女将さーん鉄道撮影の時間デスよ! 

焼きとり屋 えみソラ女将の鉄道撮影日記ブログ

伊豆急行の引退イベント クモハ103号の撮影をして来ました

撮影日 2019.7.2

 

伊豆急行ではこの度、1961年(昭和36)〜2002年まで運行されていた クモハ100系の中でも動態保存されているクモハ103号の引退運行イベントを行いました。

7/1〜5迄、1日2往復運行され、一便定員50名 、先着順で乗車も出来ます。

乗車するには 10時のチケット販売時刻に伊豆急下田駅へ購入しに行かなくてはなりませんでしたので、今回は乗車は諦め、撮影に徹する事にしました。

この引退イベントは今回で3度目の様で、最終日の7日にはイベントを大々的に行う旨の宣伝も ネットで確認しております。

さぞ、賑わったのでしょうね。

 

私が撮影したこの日、雨降りは逃れ、曇天撮影になりました。ただ、午後からの出発便だった為、ロケ地の事情で逆光を免れることが出来、ラッキーでした。

 

前記事の貨物鉄道クレーン車甲種撮影を終え、一本の電車にも遅れずに計画的に現地へ向かわなければならないと言うタイトな予定を組み、何とか目的の稲梓駅へ撮影7分前に到着しました。

調べておいた撮影スポットへ走り、急いでポジションを探ります。

目的の御別れ電車は一番初めに撮影しましたが、先ずは伊豆急線を走る花形特急列車をご紹介します。

撮影は 稲梓ー蓮台寺 です。

 

 

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14:42      JR185系 踊り子      (後ろ姿)

こちらも、もうすぐ引退のアナウンスのあったJRの踊り子がやって来ましたので、空かさず撮影しておきます。

だいぶ離れているので、ヘッドマークの判別は厳しいかな。

 

 

 

 

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14:48    2100系黒船電車

伊豆急の自慢の特急車両、リゾート21の第4次車、黒船電車がやって来ました。 

流石は伊豆。温泉、海だけでは無く、歴史的にも重要な拠点なのです。

伊豆と言えば、黒船、ペリー来航ですよね。

 

曇り空な故、真下アングルは厳しいですね。

青空が欲しいところですが、ここからのショットも晴れていれば逆光なので、曇天に感謝しましょう。
 

 

そして、お目当てのイベント電車の撮影ショットです。

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14:39  クモハ103号   蓮代寺ー稲梓

 

パステルブルーのツートン色が 伊豆マリンのイメージなのでしょう。

初めて見るクモハ103号、とても爽やかで可愛らしい印象を受けます。

沿道の終わりかけの紫陽花でしたが、何とかこの日の撮影に間に合った開花具合でラッキーでした。

 

えっ?伊豆急行なのだから、海とのショットはどうしたのか?って?

そんなありふれた有名撮影地には行きませんよ。エアロケハンでお気に入りの場所が山の中でしたので、仕方がありません。

海、行ってません。

悪しからず(笑)

 

この後、次の撮影地へ急いで向かいました。

 

続くぅ〜。

 

 

 

 

         〜撮り道メモ〜

 

日本人は富士山好きな方が沢山おられますよね。その雄大なスケールと美しい形状。

四季折々の表情も豊かで、信仰の山であり、日本の象徴や魂 と言っても過言ではないでしょう。

富士と言う名にあやかり、地域や坂、川にもその名は多く使われておりまして、私の近所の町名にも"ふじみ野市"と言う場所がある程です。きっと、お読み頂いている方の中には「私は富士の名の付く町に住んでいる」なんて方もいらっしゃるかも知れませんね。

日本全国、大小山はありますが、駿河の富士山に似た形状や、そこから富士山が見える等の理由から、〇〇富士と名の付く山は397座もあるのだそう。

今回、訪れた伊豆下田市にも 周辺の山とは明らかに違った特異な形状が目を引く "下田富士" と呼ばれる山が観光地街の ど真ん中にあります。

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15:45     伊豆急下田蓮台寺  

クモハ103号と下田富士


実は この下田富士には町の中で知らない人は居ない と言われるほどの有名な伝説があります。

 

"富士三姉妹の伝説"

掻い摘んで記すと…

下田富士が長女、駿河富士が次女、八丈島富士が三女の、とても仲良しの三姉妹がおりました。

次女の駿河富士はその美しい形状から皆に好かれ、愛され、人気者になりました。

長女はその事をやっかみ、自分の小さく奇妙な形状を恥じ、天城山と言う屏風を立て、引きこもり、小さく身を隠す様になりました。

次女は姉の様子を見るためにどんどんと背伸びを繰り返し、大きな形状になって行きました。心優しい三女の八丈島富士は心配し、遠くから二人の姉を見守っておりました。

…そんな風な伊豆地域の三富士の形状を象徴する伝説があるそうです。

 

小さくユニークな風貌の下田富士の乙女ゴゴロは切ないですね。

卑屈な姿に身を隠したくなる気持ち、わかります。私は女の姉妹はおりませんが、三人もいれば其々風貌は異なり、見た目の善し悪しも分かれ、比較してしまうのは自然な成り行きでしょう。

しかし、私はグーグルマップでエアロケハンをした際、この個性に一瞬で引き込まれ、会いに行きたいと思いました。しかも、その麓に川が流れ、鉄橋が架かっているだなんで、必ず此処へ行って撮影しようと思いました。

この山、一つの岩の塊で出来ております故、一岩山とも呼ばれるのだそうです。

因みに、〇〇富士と呼ばれる山の中では一番小さく、180mの標高です。山頂には浅間神社の祠も建っております。今回は登頂する時間もありませんでしたが。

実際、その姿を目前にし、

なんと!見目麗しい!美しい姿でした。

そんなチャーミングな山の麓で、コレまた可愛らしいパステルレトロな一両電車を撮影する事が出来、大満足な遠征になりました。

 

 

 

鉄道クレーン車甲種輸送の撮影

 

 

撮影日2019.7.2

 

本日は、関西の友人からご紹介頂きました

川崎貨物駅より出場の

鉄道ワゴン車+クレーン車+コキ+機関車

甲種輸送車の撮影に出掛けて来ました。

 

撮影後の予定もあり、川崎新町駅付近での撮影を考えており、駅周辺を散策しましたが 撮影後に走ってホームへ戻るのも不安に感じ、やはりホーム撮影で待機する事にしました。

 

ホームには常連と思しきおじ様グループ4〜5人とその他、向かい側ホームも合わせれば 10名程の撮影者で賑わっておりました。

撮影地の人気の高さが伺えますね。

 

撮影地を探ろうと、カメラを持つ話しやすそうに見えた若い方にどの線路を貨物が通るのか聞き込みをしてみました。

彼は 「日本語が解らない」と、仰いました。

アジア系海外の方の様でした。残念。

 

次に 常連さんグループに声を掛けてみました。

皆さま甲種輸送に関わらず、次々とやって来る川崎貨物方面、東海道方面のどちらも撮影なさっている様でした。

川崎貨物駅からの線路は一番そっち」と、御親切に教えて頂きました。

彼らはいつも集まり、仲良く此処で撮影なさっていると話されておりました。

何処の撮影地にも、やはりその土地の主のようなグループがあるのてすね。

甲種輸送のネタがどうして広まったのか?オジサマ達

「ああでも無い、こうでも無い」と話しておられます。

そうこう話している間に、次の貨物がやって来ました。下手へカメラを一斉に構えます。

皆様につられて、早速、やって来る貨物を撮影してみる事にしました。

しかし、ホーム突先はおじ様グループで入る余地も無さそうなので、思い切り下がり、ホーム先頭辺りで、おじ様方を入れて撮影してみました。

 

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9:49 下り貨物

これ、カラシと呼ばれる機関車ではないでしょうか?初めての撮影になります。

 

この後、駅周辺を回り、撮影ポイントを探ります。季節は真夏に向かい、夏草がとても元気で障害になりました。

駅隣の踏切も覗いてみましたが、駅脇で電線や配電盤等の障害物も多く、構図が取りにくい模様。

どの道、障害物が入り込むのならば とホームへ戻って来ました。

早速、ロングレール搭載と思われる輸送車がやって来ました。構図が取れず、ホーム中程で撮影します。撮影隊が入り込む為、苦し紛れの縦構図。

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10:26 上り貨物

俗に言う ロンチキ!?でしょうか?

初めて見ました。

 

 

良いポジションは埋まっておりますので、浜川崎方面の突先で待機する事にしました。此処は誰もおりません。居ないという事は 何らかの障害物があるのかも と思いましたが、構えて見るとソコソコ行けそうな場所でした。

一人でノンビリ構えて待ちます。

 

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10:50 上り貨物

白い箱をズラリと引き連れた機関車がやって来ました。もしやこれは、産廃搭載のコンテナでは!?ブログでしか見たことの無い貨物が次々とやって来るので、大興奮します。

撮影しながら「あっ!」「おっ!」と、一人騒ぎしております。

大丈夫、誰もおりません。

 

もうすぐ11時。お目当ての甲種輸送車はやって来ました。

 

短いですね。急いで構図を立て直します。

 

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10:54 お目当ての甲種輸送

電柱に遮られ、編成が途切れましたが、根性で撮影します。

 

 

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コキを機関車の後ろに繋げているのは クレーン部が長い為だったのですね。

新車輸送の様に新品鉄道クレーンを何処かの駅へ運ぶのか?

それとも何処かの駅で鉄道工事に必要になり、そちらへ運んでいくのか?

クレーン部と後ろのワゴン車は二体で一対ということなのでしょう。

このクレーンが使用される現場を目撃出来るのは、ごく一部の関係者だけなのでしょうね。見てみたいものです。

クレーン車は大抵工事現場等で近寄れない場所に据え置かれており、至近で見た時の大きさに驚くものです。とても迫力のある輸送を撮影出来、光栄に思いました。

 

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去りゆくワゴン車も後追い撮影しておきます。
 

 

 

初撮影の川崎貨物、遠くまで来た甲斐があり 濃い内容の撮影となりました。

次から次へとやって来る貨物列車と初めて生で見る輸送物に興奮が止まりません。

川崎貨物、奥深いですね。今回、私はまだ片足突っ込んだだけですけども。

もう少し撮影地を吟味すると、より良い撮影が出来そうです。

 

この甲種輸送車の情報提供頂きました関西の友人、川崎貨物ブログの相互読者の方にもこの関西の友人を通して撮影地アドバイスを下さり、感謝致します。

私の甲種輸送撮影、知識と腕不足で申し訳ありません。

それでも、最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

この後、伊豆急下田クモハ103号のお別れ運転の撮影に向かいます。

その報告記事はゆっくり書きます。

 

東京メトロ丸ノ内線 2000系を撮影&乗車して来ました

撮影日 2019.6.19

 

今年の2月より、東京メトロ丸の内線に 新型車の2000系が運行を開始しております。

今月迄で、もう8編成目も送られてきた事は、鉄道ニュースや撮影ブログの皆様のご報告もあり、有名なところですね。

 

イメージカラーの赤いボディーにウェーブ模様があしらわれたデザインは丸の内線の伝統です。それらを引き継いだ新型車はどんな雰囲気になったのやら?

見に行って来ました。

 

 

丸ノ内線と言えば、東京の主要都市をグルリと回る利便性の高い路線でして、

池袋→大手町→東京→銀座→霞ヶ関→新宿…

有名な地名ばかりの駅名が並びますが、私は今まで乗車経験がありません。東京在住時代も御縁がありませんでした。

今回、新型車導入のお知らせを受けての初御目通りとなり、とても楽しみです。

 

 

 

やって来たのは御茶ノ水駅より徒歩3分

超有名で定番スポットの聖橋(ひじりばし)です。

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Googleマップより

 

 

この辺りは神田川に聖橋、昌平橋万世橋と 西洋建築風の伝統的な橋が架かっている、東京の中でも美景撮影スポットとなっており、時折、観光客も足を止め、撮影なさっていらっしゃいます。

そんな川沿いにJR中央線御茶ノ水駅と総武線の橋梁、丸ノ内線の橋梁も架かっており、鉄道撮影的にもワクワクする様な景色なのです。

ここの景色は昔描いていた近未来都市の様にも見えます。

 

到着して驚き!聖橋は現在、歩道の修繕中でした。

橋の上からは撮影出来ない様子。勤務中のガードマンさんに尋ねたところ、来年3月まで掛かるとのことでした。

見た目も真新しいコンクリート張りのピカピカな聖橋、ちょっと味気なく感じました。

周りを見回し、橋の袂の川沿いに歩道を見つけ、そちらへ回る事にしました。

 

 

早速、やって来ました!

02系でした(汗)

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13:43    御茶ノ水淡路町

 

ダイヤが約5分置きに設定されておりますので、あまり待たずに撮影出来ます。

しかし、やって来るのは7〜8割位は02系なので、トンネルの奥にやって来るヘッドライトを見つける度にカメラを構え、ちょっとだけ疲れます。

よく出かけている秩父のダイヤとは大違いな都心線のダイヤ。撮影には効率が良いですので、贅沢なグチですね。

この写真の上部に総武線が通りかかっているのが見えますか?長い編成ですね。16両位、繋がっているのかな。

 

 

 

今度は先程の聖橋の向かい側に見えていた昌平橋へやって来ました。

この写真の奥のアーチ橋が 先程の聖橋です。

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14:02   御茶ノ水ー神田(JR中央線)

 

こちら側は逆光なのは分かっておりましたが、面白い写真が撮れそうだと思いまして、カメラを向けてみました。

なかなか、左側の中央線とその上の総武線

向かい側の丸ノ内線が同時に出揃い撮影出来る瞬間というのは訪れないものです。

 

ここへ来るのに中央線に乗車して来たのですが、その車窓のから 中央線130周年のヘッドマーク付きの、側面をオレンジ色の全塗装を施した233系とすれ違いました。

一瞬、103系が戻って来たのかと思い、驚きましたが、前面を見て233系でしたので、笑みがこぼれました。

そちらも意識して待機しておりましたが、来ず残念。このラッピングは今年8月一杯は行われているそうです。

 

この橋から見る電車の三役揃い踏みと、神田川に船までタイミング良く通り掛かる瞬間なんて、奇跡でも起きない限り無理なのでしょう。此方としても、何時間も此処で粘り強く撮影する訳にもいきませんし。

 

 

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14:08   淡路町御茶ノ水

 

それにしても、右側の街並みは昔から変わっていない様にお見受けします。その背景には高いビルばかり林立しており、其処だけ時代の流れに取り残されたかの様な景色で懐かしいです。

私の育った隅田川沿いの街並みにもそっくりです。

ちょっと、表通りを見に行ってみます。

 

 

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外神田2丁目 外堀通り

 

3〜4階建ての古めかしいミニビル長屋が25軒位立ち並んでおります。

ビンのデザインの専門店やピンバッチ製造販売店、太鼓の道場やビリヤード場、膝枕耳かき店!? 等々。

やはりこの眺め、私の育った南千住の風景に似ております。正しく東京の下町。

こんな都心の真ん中に、まだ、長屋が残っていたとは!

何処を見回しても高層ビルばかりのこの界隈。

開発に逆らっているのか?

それとも、わざとこの風情を残したのか?

自宅に帰り、グーグルマップで確認しましたが、やはり、この景色はこの一角だけでした。

雑多で昭和の香りのする下町景色、変わらぬ事を私は望みますね。

 

 

さて、先程の聖橋 袂に戻って来ました。

先程、私がいた立ち位置には、おじさま鉄さんが撮影なさっておられました。

やはり、新型車狙いの様子。

一礼し、斜め後ろから撮影する事にします。

 

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14:32   御茶ノ水淡路町

 

太陽がやや真上に来るこの時期ならではの、真昼の順光位置の様です。良く光が当たり、赤が美しく都会の景色に映えます。

パンタグラフもクーラーの室外機も飛び出ていない、真っ平らな車両の上部。スッキリして景観を損ないません。

丸い柔らかな印象で、優しげな赤の雰囲気に仕上がりましたね。

これ、一見、京の浜地域を走る赤い鉄道会社の車両に近づいたのか!?と、一瞬心配したのですが、あちらさんより上品でキュートな印象を受けました。

 

本来ならば、先週に来る予定だった本日の撮影地でしたが、先週は曇り空でしたので、本日

此処から撮影出来たのはラッキーでした。

 

 

 

 

 

 

           〜撮り道メモ〜

 

やはり、新型車には乗車するのが私の心情。

 

丸ノ内線御茶ノ水駅より、新型車を待って乗車してみたいと思います。

駅員さんへの聞き込みによると、もう2本待てば5編成目が来るとの事。

取り敢えず、池袋方面へ乗車します。

昼間とは言え、都心の地下鉄はやはり大勢の利用客で座れないほどでした。撮影はためらわれたので、池袋終点からの折り返しで撮影を試みます。

 

そして、池袋駅ホームで撮影開始!

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ホームドアから見える半分だけの丸窓が可愛らしくてワクワクします。

 

車番は大きめの浮き出たタイプ。サイドのウェーブ模様も奥ゆかしげで控えめに。
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急いで内装を撮影します。

目線の位置に大きめに貼られた路線図が嬉しい。高い位置に小さく貼られた路線図は、おばちゃまには見づらいのデス。
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連結部サイド席は全て丸窓で、優先席シールがベッタリ貼られております。折角の素敵な丸窓なのに、ソコは少し残念。

座席は乗客がゆったりと座れる事を優先し、一人分の幅が大きめに作られております。優先席に至っては2人掛けを意識した幅でした。

その横にはモバイル機器の充電コンセントが二ヶ所、5kgまでの荷物フックも備わっており、譲り合って使用する旨、注記してありました。

入り口付近は広めにスペースが作られている印象です。

何より、薄ピンク色の壁が明るさと温かさを感じ、穏やかな気持ちにさせてくれます。

 


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内装は何処を見ても丸を意識したデザインになっており、丸ノ内線と言う名前らしい

"まるの内側"   な電車ですね。

丸窓は良く見ると やや楕円形をしております。地下鉄とは言え、所々で戸外へ出る路線なので、眺望や光が入る事を意識しているのかも知れません。

又は、真ん丸ですと、振動や耐久面で都合が悪い等の理由もありそうですね。

 

 

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乗車した車両は 池袋から御茶ノ水駅を通り過ぎ、先程撮影した聖橋脇へやって来ました。

すかさずスマホ撮りしました。神田川と奥には総武線の鉄橋と昌平橋、左側には先程の長屋も見えます。

 


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大手町で乗り換えの為、乗車体験はfinish。

ホームドア越しに撮影しながら見送りました。

咄嗟のスマホ撮りでブレて見づらいですが、キュートなお顔ですね。

その愛らしさに気持ちがホッコリしました。

 

東京メトロの新型車は其々の路線により、その地域の特性や歴史、イメージによってデザインは様々です。

しかし、内装は共通点があり、見覚えのある箇所が多いですね。狭く暗い地下鉄のイメージを払拭するかの様にスケルトン素材を使用した明るい雰囲気作りや、座席の快適性を高め、振動伝達の解消、広々とした空間を取り入れる努力も感じます。

混雑しても より良い乗り心地と安全性向上への努力を感じました。

東武スカイツリーライン 小川の水鏡撮影に挑戦

    撮影日 2019.6.12

 

私は新製品が出ると、まず買ってしまうタイプです

日常の買い物に限りますが

例えば、缶チューハイやポテトチップス、チョコレート…

 

ブレずに買い続けている物が一点あったわ!

敷島パンの超熟 6枚切りの食パンです

コレは美味しくて、譲れない

 

シャンプーやボディーソープもちょこちょこ変えるのです

見慣れないボトルが災いなのやら?

寝る前にお風呂に入るのが要因か?

身体を洗う為にシャンプーをタオルに、ボディーソープを頭に、と、間違えてしまいます

昨夜もやらかして

疲れてるわ…

歳と手振れ写真はとりたくないわ(苦笑)

 

でも、お風呂 あるある!の範疇よね?

 

 

 

梅雨で鬱陶しい日が続きますが、そんな中、本日は貴重な曇天日でした

そうなんですね、曇天さえも貴重に感じる梅雨期ですよね

気温も幾らか下がり、体感的には過ごしやすくなった様に感じます

そんな本日の夕方、またまた西の方角に晴れ間を見つけたので、ご近所でチョイ鉄して来ました

何故、夕景ばかり撮っているのか?って?

近頃、忙しく、自分の時間が出来るのが夕方になってしまうのです

 

 

そんな訳で やって来たのはスカイツリーラインの武里駅付近に有ります"あいのぼり川"です

 

春日部市内にはまだ田圃が多く点在しており、用水路も縦横に張り巡らされております

その中でも大き目な用水路が この "あいのぼり川"でして、行く行くは中川へと合流しております

川幅が僅か15mにも満たない様な小川に、これ又、東武線のミニ橋梁と平行して小橋が架かっております

この橋の上から撮影してみます

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18:19 中目黒行き  70000系

 

 

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18:23  50000系

 

実はここで撮影するのは約2年振りです

前回、撮影中にアラブ系の方から話しかけて頂いたのですが、何と今回も同じ方が店から出てらして、話し掛けて下さいました

「デンシャトッテルデスカ?」

前回は「ナニトッテルデスカ?」と、尋ねられましたが、今回は流調な日本語で "水鏡" と言う言葉も存じ上げていらっしゃいました

2年前には立派なあご髭を蓄えられておりましたが、今はノー髭でして、別人の様に見えました

ちょっぴり御若く見えましてよ

 

橋の御隣には"インドカレー"と書かれた看板があり、そこの御主人の様でした

橋の真ん中に立つ  カレー屋の彼  曰く、

「この辺りから撮ると良いよ」

と、アドバイスまで頂きました

私としては、橋がやや斜めに架かっているので、上り電車の前面が橋のはじからの方が川に綺麗に映り込み、顔がよく見えて 云々…

と説明するのも わかって貰えそうもなく面倒なので、此処からの方が綺麗に撮れるのよ!

と 簡潔にお伝えしました

しかし、そんなお節介が嬉しく、じぃん‥‥と、沁みるのでした

通行人の多い駅前、

一人撮影はやはり何処か孤独

そんな時に話掛けられたら、途端に親近感が湧くと言うものです

 

春日部はアジア系やアフリカ系の海外からの移住者が多く、我が店にも多く御来店されます

焼鳥にホットペッパーをかけて欲しいと頼まれた時、ホットペッパーはホッペッペ!と発音する事を初めて知りました

今では「ジャパニーズペッペ!七味!」

等と解説付きでかけて差し上げます

 

撮影に夢中になっていたら、カレー屋の彼、いつの間にやら消えておりました

 

 

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18:52 30000系

スカイツリーラインでは希少な30000系がやって来ましたが、流石に夏至が近いこの時期でもお顔が真っ暗に映りました

 

と、あらば、あの手しかありませんね

関西の "闇鉄名人" を真似して、流し撮りにチャレンジしてみます

 

そうよ、勝負よ!

わぁたしピンクの左腕素法♪

(右利きです)

↑私の頭の中、サウスポーの曲がグルグルと渦巻きます

懐かしあぁ…(自分の世界に直ぐ入る人)

 

もうすぐリバティが来る時刻が迫っております


この時刻に春日部駅近くで上りと下りの500系がすれ違うのです

毎日、仕事場から見かけておりますので、そこはリサーチ済み

流し撮りでリバティを捕まえるチャンスは2度もあると言うこと

 

シャッタースピードを下げ、ISO感度を上げます
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19:07 500系 回送通過

 

1度目の下りはブレブレで失敗してます

2度目の上り回送通過を幾らかマシに捕らえました

回送幕?見える!?

それは無理

 

目先はクラクラ♪ キリキリ舞よ♪

 

闇名人の足下にも及びませんでした(汗)

はぁ…ブレない女になりたいわ

 

今回はロケ地が小橋でしたので、顔だけ撮影になりました

折角のスカイツリーラインの車両撮影なのに、長編成ファンの方、ごめんなさいデス

 

 

さて、流し撮りも体験できまして、カレーの匂いも気になり、お腹空きました

帰るとしましょ

 

カレー食べたくなっちゃったなー

初夏の秩父鉄道 波久礼ー樋口を一駅ウォーク撮りしてみる

撮影日2019.6.4

 

初めに

前々回の秩父鉄道の急行についての記事で

急行は熊谷駅以東は走らない‥と記述致しましたが、土日祭日は3本だけ羽生駅迄走っているそうです。秩父鉄道の名誉の為にも謹んでお詫び致しますm(_ _)m

でも、平日休みの私には、やはり羽生駅からの乗車は叶わない様ですね。

 

 

 

てくてく一駅間を歩いて、ロケハンしながら撮影する

 

実は、我が店に御来店のお客様が、若い頃にこの駅間を歩いた経験がある というお話を聞き、たいへん興味深く感じておりました

 

今回は、今回も!?意気込みが違うのです

撮影ウォーキングを敢行して来ました

 

秩父鉄道の中でも景色が良く、カーブ地点で

且つ、貨物列車が俯瞰で撮影できるであろう期待の膨らむ駅間の 波久礼ー樋口 およそ4.4㎞の道のりを歩いてみます

 

 

 

波久礼駅を出発します  11:52

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 赤の印が波久礼駅です

①~③の地点で撮影しております

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Googleマップより

 

 

❶の地点の第一カーブに差し掛かりました

右の壁沿いに線路、国道、荒川と並行しているカーブ位置での撮影

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12:04   山の緑色が、先月訪れた時より深くなっておりました

 

この地点では歩道があったり無かったりで

少し危険な場所を歩かねばなりません

歩道の無い位置をウォーキング中、電車が通過して行き、撮影のタイミングを逃しました

電車は居ませんが、絶景ポイントです

線路と国道同様、荒川もカーブして流れており、翠色の川面が綺麗でした

 

 

 

 

 

 

❷の地点の第二カーブへ到着です

ここは国道と線路が交差する地点で、国道がオーバーパスになっております

歩道から俯瞰で撮影しました

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12:48  上り貨物  デキ501号

砂利があんなにてんこ盛です

カーブをゆっくりと重そうに走ります

機関士さんが ポッ!と短めに警笛で御挨拶して頂きました

嬉しいなぁ(泣)

 

ここで線路を国道が跨いだ為、この先より、国道、線路、荒川と並走の位置関係が変わります

 

 

 

 

 

 

❸の地点の第三カーブ辺りに差し掛かりました

 

国道には歩道が少なく、その山側に小高い林の中の遊歩道が設けられている地点を歩いております

私の歩く遊歩道が一番高い位置に、そして国道がすぐ隣下に、線路はその隣下で国道よりも低い位置に敷かれており、電車の上部だけが見える、そしてその隣下に荒川も切れ切れに見える状態

要するに、階段状に

遊歩道(一番高位置)→国道→線路→荒川(一番下)

木々の隙間からは絶景も見える場所アリの好ポイントでした

 

木陰の中は 時折、風が通り、汗ばむ体に心地良く吹き抜けて行きます

ただ、人通りが殆ど無く、人目につかない暗い道でして、女性の一人歩きはやめた方が良さそうな道でした

 

本日は暑いです

 

木立が切れる地点で、荒川と機関車が撮影出来そうな場所を発見しました

丁度、下り貨物が通過のタイミングでした

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13:17  木立の隙間からチラッとお顔を出すデキ機関車

ギリギリ車番が隠れて確認出来ないのが残念でした

 

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機関車通過後、私の真横通過の空のホッパ車を撮影

空バケツの中、あんな風になっているのですね

初めて見ました

ホッパ車の奥に広がる白砂利は荒川の河原です

 

 

歩いていると、野生の桑の実を発見し、取って食べたり、可愛い花を眺めたり、時折、電車や貨物の通過、良い景色の地点では足を止めたりと楽しい 撮影になりました

先日、緑色に塗り替えられたデキ505号に会えるかもしれないと期待をしていたのですが、この日は広瀬川車両基地で休んでいる姿を目撃して終わりました

緑デキの撮影はまたの機会のお楽しみにしておきます

 

13:33  樋口駅へ到着しました

 

 

 

 

 

 

 

                〜撮り道メモ〜

 

だいぶ歩いたので、お腹が空きました。

秩父鉄道の沿線には商店がとても少なく、いつもランチは悩みの種なのです。

樋口駅前も例外ではありません。商店街の名残はありますが、営業されているのは3~4軒。仕舞屋も見受けられます。駅前商店街の中のお蕎麦屋さんである 清水屋食堂さんへお邪魔してランチにしました。

冷やし中華を食べていると、貨物列車の警笛が聞こえて来ました。

堪らず、外へ飛び出し、スマホ撮影です。

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14:01  店の軒先から撮影のデキ301号

駅前ミニ商店街には桜並木があり、新緑が綺麗でした。春には見上げたショットで桜の中を走る姿が撮影デキそうです(笑)

 


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店内から撮影のホッパ車(窓の外の上部)

 

店の脇は高架線路になっていて、冷やし中華(他にも色々あります)を食べながら貨物列車や電車を眺める事が出来ます。

だいぶ懐かしいタイプの小ぢんまりとした店内。

演歌歌手のサイン入りポスターや御客さんが撮影したというSLの写真、各地方の調度品を思い思いに飾り、思い出があるのであろう風に置かれております。

 

出てきた冷やし中華は細麺で何時ものあの甘酸っぱい味。

量的には、私でも少し物足りない位と感じました。

サイドメニューをもう一品頼むと良いかな?

写真は想像していた物との誤差が激しく、撮影をためらいましたのでありません。

 

お客さんは他に居らず‥

作り終えたご主人と女将さんがフロアに出てきて、お話をして頂けました。

60代位の御夫婦でしょうか?話好きの御様子。

奥の間には お母様らしき人が微動だにせず、テレビを見てくつろいでいらっしゃる様子が襖の隙間から見えておりました。

イノシシや熊、鹿も出没する野趣溢れる土地柄や、買い物が不便で住民が増えない悩み、荒川の水害に悩まされた過去の出来事、もちろん秩父鉄道の話  等。

アットホーム過ぎて、実家に帰って来たような温かさにホッコリし、それだけでお腹一杯になりました。

 

懐かしいお蕎麦屋さんのテーブルから、入り口上の風取り窓に映る機関車を眺め、昭和の香りの風情に浸ることが出来ました。