女将さーん鉄道撮影の時間デスよ! 

焼きとり屋 えみソラ女将の鉄道撮影日記ブログ

続 C58秩父夜祭りヘッドマーク付きを撮影 その2

 

   撮影日2019.12.3

 

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◆夜祭り日の秩父鉄道車内の様子

 

この日は秩父夜祭りの会場となる御花畑駅秩父駅は大混雑でした。

しかし、この駅を通過してしまえば一気にいつも通りの秩父鉄道車内に戻り、電車移動も思った程の苦行にならずに済みました。

普段は電車に乗らない方の乗り間違えも多い様です。方向を間違えたカップルを2組も見かけました。

寄居駅より乗車し、武川駅

「えっ!?武川って何処??」

後でケンカしないでね。

 

其れにしても、人が大勢集まる場所というのは珍しい方もお見えになる様で。

サンタクロースの帽子を被った大柄のオバちゃんや、ウエスタン劇からやって来たかの様なカウボーイオジちゃん。

お酒臭いオヤジ団体。

車のバンパーにアニメキャラどぉ〜ん!塗装のイタ車が線路脇に…等。

平日の秩父鉄道では現れない珍獣たちを目にした一時でした。面白いわ。

 

 

パレオエクスプレス追いかけ撮影の概要

 

さて、三峰口発、熊谷行き便は追いかけ撮影を敢行しております。

1度目は白久駅脇にて。

2度目の撮影をする為、ひろせ野鳥の森駅へやって来ました。

三峰口駅を14時に出発したパレオは14:02に白久駅を通過します。

14:37に白久駅発の普通列車乗車で16:01にひろせ野鳥の森駅着でした。

今頃、パレオは武川駅を発車した頃かな。

この列車で寄居駅に停車中のパレオを追い抜く事が出来ます。そして寄居駅より先の駅で下車すれば、もう一度、上りパレオが撮影出来るという訳です。

ひろせ野鳥の森駅前はロケーションはイマイチですが、目的がありここに布陣しました。

隣には広瀬川車両基地がある故。

見通しが良く柵も無いので、まずまずのロケ地と言えそうですが。

 

 

ひろせ野鳥の森駅前の道路より撮影開始です

 

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▲16:06  ひろせ野鳥の森駅停車中の後ろ姿

 

やって来たのは急行影森行きの6000系

夜祭り用の臨時便です。普段は急行は停車しない駅ですので、練習撮影とは言え貴重な停車風景です。

本日は秩父夜祭ヘッドマーク付きです。

パレオエクスプレスとは異なるデザインの急行専用のHMを装着でした。

 

 

 

◆いよいよ、パレオエクスプレス2度目の上り便撮影です

 

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▲16:12  C58+12系客車4

ひろせ野鳥の森駅へ入線


パレオエクスプレスが戻って来ました。

僅かに煙りを吐きながら、この駅を通過して行きます。

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▲後ろ姿の客車も撮影。

あまりじっくり近くで眺めた事がない客車。

夕陽を浴び、表面の陰影が目立ち、まるで積み重ねた歳月を物語っている様です。

長年の功労と苦労が伺えますね。

 

 

この後、運行を終えたパレオエクスプレスがデキに牽引され、此処を通過する姿を撮影待ちします。

 

 

 

 

パレオエクスプレス回送が戻って来ました

 

お帰りなさい。車両基地はもう直ぐそこ。

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▲16:39 デキ201+12系客車4+C58無動

石原ーひろせ野鳥の森

 

初めて目にするデキ201の茶釜です。

暗くて分かりづらいですが、牽引する機関車の裾には金の帯があしらわれておりました。

明るい茶色の客車に合わせたコーデなのですね。

普段のオキ貨物では見かけた事がありませんので、パレオエクスプレス牽引用なのかもしれません。

しかも、ダブルパンタ姿!(オキ貨物ではパンタは一つしか上げません)

秩父鉄道さんのこだわりと誇りが垣間見えた一ときでした。


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ひろせ野鳥の森駅前を通過して行きます。

夕焼け空にダブルパンタのシルエットが美しいです。

 

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▲C58が闇姿になりましたが、夕景の一部に馴染みます。

 

 

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▲駅前踏切を通過する姿を望遠で一枚。

 

名残り惜しくて望遠で追いかけました。

日暮の時間帯も詰まり、露出も厳しくなりますが、この日の雲の無い夕焼けに助けられ、夕映えとのコラボを記録出来ました。

ピントも露出も曖昧ですが、もう一度だけ撮影したくなる、あまりにも胸キュンな後ろ姿でしたのでつい。

テールライトも切なさを掻き立てました。

 

C58が夕焼け空の中へ消えて行きます。

無動ではありますが、煙突から上がる蒸気熱が夕焼け空に陽炎を作りながら帰ります。

このカーブの奥が広瀬川車両基地です。

 

来年度、元気な姿で逢えるのを楽しみにしています。

 

長い道のり、お疲れ様でした。

 

 

 

この日の撮影はSDカードの不具合で全て手持ち撮影し、あまり露出調整も出来ず苦労しましたが、最後まで撮影出来た事は幸運でした。

 

今回も御訪問頂きまして、ありがとうございました。

 

 

 

   〜撮り道メモ〜

 

彩色兼備ラッピング車

 

秩父鉄道には沢山のラッピング車が在籍しておりますが、先月デビューしたばかりの彩色兼備の姿を捕えました。

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▲16:27  7500系 彩色兼備ラッピング

石原ーひろせ野鳥の森

 

ピンクの空か似合う、花々が沢山描かれたエレガントな3両にあつらわれております。

 

 

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秩父、三十槌の氷柱(みそつちのつらら)と羊山公園の芝桜


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長瀞宝登山の蠟梅(ロウバイ)園


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横瀬町、寺坂棚田の彼岸花


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行田市古代蓮の里

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秩父の花々とその名所がズラリ描かれております。知らなかった名所もあり、ラッピングで改めて秩父の奥深さを知った私。

眺めるだけでも花巡りが楽しめますね。

乗車したお客様は車内をキョロキョロと見回している様子。

内装も沿線地域の魅力を伝えるためにグルメや観光スポットなどを紹介してあるそうですから必見ですね。

暗い中の撮影になりましたので、次の機会は是非、明るい時間に撮影し、乗車したいです。

楽しみにしておきます。

 

えっ!?夜祭りのレポは無いのか?って?

人混みはあまり好きでは無いので、祭りは遠慮させて頂きました。パレオ撮影でお腹いっぱいですし。

パンフレット眺めて気分だけ味わいました。
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あはっ…私の背負ったリュックの底でパンフがシワになって入ってたわ。