撮影日2019.9.18
久しぶりに秩父鉄道を見に行って来ました。
暑さも和らぎ、本日は気温も21度と涼しげで、御彼岸の近さを感じられました。
実は秩父貨物は9/20〜10/8迄、太平洋セメントの窯点検に伴い、貨物列車も運休が決まっております。
その前に三輪駅を出入りする貨物列車を撮影しに行く事にしました。
秩父鉄道の貨物線は、熊谷に有ります三ケ尻駅と秩父の武州原谷と終点の三輪駅を結び、石灰石を牽引する貨物を行っております。
やって来たのは影森駅です。
影森駅の隣に太平洋セメント三輪駅はあり、秩父鉄道本線の一番外側に三輪駅へ続く線路が平行して伸びております。
影森駅から三輪駅方向を見、本線は右へ下り、貨物線は左へ上り、Y字型に線路は分かれます。
すぐ傍には武甲山かそびえ立ち、三輪駅は丁度、武甲山の足元にあります。
三輪駅前の湯乃澤橋踏切で撮影したいと思います。
三輪駅前の踏切より、影森駅方向の撮影。
手前の登坂線路が貨物線です。
此処には地元住民による貨物列車通過時刻と、この先にある秩父路お寺巡り札所への案内図が記されたお手製の張り紙がしてありました。
わざわざ貨物時刻表を調べなくても 此処へ来れば通過時刻が一目瞭然と言う訳です。
注意事項も添えられてあります。
来訪者へ事故が無い様、気遣われているのでしょう。親切ですね。
又、秩父鉄道への地元住民の愛も感じられます。
影森駅側より空のホッパ車を牽引した貨物列車がやって来ました。
▼9:36 デキ501とオキ20両
▲目の前を、通過しました。
▲大きくカーブした先には、直ぐ三輪駅があります。三輪駅へ続く道と線路の間にはロープが張られているだけ。とても間近に車列を感じる事が出来ます。
あのカーブの先へ行って見ます。
駅構内へ入場後 デキは切り離され、構内牽引用のD502(構内専用機関車)と連結し、牽引交代して石灰石の積み込み作業をする様です。▼
▲三輪駅入場門前より撮影
勿論、ココより先は関係者以外、立ち入り禁止です。
▲ホッパ車は牽引され、積み込み屋舎へ入って行きました。
40分後、積み込み作業も終わり、影森駅方面へてんこ盛りの石灰石を積み、貨物列車は戻って来ました。
先程の踏切より影森駅側へ一つ先の踏切脇に、秋を彩る秋桜が咲いておりましたので、そこから撮影しました。
こちらは練習撮影です。
▲10:04 7700系 三峰口行き 後ろ姿
影森ー浦山口
メルヘンチックに可愛らしく撮影出来ました。
七草トレインのヘッドマーク付き。
三輪駅より出場した列車は坂道を下っております。手前の線路は本線です。
10:14三輪ー影森▼
▲最後尾のオキフには作業員さんが乗車しておりました。今でも使用されているのですね。
途中駅の影森や武州原谷駅迄乗車されているのかも知れません。その先での撮影で乗車されている貨物列車に合った事がありませんので。
大きな音を立て、貨物列車は走り過ぎて行きました。
迫力ある貨物列車が間近に見られ、策も少なく撮影し易い三輪駅周辺です。
ただ、踏切には踏切棒も警報器も有りません。撮影で訪れる際はマナーを守り、身の安全に留意して下さい。
今後もいつまでも良い撮影地である為に、一人一人の心掛けが大切ですよね。
迫力ある秩父貨物を是非、貴方も電車利用で見にいらして下さい。
これからの季節は12月上旬まで紅葉が美しいですよ。