女将さーん鉄道撮影の時間デスよ! 

焼きとり屋 えみソラ女将の鉄道撮影日記ブログ

遠征記⑥ 雨の嵐電撮影

撮影日2024.5.7

 

本日もようこそ。いらっしゃいませ。

 

ほぼ全国的に梅雨入りしたそうで御座います

が、関東の中でもわたくし在住の埼玉東部地域

では、殆ど雨が降っておりません。

別に雨が恋しい訳では有りませんが、こんな時

期は雨の日撮影の記事でも如何でしょうか。

勿論、私を「晴れ女」と呼んでくださる方も居

られますが、私だって御多分に漏れず、雨の撮

影日は勿論あるのです。

 

 

しっとりとしたお天気でも似合う鉄道撮影は

やはり短編成ではないかと感じるのです。

そこで今回は、先日の関西遠征時、早朝に撮影

する機会を設けて頂いた、憧れの

京福電鉄嵐山線」通称「嵐電」の撮影記録を

ご紹介します。

 

 

 

関西遠征二日目。この日の朝は雨でした。

やや早めに宿を出まして、嵐電の有名撮影地で

ある太秦広隆寺駅付近での撮影をしておりま

す。

その名の通り、駅前には広隆寺が有り、有名な

太秦東映撮影所もその奥にはあります。

 

 

駅前に降り立つと、通勤通学を急ぐ人々でごっ

た返しております。人数的にはそんなに多く無

いのかも知れませんが、狭い道路に車道との併

用軌道区間である其処は、路面電車と車と

人々、自転車、バイクが入り混じり、オマケに

傘まで広げるお天気となり、ジャンク感で自分

の立ち位置まで見失いそうな感覚になります

が、安全でやや景観を俯瞰出来そうな駅ホーム

へ落ち着きます。

 

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モボ102と雨の通勤風景を切り取りました。

嵐電車両には様々なHMが装着されておりまし

て、この車両は「東映太秦映画村」でした。

イラストは東山の金さん?右肩の裃(かみしも)

を脱ぎ、桜吹雪を披露するシーンは有名ですよ

ね。

 

 

次にやって来た編成は風変わりな見覚えのある

ラッピング車です。

二両連結で繋がれていたのは、一度撮影してみ

たかった生八ツ橋夕子車両のモボ624でした。

(前の車両はモボ104)
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後ろ姿ですが、駅に停車の様子を押さえておき

ます。

コチラには夕子さんのHMが装着です。

あの撫で肩で何とも虚な瞳が違和感たっぷり

で、不思議と惹きつけられます。

夕子さんは何やら悲しい物語の主人公なのか?

水上 勉著、代表作「五番町夕霧楼」の主人公・

片桐夕子に因んだお菓子だそうです。

勿論、食べるだけで読んだ経験は有りません。

あー!生八ツ橋食べたくなってきました。

 

 

 


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次にやって来たのは623+621編成。

映画村のHM付き。

お寺の入り口門に据えられた立派な屋根が歴史

を感じる素敵なロケーションでした。

 

 

 

今度は太秦広隆寺駅のホームより蚕ノ社駅方面

からの列車を撮影します。

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モボ622+モボ301

 

 

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モボ301をメインに、広隆寺入り口門を入れま

す。クリームと緑のツートンも素敵でした。

調べてみたところ、この車両は製造年も50年以

上。私と同世代の古参組という事実が判明。

(歳がバレる)

走る姿が見られてラッキーでした。

 

 

 

 

 

この後は本命である網干訓練撮影の為、同行す

る鉄追人氏をピックアップし、須磨方面へと向

かっております。

が、その前に、通りすがりに渡月橋を回って頂

けました。プチ観光です(笑)

 

 

あら、ちょっとそこ行くお兄さま!

半分だけのクハネ氏と渡月橋のコラボ撮影です。

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人影疎らな有名観光地も、勿論雨の中です。

雨降り朝の観光地だからでしょうか。静かな川

の流れだけが耳に優しく入って来ます。

中学時代の修学旅行依頼、此処に降り立ちまし

た。(通りがかりは何度も有りましたが)前日よ

りの雨で霞んだ川面も空の色も渋く渡月橋と山

の緑を引き立たせ、しっとりと静かな観光地の

印象を遺してくれました。

学生時代の子供の頃には見えなかった風情を

大人になった今、捉えた気がしました。

 

雨がもたらす絶景もあるものです。

気分を変えて、雨撮影も楽しんで見る物です。

 

 

 

プチ観光の時間を与えて下さり、友人には感謝

しきりです。

 

(全てスマホ撮影)

 

 

 

御訪問頂き、ありがとう御座いました。