女将さーん鉄道撮影の時間デスよ! 

焼きとり屋 えみソラ女将の鉄道撮影日記ブログ

鉄子の独り言⑨ スジ不明の配給

撮影日2021.8.11

 

本日もようこそ。いらっしゃいませ。

 

この日は埼玉の熊谷方面へ撮影に来ておりました。早めに家事を済ませ、わが家の男衆が寝静まる中、そそくさと車で撮影地へ。

 

ナビを使い、緊張感で冷や汗をかきながらようやく現地に到着出来ました。

やって来たのは秩父鉄道 大麻生ー明戸にある田圃地帯です。

この日は平日ですが、SLパレオエクスプレスの運行日に当たっており、その撮影目的ともう一本JR側にも気になる配給列車が。

熊谷付近で撮影の梯子をしようと目論んでおりました。

お目当ての撮影地は数人の撮影者がSLが来る方向とは逆の上り線へカメラを向けておりました。

撮影者の数より遥かに多い置き下場の三脚も気になる。

踏切が鳴り、さて、何が来るのやら?

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▲(単)デキ507配給

明戸ー大麻

 

長い被写体を想像していた私。デキ単機の登場に思わずシャッターを切るタイミングを逃してしまいました。踏切付近で障害物は多いのですが、お遊びで踏切と青空を入れてみました。

 

えっ!?単機で回送?配給??

しかも、オキ貨物のルートとは全く関係無いこの近辺。羽生方面へ単機で上っていくという事はこの後、何某かの配給?甲種輸送列車?があり、この507はデキの送り込みではないだろうか?

 

ご存知の方も多いかと思われますが、東武鉄道は東側の路線と、埼玉県の北西部を走る東上線という路線があり、東上線で運用されている車両達は東側の南栗橋車両管区へ全般検査を受ける為、秩父鉄道の路線を使い、行き来しております。言わば、秩父鉄道東武東上線車検査の橋渡し役を担っているのです。

 

 

さて、パレオはこの後定刻通りやって来まして、撮影は終了し、他の皆さまも撤収されましたが、三脚はそのまま据え置きです。

この後、やはりあのデキ507が何かを牽いてやって来るのでしょう。

撮影者の何方かに時刻を質問すれば、教えていただけたのかも知れませんが、それも気が引ける。例え聞いたところで撮影出来ない時刻であれば後悔するだけですし。

撮影地には其々、その地を縄張りにしていらっしゃるグループがある様でして、それは経験上、感でわかるものです。

大きな声で久しそうに楽しげに話をしている姿を見れば、それは一目瞭然。馴染みのないイレギュラー者から見ればやはり絡みづらく、話にも入りづらい。

いつも撮影地で一人な私には、ちょっとだけその様なグループが羨ましく映るのです。

 

スジのわからない列車を待つ気力は、この猛暑も意欲を低下させておりました。

この後撮影予定のJRの配給列車も気になる訳で、訪れたい撮影地もある。

帰ったら仕込みも待ってるし。

↑食べ物屋の悲しい性。

 

ここは諦め、次のJRの配給列車の撮影に向かいました。

 

 

帰宅後のSNS東上線10000系の検査後の出場甲種輸送があった事を知りました。

そういえば数日前、店の前をこの10000系が試運転をしている姿を見かけた事を思い出しました。

そうだっのかぁ…

アレだったのかぁ。

 

やっぱり撮影すればよかったなぁ。

 

また車で撮影に来よう。

 

 

お付き合い頂き、ありがとうございました。

東武鉄道 SL大樹2・5号の撮影

撮影日2021.8.3

 

本日もようこそ。いらっしゃいませ。

 

 

大樹2号(復路)の撮影地は砥川橋梁へやって来ました。

新高徳駅より大桑駅方面へ、ほぼ国道121号沿いに徒歩13分位。二つ目の橋の袂になります。

この地は順光の様です。

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▲大樹2号  C11-207+14系客車3b

新高徳ー大桑

 

風が強い影響か!?

ちょっとボヤっちゃったかな(汗)

 

夏空と緑、赤い鉄橋そして、もっとワイドに広げれば日光の山々も画角に入る欲張り撮影地です。何気にマウントラシュモアの彫刻風の山も煙の向こうに写り込んでおります。

 

余談ですが、ラシュモア‥‥ご存知でしょうか?

アメリカのサウスダコタ州にある国立公園で、4人の偉大な大統領の彫刻が山に施されている地です。

嘗て、この橋梁の奥には日光ウェスタン村という観光地があり、このラシュモアのレプリカは名物でした。15年前から長期休業中らしいのですが、何処ぞのブログ記事によると今では中は廃墟と化して、オドロオドロシイ状態でした。

時折、侵入者の形跡があるとか…

廃墟マニアというジャンルもあるそうで。

まあ、その方も侵入して撮影されているのですが。

脱線しました。

 

 

 

大樹5号もこの近辺で撮影しております。
同じく新高徳駅より徒歩10分。

此処は先程の砥川橋梁より手前。角地コンビニ(ロー○ン)の向かい側です。此処はウェスタン村入り口脇の細い路地を入って直ぐです。

 


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スペーシア109編成 (後ろ姿)

此処も短めのS字カーブ撮影地。2ヶ月前にリバイバル塗装に塗り替えられた特急スペーシアが坂道を下って行く姿を捉えました。

スペーシアの奥には先程撮影した砥川橋梁の赤い袂が写っております。この坂道の奥が砥川橋梁という訳です。

空が綺麗なので縦構図で撮影しましたが、背後の鉄塔が主張強めなのが気になりました。

 

さて、次は大樹が坂を登ってくるのですが、上り坂という事で期待が膨らみます。

 


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▲SL大樹5号 C11-207+ヨ8709+14系客車3b

カーブをくねりと曲がりながら坂を登って来ました。

流石です!爆炎とは行きませんが、多めに煙を出しての力走。背後の鉄塔も気になりません。

道幅が狭いのでドレンの白い煙が勢いよく垂直に壁を上がっていく様を捉えました。

 

この日はお天気が良いにも拘らず、此処でも撮影者は私一人。悠々と撮影出来ますが、余りにも撮影者に合わないというのも寂しいものですね。

 

御訪問頂き、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

SL大樹 転車台入線シーンの撮影

撮影日2021.8.3

 

相変らずお暑い中、

ようこそ、いらっしゃいませ。

 

 

仕事も一段落 午後1:30

店の中より線路沿いの道路に目をやると、人の往来がありません。

防災無線では熱中症警戒アラートが発令され、不要な外出は控える様にと放送されております。

遠くに見える踏切は陽炎の中、ユラユラと見えます。

 

日中は人が来なくとも、この後の夕刻、お買い物ラッシュに備え、午後からは焼き鳥を焼き続けております。

焼いて、焼いて、一人、焼いて。

コチラも頭の中がユラユラしそうです。

そんな時は先日の凛々しい高原の中を行く大樹の勇士を浮かべ、自分を取り戻すのです。

 

 

 

さて、暑苦しい日常とは別世界の高原

鬼怒川方面での撮影は大樹1号の撮影後、

鬼怒川温泉駅で行う転車台での方向転換シーンの撮影に向かいました。

この駅前広場には転車台が設けられ、SL運行日には方向転換シーンを見学出来るのです。

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▲C11-207+ヨ8709

ゆっくりと転車台へ入って来ました。

撮影は下からの見上げ被り付きショットをしよっと。(←突然ですが九州弁)

 

様々な汽笛の実演が解説を交えて行われ、その大音量は迫力がありました。

 


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▲ゆっくりと右回りに回転を始めました。

夢中になって撮影していた少年を混じえて一枚

(プライバシー保護の為、後頭部にマスクを配しております)

 

 


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▲平日にも拘らず、観光客が大勢集まって来ました。SLの人気度が伺えます。

転車台の横には鬼怒川と言う地だけあり、鬼怒太像が君臨しておりました。

画角に鬼怒太を入れて一枚パシャっと。

 

 

 

その転車台入線の時刻表もコチラのサイトで確認できま

す↓

SL大樹転車台時刻表

 

 

引き続き、大樹2、5号の撮影へ向かいます。

また次回もどうぞ宜しくお願いします。

ありがとうございました。

 

東武鉄道200系復刻塗装車デビューの撮影

撮影日2021.8.7

 

本日もようこそ。いらっしゃいませ。

 

 

東武鉄道の200系、特急りょうもう号が旧塗装に塗り替えられ、本日デビュー致しました。

 

実は、旧りょうもう号は現行特急200系以前は急行列車の位置付けで、1800型の車両で運行されておりました。

その1800型の塗装を200系に施し、旧塗装として再現しております。

1800型ファンにとっては願っても無い、旧車の面影を彷彿とさせる懐かしい塗装に、あの頃の様々な思い出が蘇り、胸を熱くさせるのでした。

 

さて、試運転の様子はSNS等で拝見し、その姿は若干の違和感を感じずにはいられませんが、やはりあの赤は一ファンとして実際にこの目で見なくては収まりがつきません。

 

本日はデビューを記念し、この復刻塗装車に乗車しての行き先不明のミステリーツアーが開催されました。

東武動物公園駅を出発し、館林方面へ。

その後、草加駅に戻る工程の様です。

このツアーに参加すると、大きめのヘッドマークとD硬券の記念乗車券が着いてくるのだそうです。とても参加したいところではありますが、お盆前の繁忙期な為、店を閉めてまで参加する訳にも行きません。

そこで、仕事中ではありますが、お昼休みを短めにし、夕方への15分間にスライドさせて頂き、草加駅へ戻る姿をキャッチすることに致しました。

カメラを持ち、店の前に出撃です。

 

 

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▲205-1f 6両 (団臨)

台風接近の影響でおかしな天気でしたが、この瞬間は雨は止んでおりました。

まあ、塀の低い駅前の直線ラインで、何処にでもありそうな場所ですので、特段のひねりも無い撮影になりましたが、赤の塗装部が増え、サイドを見るに、旧車の近似感があります。
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流石は塗りたて!

艶ピカでローズレッドがキラキラ眩しいです。

街並みが鏡の様に写っておりますね。

焼き鳥屋さんが見えるやも!?

 


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▲コチラは直前に撮影した現行の200系。

だいぶ赤い部分が増え、ガラリと変化した様子が一目瞭然です。

 

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▲コチラが1800型旧りょうもう号です。

これは3年前のラストランツアーに参加した時の様子です。

りょうもう号とはだいぶデザインが変化され、似ても似つかない感がありますが、ローズレッド+白帯2本の復活にファンは大歓迎ではないかと思います。

 

 

撮影後は速やかに仕事に戻っております(笑)

 

 

御訪問頂き、ありがとうございました。

 

東武鉄道 SL大樹1号の撮影

撮影日2021.8.3

 

本日もお暑い中、ようこそいらっしゃいませ。

 

 

皆様、ビックニュースで御座います!

オリンピックではメダルラッシュで沸いておりますが、この御時世、まだまだ明るいニュースが少ない昨今、

何と、我が東武鉄道ではSL大樹の毎日運行が先月末より開始されました。

それは従業員の皆様の大変な努力と

近隣住民様の御理解ご協力、

SLの二機所有という、御社の膨大な資金の上に成り立つ事であり、ファンと致しましては感謝の一語に尽きるところです。

 

早速、休みを利用し、撮影に行ってきました。

 

 

東武SL大樹運行について

↑こちらをタップで「SL大樹の運行について」

のサイトへ飛びます。

曜日毎に出発便の数が変動ですので、撮影される方は御覧頂いてから出掛けられる事をお勧めします。

 

 

 

さて、この日は2往復のプログラムが組まれており、4回の撮影チャンスを4箇所回っての撮影をしております。

実は今回はマイカーを使い、一人で日光へやって来ました。

恥ずかしながら、一人運転での遠出は初めてなのです。

長時間運転が苦手な私にしては快挙な事ですが、お陰で自由に撮影地を回る事が出来ました。

 

 

一箇所目は午前中の定番撮影地である

新高徳ー小佐越にある国道121号線沿いの歩道から俯瞰撮影をしてみたいと思います。

此処では近隣に "鬼怒川レジャー公園" の広い無料駐車場があり、安心して駐車場に止め、撮影出来ます。

駐車場からは徒歩で5分位です。

 

 

雲が多い晴天、露出が難しい一日でした。

全て同じ撮影地とは思えない程、太陽光の威力を感じました。

 

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▲大樹1号 C11-207+ヨ8709+客車3b

 

此処は上り坂で爆炎スポットで有名なのですが、黒く薄めの煙具合でした。

この日の気温は30度。真夏のSLはやはり煙が出にくいのでしょう。

しかし流石は避暑地、関東圏では涼しい方。

風が吹いて気持ちの良い晴天です。

 

 

 

此処では他にも私好みの車両達の撮影が叶いました。


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▲24432f(普通電)4両

太陽が流れる雲に覆われた瞬間に到来。

日光線での走行撮影は初となる20400系がやって来ました。

つい最近迄、スカイツリーラインでメトロ日比谷線直通車として使用されておりましたが、70000系との置き換えも終了し、現在はローカル用に改造され運用に就いております。

 

 


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100系 特急スペーシア(後ろ姿)

(サニーコーラルオレンジ編成)

何処で撮影しても写真映えするこの車両。

色とデザインの勝利でしょうか。

其れにしても、此処は良い撮影地ですね。

この時期は太陽が高く、周りの木々が光線を妨げる事なく撮影出来ます。

 

 



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▲6273f

日光線ではお馴染みの普通電、6050系が2両でやって来ました。

短編成な為、S字カーブを持て余しております。

20400系導入により、コチラの車両も廃車が進む事になるのでしょう。

国鉄車の様なこのデザイン、内装も赤いボックス席、しかも幕に関しては全てLED化等の更新はありません。車内にも方向幕表示が設置されている一風変わった存在。

東武車の中でも、昭和が香る存在の一つと言えそうです。

 

 

此処での撮影は私一人と、後方に3世代の御家族で観光にいらしたスマホ撮影組のみ。

3歳位のボクちゃんがSLの大きな音に驚き、

怖いの?

とママが心配していたのが印象的でした。

 

この後のSL撮影はちょぅと変わった風景をスナップ撮り致しましたので、そちらのご様子を記事にしてみます。

 

 

御訪問頂き、ありがとうございました。