女将さーん鉄道撮影の時間デスよ! 

焼きとり屋 えみソラ女将の鉄道撮影日記ブログ

GW2024!関西遠征記①

撮影日2024.5.7

 

 

本日もようこそ。いらっしゃいませ。

 

皆様は日常のシチュエーションの中で、キャン

ディを戴く体験をなさった事は有りますか?

 

思い返せば幼少期など親に手を引かれ、連れて

行かれた床屋での会計時「ほら、アメだよ。お

利口さんにしていたご褒美」や、

公園で遊んでいる時、知らないおばちゃんが

やって来て「ほら、お菓子だよー。皆んなで

食べな」

等と、突然にお菓子を頂戴する機会があった

頃を思い出す物です。

でも、それはあくまでも大人が子供にする行為

で有りました。

 

今回、関西方面へ遠征の機会に恵まれ、キャン

ディを頂戴するシチュエーションに久しぶりに

出会しました。

しかも、「飴ちゃんどうぞぉ〜」というではあ

りませんか。

飴に "ちゃん" 付け??

 

大人が大人に飴を渡す。

 

何と、其れは関西圏でも大阪方面でごく当たり

前に行われている生活文化なのだそうでして。

そこで、私もこの遠征帰宅中、新幹線の中で

飴を渡しても良い事案に遭遇しましたので、

試しにこの大阪文化を実行してみる事にしまし

た。

 

三列シートの新幹線座席。充電器は窓側Aの右

足下と思い込んでいた私とその窓側に着席して

いた25歳前後の男の方。その男の方の足元には

リュックが置かれ、コンセント部が見えませ

ん。然し乍ら、彼も充電している様子は有りま

せん。

スマホ電池が13%まで落ち込んだ私。

仕方無く、眠っている彼にやんわり声を掛けま

した。

すると、目覚めてくれた彼も、差し込みが無く

て困っていると言うではありませんか。

 

彼の足下を見ると、確かにそこにはコンセント

は見つかりませんでした。

彼はまた眠りに着いた様子。

 

コンセントが無い!?E2系じゃ有るまいし。

 

私は色々な箇所を見回し、肘掛けの突先にコン

セントを発見しました。

事なきを得、ピンチを逃れることが出来まし

た。勿論、目覚めたお隣の彼にも教えてあげま

した。

 

 

起こしてしまったお詫びに、コレは飴ちゃんで

も渡してみようか?

意を決して下車際に

「さっきは起こしてしまってごめんなぁ。

ほら、飴ちゃん食べや。じゃあ!」

とひと握りの飴ちゃんを手渡しました。

彼は笑ってくれて「あざっす!」と答えまし

た。

ミッション成功です。

 

しかし、私もノリで関西弁を使い、関西人に成

りすまして見ました。

"ニセ大阪人" ですね。

あれ??何処かで聞いた名前ですね。

 

この飴ちゃん文化、人間関係を円滑にして行く

のに非常に良いツールの一つと感じるのです。

貴方に敵意は有りません。

関係性を大切にしたい表れ と相手は察する事

でしょう。

 

関東には浸透していないこの行動。

恐らく、関東圏で赤の他人に実行すると怪し

まれるか、遠慮される行為と思われます。

先ず、驚かれる事間違い有りません。

別れ際にあくまでもさり気なく、

目下の方で、且つちょっとした親切返しなどの

限定ならばOKかと思われます。

 

行う際はご注意を。

 

 

 

そんな楽しい経験を致しました網干訓練関西遠

征のご報告記事に成ります。

暫くお付き合い頂けると幸いです。

 

前置きが長くなりましたが、

網干訓練撮影のご様子をさっさと出さなくは、

アボシアボシ詐欺になりますので、時系列的に

は一番最後の撮影になりますが、印象深く残っ

ております

芦屋ーさくら凪川 での撮影より。

 

 

f:id:emikosorakara2:20240508200738j:image

▲9976レ  

DD51-1191+DD51-1183+

14系サロンカーなにわ5b

記録と記憶に残る撮影でしたので、決めショッ

トは敢えて並走電車を入れての構図です。

 

芦屋駅辺りから、普電と並走し始めているのは

分かっておりました。大サロに普電のヘッドラ

イトが映る事も分かっておりました。

が、しかし!!

何と、普電の運転手さんが一向にスピードを上

げて来ません。

 

こんな感じでのファーストショットでした。

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絶望的な気分になりましたが、その後もスピー

ドを上げて来るのは訓練車ばかり。

何らかの事情があるのかは不明ですが、

私達撮影者の邪魔にならない流れになっている

事だけは確かでした。

 

 

 

 


f:id:emikosorakara2:20240508200734j:image

サロンカーなにわHM付きの後ろ姿撮影が希望

でしたので、コチラの最終撮影地でミッション

をクリア出来ました。

 

その後、普電が見る見る内に追い上げを始め、

訓練車を隠してしまいました。

性格の良い普電運転士様に撮影を助けて頂けた

とも思える撮影劇で、この遠征は幕を閉じまし

た。

 

何とも、今までの撮影行の中でも、

幸運の極みと申し仕上げてよい事態と言えます。

 

 

お仲間の御尽力のお陰で

この日の9976レは往路、復路とも合わせて4度に

渡る撮影行が叶いました。

奇跡を感じます。

 

そして何より、高い柵を超えての撮影行をこな

す為、脚立を持参されたお仲間さんと、一つの

脚立に一緒に上がらせて頂けた事も思い出深く

感じております。

 

撮影御一緒の皆さま、感謝申し上げます。

 

 

続く〜。