撮影日2019.11.13
ようこそ!いらっしゃいませ!
先日、店で注文電話かと思い出てみると
もしもし?の呼びかけに応答がありません。
小さな物音が僅かながら聞き取れておりましたので、ご高齢の方かな?と思いまして、
「何が宜しいですか?」と訪ねると
「あなたがイイィゥ…」
とハアハアしながら御答えになりました(笑)
「…アハハ 切りますね〜」と丁重にお断りして切らせて頂きました。
この手の電話、久しぶりに聞いた様な気がします。
未だにいらっしゃるのですね〜こういう方。
お陰で仕事のテンションがダダ下がり。
絶滅希望種ですね。
冷や汗をかく瞬間と言うのはいつも突然に起こる物です。
そもそも突然の事ゆえ、汗が吹き出るのでしょうけど。
今回の撮影記は前記事の続きのお話。
撮影地を移動し(電車で)上長瀞駅へやって来ました。
貨物のダイヤをよくよく見ると、私が下車後の6分後にあの撮影名所である荒川橋梁をオキ貨物列車が通過の予定でした。
本日はタイトなスケジュールな為、チャンスを逃したく無い私は必死に川原へ走りました。
そして、4分で到着し程よいタイミングで貨物はやって来ました。
もうこちら側に来たからには逆光上等!
と肝を据えます。
空と川原が白っぽいので、ホッパ車の形が空に浮き出る様な面白ショットになりました。
いつもは橋の向こう側から川原にに降りて撮影しているのですが、ここは反対側。
山では無く、空をバックの撮影になります。
こちらは川の水量が少ない時のみ川原が出現し降りられる撮影地です。今回初めて降りる事が出来ました。
橋の向こう側は西な為、午前中の早い時間でないと逆光の場所です。
しかし夕景撮影をされる方は多く、列車の影を狙ってのショットは良く目にします。
そして、数分後に上り貨物がやって来る効率良いダイヤ設定。
平日ダイヤですと、この駅周辺では12〜13時台に上りと下り便が効率良く撮影出来ます。
そして、13時台の貨物撮影は少し歩きまして、以前、SL令和パレオ撮影で訪れました上長瀞駅より親鼻方面へ4つ目の踏み切り脇での撮影です。
この地ではどう撮影しようか悩みましたが、紅葉の木々を抜け、カーブを曲がりやって来る姿が堪らなく様になる機関車の姿を捕える事が出来ました。
ここも逆光気味ですが、満足の行く撮影になりました。
もう一本撮影しましたが、その結果は下のメモにて。
本日も御訪問頂き、ありがとうございました。
寒い時期の冷や汗は風邪のもと。
良い子の皆さん、イタズラ電話はやめましょうね。
〜撮り道メモ〜
秩父の紅葉はだいぶ進んできましたが、今回の撮影、実は露出を工夫しまして、紅葉が引き立つ様撮影しております。
最後に撮影しました荒川橋梁でのショットを御覧下さい。▼
背景の色が全体的にオレンジ系に写っている事がお分かりになると思います。
ホワイトバランスを晴天日陰モードに設定しております。
紅葉ピークよりいま一歩の背景の山も紅葉感が出ています。紅葉している木々はより紅葉の赤が引き立ちます。
▼こちらは晴天日陰モード
▼こちらは晴天モード
こんなにも違いがハッキリしております。
晴天日陰モードは紅葉や夕陽の撮影向きです。是非、お試し下さい。