女将さーん鉄道撮影の時間デスよ! 

焼きとり屋 えみソラ女将の鉄道撮影日記ブログ

冬も旬•倉ケ崎SL広場で夕景撮影のススメ&日光ドライブ記

 

 

 

撮影日 2020.1.3

 

本日もようこそお越しくださいました。

 

 

前記事の続きのお話になりますが、日付が変わり翌日の事。

 

 

⌘  日光へドライブに ⌘

お正月休みを長めに取った今年。久しぶりに寝坊が出来、マッタリしていたところでしたが、

突然、家族でドライブする事に。

11時頃にのんびりスタートしました。

 

向かったのは昨日に撮影で訪れた日光方面です。

 

 

⌘  レストルームでの出来事 ⌘

いろは坂の手前では粉雪がにわかに吹雪く中、レストルーム休憩をしました。

 

"レディース"と表示のあるお部屋にはゴミ袋を持った男性が居りドッキリ!

どうやら清掃員さんで作業中の様子。

御挨拶をし、利用させて頂きましたが。

 

何故、驚いたかと言えば、実は女子トイレで男性と鉢合わせをするのは今年に入り2度目と嬉しくない事態でして。

 

一度目は初詣の時の女子トイレで。

用を済ませ扉を開けると30歳位の男性と鉢合わせしました。キョロキョロと周りを見回すこの方。

「あれ?あれ?」と言いながら血相書いて謝り、走り逃げて行きました。

 

そして、2度目の男性清掃員との鉢合わせとなった訳です。

しかし、そんな事にも動じなくなった自分が

オバちゃんになったなぁ‥

と自分にガッカリしつつ、お掃除中のオジさまと世間話します。

↑やっぱりオバちゃん。

 

そりゃそうよ。誰だって年を取るのよ。

昨年末のNH○の紅白に出場したF山雅治を見て時の流れには逆らえない

と残念に思っていたところですし。

 

其れにしても、いろは坂と言えども今年は暖冬で今のところあまり雪はありません。

しかし、利用したレストルームの手洗い場は水が少量だけ流れた状態に保たれておりました。

凍結防止を防ぐ工夫なのだそうです。

入り口も二重扉になっております。

獣や虫の侵入を防ぐ為の物で山奥に来た事を実感致します。

御礼をし、ドライブ続行です。

 

 

⌘   いろは坂を登ります ⌘

いろは坂はその名の通り47のカーブを登ります。実際にはもう少し多いようです。

 

天気の良い日でしたが、山頂は雪のようで

時折、雪雲が掛かっておりました。

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明智平ロープウェイ乗り場の展望台より、日光の名峰である男体山の眺めです。

 

明智平いろは坂の終点近くにあるロープウェイ乗り場と見晴らし台のある休憩所です。

下の冬枯れ木立の上辺りにカーブ道路がスイッチバックの様に見えますが

(スワイプしてご覧下さいませ)

アチラはいろは坂の下り道路です。

その右側には立派な滝が流れ落ちるのが確認出来ます。二荒山神社方等滝でして、普段は見えないのではないでしょうか?その横にも小さな滝の般若滝が僅かに見えます。

今年は暖冬で凍らず、水の流れがあり、木々の葉も落ち、見易くなっているのですね。

日光の有名な滝は華厳や竜頭、湯滝と数ありますが、このマイナー滝の存在に驚きました。

 

因みに、いろは坂は一方通行二車線道路ですので、運転に自信が無い方も安心です。

余談ですが、下り方面終点にはブレーキパッドが燃焼した方の為のコブ坂待避所もあり安心です。しかし、その待避所へ突っ込んで行くのもだいぶ勇気が要りそうだと思いながら、毎回、何事も無く無事に下れた自分に安堵しながら

横目でやり過ごしております。

突っ込んでいる車も目撃した事はありません。

 

 

⌘  かつての日光の鉄道路線 ⌘

かつては東武日光駅から

路面電車→ケーブルカー→ロープウェイ

東武鉄道路線が観光地まで確立しておりました。いろは坂が出来る前のお話です。

路面電車は元は日光軌道線と呼ばれ、日光市古河電工合弁会社でしたが、後に東武鉄道の傘下に入り、東武日光軌道線と改名されました。

 

国鉄日光駅からは貨物列車も日光市街まで乗り入れておりました。

古河電工の繁栄が鉄道路線の確立に大きく影響していた様です。

古河電工と言えば、以前わたらせ渓谷鐵道付近の足尾銅山の記事で取り上げた事があります。

足尾の銅を採掘、精錬し、日光の古河電工の工場へ運び、銅を製品化し、貨物列車で運んでいたのでしょう。軍需輸送と通勤輸送で戦中は大繁栄の路線だった様です。

時代の流れにより路面電車とケーブルカー、貨物線は50年近く前に廃線になり、現在ではこのロープウェイのみが運行されております。

明智平ロープウェイが何故、東武鉄道運営なのか?以前から疑問に思っておりましたが、謎が解けました。

かつての路面電車で使用されていた車両が東武鉄道博物館に展示されております。

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Wikipediaより参照

最後に使用されていた東武日光軌道線200形

 

何度も日光には足を運んでおりますが、廃止路線の存在を初めて知り、とても興味深く、機会を見つけて廃線跡を探してみようと思いました。

 

 

⌘  奥日光の冬景色 ⌘


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▲国道120号を直走り、中禅寺湖から更に山を登り、道路脇より竜頭滝の下りを眺めます。

下流の先の中禅寺湖へ流れていきます。

写真奥に映る湖が中禅寺湖です。

この辺りまで登ると道路には雪が積もっておりますが除雪されておりまして、ノーマルタイヤでの走行でも安心でした。

 


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▲だいぶ雪景色へ変化して行きます。戦場ヶ原の中を通過する120号道路です。

背高の枯木立が冬の風情を引き立て、曇天と雪道を墨絵の様に飾っておりました。

この先には湯の湖がありますが、雪道走行が厳しくなりましたので、引き返しました。

この後、最終目的地の倉ヶ崎へ向かいます。

 

 

⌘  倉ヶ崎花畑SL広場で撮影 ⌘

再び、ここへ戻って来ました。

日も山へ沈み、時刻は16時を過ぎております。

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▲ライトアップ時刻は毎日16:00〜21:00です。

こんな感じにブルーLEDが目立つようになって来ました。

 



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▲16:23 リバティけごん40号 後ろ姿

大桑ー大谷向

夕暮れ感が増し、良い雰囲気になり始めます。

ポッカリ浮かぶオレンジ雲が良いアクセントになりました。

因みにこの日のSL運行は有りません。大樹5号の通過に近い時刻の撮影です。

 

 

▼同じ場所での昼撮影です。

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▲12:49 リバティー会津117号(2日に撮影)

大谷向ー大桑

どちらも3両で比較しやすい被写体となりました。こちらは青が強調される晴天撮影でした。

 

昼も夕方も水鏡撮影は良好の様です。

手造りの浅いため池ですが中々の秀作でして、お陰で撮影の幅が広がりました。

 

 


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▲日も落ち、どっぷり暮れ、ISO感度上げての撮影。田圃一面にブルーのライトアップが拡がります。ロマンティックです!寒いけど。


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▲16:43  新栃木行き 大桑ー大谷向
ギリギリセーフの露出となりました。こうなると色の濃い列車はアウトでしょう。

白地の6050系で助かりました。

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▲16:58  きぬ142号 大桑ー大谷向

少し離れた場所より流し撮りにチャレンジしました。連写の中で一番まともな物を掲載。

先頭車両辺りはライトアップ前のおこぼれ光により、露出を僅かに確保出来ました。車両後方は窓の光のみになりました。

真ん中の造形ライトアップは富士山と日の出です。お正月らしいこと。

 

地元の方がスーパー袋片手にため池脇のベンチに訪れ、過ぎゆく列車に手を振りに来ておりました。地元の方も列車に手を振り、観光客をもてなすキャンペーンに協力し、倉ヶ崎を盛り上げようと努力なさっておりました。

東武鉄道及びいっしょにロコモーション協議会では、昨年11月〜今年3月までの間、鬼怒川線で「いっしょにイルミネーション」と言う企画で観光客をもてなしており、これは3年前から実施しているそうです。私としては撮影地へ赴き知ることろとなりました。
その中の一つの会場である倉ケ崎SL花畑広場では田圃を利用し、季節の花々やため池、釣り鐘、木彫りフクロウ像やベンチ、簡易トイレの設置もしてあります。

道を挟んだ向かい側には簡易駐車場も設けられ、公園としての整備もそこそこ整っております。

地元の方の協力(倉ケ崎の明日を考える会)もあり、この様な素敵な公園が完成しております。

有名な撮影地の様で、私が訪ねた2日は40名以上の撮影者がいらしていたと思います。

駐車場も入りきれないほどの混雑振りで、路駐もチラホラ。

しかし、あまり交通が頻繁な道路では無さそうなので、地元の方は見て見ぬ振りをしていただいているのでしょう。

撮影者には大変有り難い公園だと思いました。

 

しかし、SL運行の無い3日は撮影者は私のみ。

お祭り感は有りませんが、静かに好きな構図での撮影が叶いました。

 

今後は日の入りの時刻も伸び、撮影チャンスも増えます。温かい格好をし、是非、倉ヶ崎へ撮影にいらして下さい。

 

 

長々と連ねてしまいました。

慣れない下手な旅行記、お許し下さいませ。

 

お読み頂き、お疲れ様でした。

首の辺りでも是非マッサージを‥

と、言う気分でございますが、お手が届かぬのが残念でなりません(笑)

 

最後までこの記事へのお付き合い、ありがとうございました。

又の御訪問、お待ちしております。