旅行日 2015年 4月22日
新緑が綺麗な横川駅ホーム…
背後の山には(妙義山の一部の山なハズ)残りわずかの山桜が咲いています
それに、さすが横川駅。釜めし屋さんがたくさん。ホームの中にまで。
誘惑に負けそうになります。
信越線はここで終点ですが、かつてはここから 軽井沢まで 碓氷線として線路が繋がっていました。今でも 横川駅隣の鉄道文化村まで、線路跡がくっきりと道に残っています
横川駅舎 駅の脇の側溝の蓋に アプトのラックレールが使われていました
駅より続く線路跡を真っすぐたどると、そこは 鉄道文化村です
かつて、碓氷線で活躍していた車両の展示と検修車庫の公開 。
シミュレーターでの運転体験スペース 。
お金を払い、運転講習を受ければ、EF63の運転もできます(講習代¥30000ナリ)
66.7‰の急こう配
碓氷峠と言えば、アプトの歴史・と言われていますが、ラックレールには運行上、幾つもの障害があり 取り外され、機関車の牽引に移り変わっていきました
上野ー長野間を走った特急あさま183系
碓氷ー軽井沢間は EF63の牽引により走りました
EF63の登場により、ラックレールは外された為、特急あさまは普通の線路の上に展示してありますね。 芸が細かいなぁ
文化村の魅力は 運転台が解放(一部)されていて、運転席に座れるところです
あさま の運転台
もう一つの魅力は展示車両の豊富さです
直流式電気機関車 EF30 20号機 青空も綺麗…
電気機関車だけではなく、SLや寝台車両、お座敷車両(休憩所になっています)約30台位、展示してあるので、その姿は壮観で、鉄道ファン以外も楽しめる場所ですね
これから タクシーで眼鏡橋を見に行きます
70代くらいのベテラン運転手さんと 楽しく会話する事、15分位、突然 山の中にレンガ色の建造物が現れました
眼鏡橋 とても迫力ある…
脇の階段で 意外にも簡単に上がって来られました。
今はハイキングコースになっていますが、かつてはここに 急こう配用の線路が敷いてありました。こちらは横川駅方向
この橋の反対方向、こちら側が軽井沢方面。単線なのですね とても狭く感じます。 覗いてみましたが、真っ暗で 歩き進む気にはなれませんでした
鉄道伝説の特急あさまの走行シーンが目に浮かびます
エンディング曲も脳裏に浮かぶ…
この出会いと感動があるから 止められない
タクシーを待たせていたので、いつまでも感動に浸っている時間もなく 帰って来ました。
帰りも 運転手さんと楽しくおしゃべり。私一人の鉄道旅が趣味・と話すと、
「人生は 楽しんだ人の 勝ち なんだよ」
と話してくれた言葉が 今でも忘れられません
帰りの車両、115系 湘南色でした これに乗りたかったのよ!
ローカル色を感じさせるのは、車両とホームの高さが全然合ってないのと、広い隙間
お年寄りは乗れそうもない けれど、
ボックス席は良かったな… 旅の風情たっぷり。
釜めしを横川駅で買ったのですが、ボックス席に置いていたら、急ブレーキの瞬間、
転げ落ちて
ゴツッ…と鈍い音がして、
私・ギャ!と声出して、
女性の車掌さんが様子を見に来て、
私・何事もなかった様な顔をして、
車掌さん引き返して、
割れた釜めし 眺めて、
絶句…
初の115系乗車は ちょっぴりほろ苦い思い出になりました