撮影日2025.6.17
本日もようこそ。いらっしゃいませ。
飯山線遠征記続編、撮影地三ヶ所目へやって来
ました。
さて、此処で飯山線と申しましても
「それって何処?」と思われる方もいらっしゃ
いますでしょう。
線非電化の路線です。一日、上下線とも僅か13
本運行のだいぶ過疎化の進むローカル路線で有
ります。
100キロ弱も営業距離のある路線です。
山を越え、川を渡り森を抜け、小さな集落、昔
ながらの商店街を走り抜けます。その街並みも
日本でも有数の積雪量を誇るこの地の町並みは
独特で、家の屋根は "日本昔話" に出てくる様な
勾配のある屋根形が多く、床は高床式で一階は
ほぼ駐車場の家で三階建をよく目にします。
道路脇には測量棒が立てて有り、目立つ色
のリボンが各所に巻かれる場所を目にします。
雪国ならではの光景に、初夏に車でやって来た
事に安堵しながら運転しました。
それにしても良い風情が残る地で、昭和にタイ
ムスリップしたかの様な錯覚に陥ります。
さて次の撮影地は、エアロケハンしておいた
上境ー上桑名川にある千曲川が蛇行する付近で
国道117号線より俯瞰撮影出来る矢垂大橋へ
やって来ました。
▲国道よりの眺望
手前の水田と、千曲川は茶色いですが、Nゲー
ジレイアウトのモデルの様な景色に感動しきり
であります。
恐らく、此処は飯山線の有名撮影ポイントと思
われます。
光も順光で最高の時刻。
しかし、国道は歩道の無い側に立たなければな
らす、田舎の割に車の通行量の多い場所なの
で、通過15分前に車を降り、列車を待ちます。
▲131D 十日町行き
大パノラマの中、やって来たのは一両編成でし
た。正午近い時刻のアイドルタイム、編成が短
くなっても仕方が有りません。
早朝に新幹線の中から見た時は三両。
一箇所目の撮影地では二両。
正午近くだから?其れとも過疎化区間だから一
両?
いのですが、その間の区間は運行本数が少なく
減便ダイヤとなっております。
ひょっとして、減便区間は一両編成で走ってい
るのかも知れません。今度調べてみますね。
キハ110は築堤をのんびり走って行きます。
少し寄せて、小さな集落の真ん中辺りを走る辺
りでもう一枚。家々の屋根が古民家を思わせる
三角形で良い風情です。
森を抜け、S字カーブを進んで行きます。
(後ろ姿)
木々の深い緑にキハ110が最高に馴染んでい
て、俯瞰撮影も良い物だと感慨深く見送りまし
た。
が、感動に耽っている時間は有りません。
この後、次の撮影地へこの131Dの追い掛け撮
影を計画しております。
続きます。
またの御訪問、お待ちしております。