撮影日2019.11.5
本日も ようこそ! いらっしゃいませ!
前記事ではDE10トロッコ列車(わたらせ渓谷3号)下り便の撮影記録を御覧頂きましたが、今回はその上り便である
トロッコわたらせ渓谷4号の撮影をして来た結果のご紹介記事です。
さて、申し遅れましたが、わ鉄さんのトロッコ列車は2種類ありまして、前記事で練習撮影しましたトロッコわっしー号とDE10牽引のわたらせ渓谷号となっております。
わたらせ渓谷号は 大間々ー足尾(限定区間)
となっております。
ですので、DE10牽引のトロッコを撮影又は乗車しようと思われている方はお気を付け下さい。
間藤駅で待とう…
としてもDE10トロッコ列車は来ません。
悪しからず…
晩秋を迎えつつ寒くなって来ましたが、早速
撮影結果のご紹介です。
上り便(帰り便)の撮影に選んだのは、今年8月にDE10下り便を撮影した場所と同じく、沢入駅からは徒歩10分程のトンネル入り口前付近です。
今回はトンネルに入る直前の姿が撮影出来る踏み切り脇よりの撮影。
この踏み切りは沢入駅から神戸方面へ向かった一つ目の踏み切りになります。
8月の撮影では撮影直前に雷雨に見舞われ冷や汗をかきましたが、本日は安心の晴天。
私の背後には山。
真っ暗で長めのトンネルが大きな口を開けております。
もうすぐ山の向こうへ太陽が消えそうです。
DE10への日当たりが間に合うか?
気になります。
先ずは光加減を見る為の練習撮影です。
14:16 315f 2両 後ろ姿
この日、大活躍の315+314
晴天の下でキチンと撮影するのは初めて。
後ろ姿なのは残念でしたが、順光で赤銅色(あかがねいろ)が渋めに輝いておりました。
左脇の紅葉の赤紫色とシンクロしていて良い雰囲気です。
そしてDE10がやって来ました。
14:24 トロッコわたらせ渓谷4号 沢入ー神戸
日陰がもうそこまで迫っておりました。
左脇にあった赤紫色の紅葉の木は影が掛かりましたので構図の中には入れずに撮影しました。
右側の屋根付き駐車場やらポールがやや景観を損ね気味ではありますが、その位は良しとしましょう。
山間を走る姿を柵の無い線路が編成を美しく見せてくれるこの踏み切り脇です。
5両の編成全てが入り安堵致しました。
今後は益々紅葉が進み、色付いた景色と渡良瀬川を構図に入れた撮影も楽しめる事でしょう。
美しい瞬間はほんのいっ時。
その瞬間を列車と共に撮影出来たら最高ですね。
今回も御訪問頂きましてありがとうございました。
また、お待ちしております。
〜撮り道メモ〜
と言う名の通り、わ鉄は赤城山の麓を流れる渡良瀬川に沿って、市街地から山奥へと分け入る路線です。
線路沿いには渡良瀬川の他に国道122号線も並行して通っており、車でドライブしながら渓谷美を眺めたりダム湖や美術館に立ち寄ったりと鉄道以外も楽しめます。
実は今回のわ鉄撮影、紅葉をダシに家族も誘っております。
私はトロッコ出場のダイヤに合わせる為、一人で東武特急車に乗り現地へ先入りしておりました。
下り便の撮影後、花輪駅付近で車で来た家族と合流。
その後は我がままを言い、以前から徒歩着では非現実的だった撮影地巡りを敢行して貰いました。
☆ロケハンその1☆
先ずは中野駅が一番近いであろう県道345号に掛かる踏み切りへやって来ました。
踏み切りからの撮影はバックの木々や山が紅葉していれば好ポイント。日中はほぼ上り列車が順光です。踏み切りを渡ると登り坂道になっており、この線路の真上からの撮影も可能。そちらは上手く撮れば背景に渡良瀬川と山を構図に収める事が出来そうです。
ここの線路は木々のアーチを抜けた辺りから踏み切り迄の距離が短く約50m程。短編成列車向けの撮影地と言えるでしょう。
☆ロケハンその2☆
次に訪れたのは水沼駅と花輪駅のほぼ中間地点に当たる川沿いの県道345号。
此処は正しく絶景!県道から俯瞰で線路と渡良瀬川そして紅葉した山が全て収まります。
上り列車が順光で撮影出来ます。
時間の都合上、列車の姿を捕らえる事は出来ませんでした。
ただ、トロッコの様な長編成は収まるかは微妙です。足回りも雑草に覆われるでしょう。
☆ロケハンその3☆
最後に紹介するのは有名な撮影地である第二渡良瀬川橋梁と並行して架かる人道橋へやって来ました。
一番近いのは原向駅ですが、遠いです。
背後の山が紅葉し始めておりました。川の水は少なめですが、透き通る緑色。美しさに癒されます。
橋の袂から列車を正面構図で撮影されている方もいらっしゃいました。トラス橋は撮影のタイミングが難しいので、橋を渡る列車を正面から捉えるのもお勧めですね。
この他にも何ヶ所か回って来ました。
何処からでも絵になる撮影が出来ると感じました。
撮影地は上げれば切りが無いほどです。
車でドライブしながら自分だけのポイントを見つけて回るのも面白そうです。
紅葉だけでは無く桜の木も多く、春は違った趣きのある撮影も楽しめる事でしょう。
是非、足をお運び下さい。
(地図は全てGoogleマップを参照)