます。

結構、コレが楽しみの一つであります。

 

 

そして、いよいよ次は本命のDE10 トロッコの撮影ですが。

何処で撮影しようか だいぶ迷いましたが、沢入駅へ向かいました。

此処は先週のロケハンでは時間が無くて下見は出来ませんでしたが、グーグルでのエアロケハンは済ませております。

しかし、お天気を考慮し、もしもの事態に対応出来る撮影地でなくてはなりませんので、民家が点在する場所での撮影を決めました。

沢入駅へ到着した時点で、だいぶ空模様が怪しい雰囲気でした。

沢入駅を出て右へ坂を上り、下り、徒歩10分足らずで到着したのは、神戸ー沢入間の長いトンネルを抜け出た直ぐの集落。そこには柵の無い線路があり、線路と渡良瀬川の間に民家が二軒。そこの民家の前には勝手踏切があり、そこから迫力のある撮影が出来ると考え、此処での撮影を決めました。

線路の向こう側に空の納屋ガレージがあり、もしもの時はそこでエスケイプを決めておきます。

一応、民家の敷地内に立ち入らせて頂くので撮影許可を得ておきます。

快諾下さり 感謝しております。

 

お盆真っ只中のこの日。

縁側に大きな引き戸が備え付けられた古めかしい日本の家屋から、家族の団欒が丸見えになっておりました。

3世代揃って昼食を摂っていらっしゃるところかな。実家へ子を連れて帰省されたご様子が伺えました。そんな光景に 何処か懐かしく、子供の頃を不思議と思い出すのでした。

 

遠くで雷の音が聞こえてきます。辺りは夕暮れの様に暗くなってきました。

ここまで来て止める勇気はやっばりないな。

小雨が降り出す始末。この雨、強くなると直感出来るものでしたが、トンネルからDE10 の警笛音が聞こえて来ましたので、耐えて撮影を決めます。

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トンネルを抜け出たDE10 を見て驚き!

牽引機は わ鐡色ではなく、国鉄色の1678号機でした。行き掛けに大間々駅で わ鐡色が客車に繋がっていたのを確認してきたのですが、何か不具合でもあったのでしょう。

しかし、私としては此方の機を撮影したかったので、サプライズでした。
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神戸ー沢入

▲後方の山が大雨で真っ白に煙っています。撮影の時はDE10 に夢中で気が付きませんでした。
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▲12系客車の1両目にはわたらせのロゴの「WR」でしょうか?
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▲2、3両目は元京王の5000系改造車のトロッコ。大きな開放窓になっております。

客車の窓から手を出す客。「あら?!雨かしら?」等と会話しているのでしょうね。
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そして最後尾4両目の12系客車。水平バランスが狂いました(汗)

ヤマセミヘッドマーク付きです。

 

撮り終え、いよいよ雨粒が大きくなり…f:id:emikosorakara2:20190814220357j:image

▲その後、土砂降りが30分続きました。

先程、目星をつけておいたガレージで雨宿り。目の前には先程の撮影地。大雨が坂道気味な通りを叩きつけ流れて行きます。

もう一本撮影を予定していたトロッコわっしー2号が5分後にやって来ましたが、とてもあそこに立つのは無理なので諦めました。

 

暗いガレージに一人、色々な事がある。こんな事もあるのだな。と考えておりました。

 

 

         〜撮り道メモ〜

 

わたらせ渓谷鐵道には 名物弁当があります。

有名なのは やまと豚弁当です。豚肉の味噌炒めをご飯の上にどぉ〜ん!と乗せた、お肉好きには堪らないと評判です。トロッコ列車の手拭い付きで1100円也。

ここだけの話、私は豚肉は苦手なので買いませんでした(小声)

 

行き掛けの列車で神戸駅ホームに停車中、お弁当売りのオバちゃま達が威勢良く車内に乗り込んで来ました。

「お弁当、ビールいかがですか?」

そう言えば お昼ご飯の事を考えていなかった私。トロッコ弁当を買うことにしました。

実は先週、ロケハンに来た時に販売していなかったので、残念に思っていたところでしたので、渡りに船な心境でした。

一緒にビールも勧められましたが、泣く泣く諦めております。只でさえ水平バランス崩しかけているのに、飲んでしまっては折角のDE10 様に失礼だと思いまして(笑)


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ロッコ弁当  930円也

オカズたっぷり!ポイントは塩味の効いた舞茸の天ぷらとヒレカツ。帰りの東武特急りょうもう号の中で美味しく頂きました。

お弁当箱の蓋に わ鐡色のDE10 の写真が付いておりました。次回はこんな風に明るめに撮りたいとリベンジ撮影を夢見るのでした。

 

さて、トロッコ列車の客車内の写真が わ鐡ホームページに掲載されておりましたので 載せておきます。

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神戸ー沢入駅間に草木トンネルを通りますが、通過に10分程度を要す長いトンネルです。そこを通過時に客車内では天井にLEDによるイルミネーションが行われます。

他にも絶景ポイントでは徐行運転、小さな滝の見物、有名な白御影石の解説等、何方でも楽しめる観光列車になっております。

美味しいお弁当と合わせて、トロッコ列車の乗車もお薦めします。

行かれる際はトロッコ列車の平日運行はありませんので、わ鐡ホームページを確認下さい。↓

https://www.watetsu.com/torokko.html