女将さーん鉄道撮影の時間デスよ! 

焼きとり屋 えみソラ女将の鉄道撮影日記ブログ

鉄子の独り言⑩ 空の旅、貴方はANAる?JALる?

本日もようこそ。いらっしゃいませ。

 

今回は飛行機に乗る機会があり、乗り鉄ならぬ乗り飛び?(決して飛び乗りでは無い)が楽しかったので、ちょっとお喋りを。

 

鉄道ファンの分類として、撮り鉄乗り鉄、模型鉄、音鉄…

一口に鉄道ファンとは言え、様々な趣味趣向で鉄道との向き合い方も様々ですが。

 

空を飛ぶ飛行機もまた、様々なファンがいらっしゃり、その中でも多種多様な趣味として細分化されている事でしょう。

各鉄道会社のように各航空会社により機体の形や型式、ラッピング等、違い?を楽しみ記録する。

被写体が変わっただけで鉄道ファンとやっている事はさほどの違いは無さそうですね。

 

そして今回、四国遠征への往復に航空機を利用したのですが、往路はJAL、復路はANAと二つの航空会社を堪能する機会に恵まれました。

とは言え、ネットでチケットを取る際、乗り継ぎの良いダイヤを選択した結果、偶々そうなっただけなのですが。

 

 

 

ー往路はJAL便に搭乗ー

旅の始まりである行きの搭乗はイベント性が高く気持ちも高揚するものです。

久しぶりの飛行機への搭乗、機内に足を踏み入れた瞬間、暗めの落ち着いた雰囲気でして、直ぐに真っ黒な座席が目に飛び込んで来ました。

暗く見えたのは其れがこの雰囲気を作り出していると察しました。

其れは革張りの高級そうな座席で

「手前側のビジネスクラスのみに使用されているのか…」

と格差を見せつけられた気持ちになったのですが。

私の座席はエンジンの直ぐ脇。もっと奥へ進み目にしたのは

 

奥まで真っ黒な革張り席の世界でした

 

私は番号を探し、エコノミークラスである私の座席も漏れなく革張りである事を確認します。

思わず溢れる笑。

JALってそんなに儲かっているのかしら??

等と要らぬ心配が頭を過りながらも嬉しげにいそいそと座ってみる。

冷たいのかと思いきや、ソフトな座り心地が気持ちよく、暫くは高級感に浸っていたのですが、隣席に若いカップルがやって来て座り、3人並んだ瞬間、窮屈さに先程迄の満足感は何処へやら。

やはり、エコノミーはシートの素材が変わっただけでは価値は変わらないものね。

と自分が支払った価格有りき、で納得させるのでした。

 

ふと機窓を覗くと預かり荷物を積んだカートから大きめの三脚や三段脚立が運び出され、機体トランクに積まれてゆくのが見える(笑)

やはり同業さんが数名搭乗されている様ですね。

 

頭上に設置してあるモニターに地図上での現在の運行地点と経路を記した動画が映し出されるのは良いですね。現在地を確認し、下界を見ると夏に訪れた保津川が蛇行しているのを確認出来た?のでした。

いえ、本当に嵯峨野トロッコの上空辺りを通過したと思いました。

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ー復路はANA便に搭乗ー

さて、復路は疲れ果てた末の夕刻便。

辺りは暗く夜景以外は楽しみも無く寝るだけかな。と降りてくる瞼を無理に開き、唯一、この機内でのイベントであるドリンクタイム迄は睡眠は我慢しようと(←貧乏人)

外の夜景を眺めておりました。

しかし、夜景は想像以上に美しく、高松築港辺りの地形がキラキラと。山の陰影もクッキリと見え、撮影しようと思いましたが窓がカーブ状に湾曲しており、スマホ撮影では機内の明かりが写り込み、上手く撮れませんでした。

私の後部座席の御人は黒い上着を黒子の様に被り、スマホ撮影する強者で恐れ入りましたが。

そしていよいよドリンク配給タイムの到来です。CAさんが近づいて来ます。

私の前座席の御婦人はおしぼりを要求。そして

ゴミを入れる為に使用するビニールを一緒に貰えるのか?と尋ねておりました。

するとCAさん曰く

 

「もちろんで御座います」

 

と受け応えるのでした。

その表情は謙遜顔。眉毛をハの字に寄せ、眉間にはシワが。

瞼は信じられない…と言うように目を見開き、ビニールの一枚や二枚のサービスは当然よ!

の顔にプロの精神が見え隠れした瞬間の表情を私は見逃しませんでした。

私の見立てではそのCAさんの年頃はアラフォーと言ったところだろうか。気品に満ちた美貌は経験と知識から醸し出るもの。

自信に満ちでいた。

私ならどうだろう。接客をしていてこの様な受け応えは記憶に無い。せいぜい

「畏まりました」

程度のWordくらいしか出てきそうも無い。

 

羽田へ着陸後、座席モニターに映し出されたのは葉加瀬○郎さんとANAの制服を見に纏ったミニオーケストラの演奏。バイオリン曲で機内BGMの演奏でした。

曲名は「アナザースカイ」

何となく郷愁をそそる曲で未だに耳に残っております。

あれ?葉加瀬○郎さんと鉄道写真家の中○精也さん、ちょっとだけお顔が似ていらっしゃる!?

 

旅の終わり、偶には非日常の世界へ飛び込むのは刺激を受け良いものだ  

と旅を〆まで楽しんだ四国遠征でした。

 

因みにANA座席はいつものモケット使用かぁ。

え?LCC

其れは未経験。

飛行機乗り比べもまだまだ開拓の余地がありそうですね。

 

お喋りにお付き合い頂き、ありがとうございました。

 

高徳線と香川うどん

撮影日2021.11.3

 

本日もようこそ。いらっしゃいませ。

 

 

今回の遠征、宿泊はリーズナブルに抑え、ゲストハウス泊を選択致しました。

初めて宿泊したのですが、小ぢんまりとアットホームな民宿と言えばイメージが付いて頂けると思います。

お部屋は何と四畳一間。どんなお部屋なのかとドキドキしながら扉を開けると、流石に狭い!


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しかし、とても綺麗で気配りが窺える備品には思いやりが感じられ、温かな気持ちになりました。鍵は懐かし過ぎて驚きましたが(笑)

リビングでは他の宿泊客との交流も出来、良い刺激になりました。この様な宿も一人旅の私には人情が心に沁み、良い物だと感じました。

 

 

 

そして、香川うどん店の朝は早いこと。

暗いうちから厨房では煌々と灯りが漏れ、忙しそうに仕込み中です。

到底、私には真似の出来ない経営方針でございます。

しかしながら、観光で訪れる者と致しましては願っても無い朝うどんが体験出来るチャンスです。折角、うどん県に訪問したからには、是非とも食さねば!

 

そして訪れたのは  "うどんバカ一代" さん。

宿泊先のご主人様がイチ推しされておりました故、行ってみる事に。

気合を入れ、早朝5時起きをしてのチャレンジです。

オープンは6時。店に到着は5:30頃。まだ仄暗く、車はヘッドライト点灯での走行でした。

流石に誰も並んでおらず、寒さもあり車内で待つ事に。

すると、一人目の訪問者が店の前に現れました。其れを見計らい、私も並ぶ事に致します。

その後、タッチの差でどんどん客が集まり、アッという間に行列が完成して行きます。

噂通り、流石は人気店と感心しきり。

こんな人気店になったら、商売冥利に尽きる事でしょう。早朝でも深夜でも(香川うどん屋の閉店は早いですが)やる気になるのかも知れませんね。

 

さて、私は釜揚げうどん(小)を注文致しました。注文のシステムはうどんの種類を発注した後、トッピングのフライ、薬味はセルフ式で取り、お会計と言うもの。

宿のご主人様の解説によると、この店のうどんの量はボリューミーで小でも充分との事でした。

私はトッピングにエビ天と玉子天を取りお会計へ。

期待通り麺はモチモチ腰があり、つゆも甘く無く好きな味。玉子天の半熟加減が麺に絡み、絶品ですぅ。

確かにうどんはパンチがあり食べきれず、エビ天まで箸が回らぬ事態に(汗)

こっそりティッシュでエビ天を包み、店を後にしました。

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其れにしても美味しかったですヨォ。

朝食にするのは勿体無いくらいでした。

 

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▲食後に店構えをパチリ。

その後も客足が途絶えず、繁盛ぶりが窺えました。

 

 

 

さて、本場のうどんを満喫した後はモチの論、早朝撮影です。

祭日の朝とあり、40系撮影は出来ませんが、まだ特急車を撮影しておりませんので、是非ともこの機会に押さえておきたいところ。

 

高徳線の中でも有名撮影地の

志度オレンジタウン

へやって来ました。

此処では奇妙な形状の五剣山バックの撮影になります。

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▲3003D  特急うずしお3号 2600系

カーブを抜け、ストレートラインに全編成が入った位置での撮影。


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▲313D  1000系

ここでは俯瞰気味での撮影になります。

列車がカーブで傾く姿は素敵過ぎ!

しかしながら、この立ち位置からの撮影はカーブ付近と背景は太陽光、ストレートラインは影と班目撮影になりますねぇ。短編成な為、カーブ付近通過を撮影すると五剣山も入りません。

きっと昼近くになると光も当たり、良い撮影が出来る事でしょう。

其れにしても良いカーブ撮影地なので、長蛇貨物列車を走らせてみたい物です。

都会で走る16両編成とか(←絶対無い↑)

 

この後、琴電長尾線へレトロ車撮影へ向かった報告は以前に記事にしております。

 

 

emikosorakara2.hatenablog.com

 

 

 

 

高徳線のキハ40系撮影と名物温泉やうどん店への訪問、琴電レトロ丸窓電車の撮影。

初であるかわつるさんとジョイント撮影をさせて頂いた事、香川県内でのドライブ等、思い出深く充実した遠征となりました。

 

遠征でお世話になった皆様、最後までこの記事にお付き合い頂いた読者様には感謝致します。

 

 

御訪問頂き、ありがとうございました。




高徳線キハ40をバルブ撮影する

撮影日2021.11.3

 

本日もようこそ。いらっしゃいませ。

 

 

琴電レトロ車の出場が早いダイヤ設定だった為、香川県へは前日の夕暮れ時に前乗りで現地入りしておりました。

到着後、レンタカーで撮影地へ向かっております。

ロケハンしながらやって来たのは高徳線八栗口駅です。

此処は駅前に駐車場がある事と、ホームが2面あり交換駅ならではの並びの撮影等、様々な期待を胸に布陣を決めております。

運用の少ないキハ40系車ですが、本当に来てくれるのでしょうか?

久しぶりの夜遊びに心浮き立ちますヽ(´▽`)/

早速、バルブ撮影にトライしてみます。

 

 

 

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▲361D  キハ40 3連

何と!何故コチラのホームへ入線して来たの?

どうやら布陣するホームを間違えた様です。

現着時、コチラのホームには高松行きが停車しており、てっきり下り列車である徳島行きは対岸に入線するものと思い込んでおりました。

折角の3連なのに正面構図だなんて…

しょんぼり(/ _ ; )

 

しかしながら、長時間露光撮影なので乗降客がブレ、なかなか面白い構図での撮影が叶いました。これならばボカシ処理は必要ありませんね。

この後、降りて来られた客の中にホームに留まる方が居り、ホーム入線の決まりを教えて頂きました。時刻表に其れは記されており、見ると停車番線番号が表記してありました。

そうとは知らず、勉強不足でした。

 

 

 

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▲363D  1000系 引田行き

練習撮影で位置の確認を致します。

この車種を見るに、四国へ来た!と実感が湧き、感動すら覚えます。

 


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▲366D 1500系と367D キハ47


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▲367D 2連

高松行きの1500系は先に入線していた為、先に出発して行き、キハ47だけが残り、お目当ての全景を捉える事が叶い安堵しました。

 

海に囲まれた四国の風情漂う塗装。

爽やかな水色帯を纏ったキハ40系を捉え、夢が叶い、ルンルン気分で(←懐かし過ぎ )撤収です。

 

この後、冷えた身体を風情ある名物温泉で温め、去りゆくキハ40の後ろ姿とモーター音を思い出し、湯船で一人ニヤニヤしておりました。

良い思い出になった夜でした。

 

 

 

御訪問頂き、ありがとうございました。

東武 DRC塗装のスペーシアデビュー!

撮影日2021.11.5

 

本日もようこそ。いらっしゃいませ。

 

 

 

東武鉄道による特急車両へのリバイバル塗り替え祭りもいよいよ大詰め。

待望のデラックスロマンスカー塗装を纏ったスペーシアがデビュー致しました。

 

この塗装デビューイベントツアーは華々しく開催され、運行ルートは 浅草ー南栗橋車両管区 (撮影会等)ー北千住の設定となっておりました。

当然ながら、私は日曜日もお仕事deyですので、可能な時間帯での撮影を目論み、相当頑張って隙間時間を作り、御近所へGO!しました。

 

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▲101-6f ツアー団臨 DRC色スペーシア

はい。堂々たる逆光の中、陰るお顔をテカテカさせながらやって来ました。

残念ながらこの時期の下り線は終日逆光になり、良い条件では無くなります。

何故そんな場所で撮ってるのか?

ですか?

仕事中で撮影地選択の余地は無く、

カメラを向けられるだけでも幸せと思うほか有りません。

今回は毎度ここで撮影時の反省材料である6連車の尻切れを回避すべく、望遠で圧縮気味に構図を取り、全ての編成が画角に入るように撮影致しました。

 

 

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▲順光の後ろ姿

後ろ姿は順光と言えどもサイドは翳り、撮影し甲斐のない撮影地ですが、お顔から色味の確認は出来ました。

おや!?線路沿いにはもう一人、動画鉄子さんが出現!

彼女、私が到着した時には線路から離れ、沿線沿いの店の開店でも待っているのかと思いました。私が陣取ると線路に寄り、慌ててポジション取りを試みる辺り、まだ初心者か?と感じました。

この日は珍しく、見えるだけでも3名の撮影者が立っており、この地も徐々にメジャーになりつつある事を感じさせる撮影となりました。

 

そして、DRCスペーシアですが、だいぶ渋めの落ち着いた風貌に変化しましたね。

 

今現在、東武車の中でこの様な深い色合いの車両は少なく、太陽光が無いと難しい被写体タイプと感じました。

 

 

 

 

さて、ツアーが終了し、北千住駅より回送される時刻が休憩時間と重なった為、リベンジを試み、少し場所を移動して撮影に挑みました。
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▲ツアー返却回送

午後からは全て日陰になり、またもや色味が暗めになりました。
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▲後ろ姿は駅に入線する姿を

 

 

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岩槻城址公園に展示されている1720系デラックスロマンスカー

(3年前に撮影)

 

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コチラはサイドショットですが、こうして見比べると全面からサイドに流れるロイヤルマルーンデザインと窓枠の塗装、裾帯はスペーシアに継承されていたのですね。

スペーシアデビューから30年以上経過し、登場時の斬新さとイケメン顔と塗装の美しさは大好評でした。

そして30年後の今、DRC塗装に再現される事を誰が想像したでしょうか?

 

 

こうしてファンを楽しませてくれる東武鉄道さんは今後も目が離せません。

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そして2年後に投入される後継特急の情報もアナウンス済みです。

(東武鉄道の広報誌、マンスリーとーぶより)

 

次機は白い特急ですか!

また難しそうな被写体ですが、楽しみです。

 

 

御訪問頂き、ありがとうございました。

琴電遠征④ 夕景を行くレトロ車の撮影

撮影日2021.11.3

 

本日もようこそ。いらっしゃいませ。

 

さて、琴電遠征記事も終盤です。

琴平線でのレトロ車ラストラン撮影の御紹介です。

 

瓦町で開催していたイベント会場より車で30分程、やや飛ばし気味でやって来ました。

いえね、飛ばす気は無かったのですが、地元の皆様の運転、まぁお飛ばしになられる事と言ったらアリャしない。

私だけのんびりと走るのも後続の皆様に申し訳無いので "郷においては郷に従え" の気持ちで運転させて頂きました。

香川県の地形、道路事情は風変わりでして、関東の平たな地に住まう私としては物珍しい景色に映りました。山の形状も三角や丸、俵型とまるでお握りの様相ですし、何と言っても高低差が激しく道路はアップダウンし、カーブが多うございまして。

ついスピードが出てしまうのです。しかも、交通量が少なく運転していて楽しいのです。

景色も良いので、ドライブにも良い観光地である事を発見しました。

 

 

そうそう、やって来たのは 羽床ー栗熊 にある堤山バックの定番撮影地です。

此処に集結したのは10名程の撮影者と意外にも少なく、気合を入れて早めに到着した甲斐は無かったのでした。

琴平線での出場時刻が15:26〜18:24と夕方スジなので離脱者が多いのか?

他の路線に転戦されたのか?

或いは乗り鉄に切り替えられたのか?

お陰で平和に撮影出来ました。

 

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▲レトロ車120+300

陽も下り、前面にオレンジが混ざり始めた光を受け、郷愁を漂わせて走り去ります。

私の大好きな光線時刻でしたが、あと数分で裏手に日が落ちそうでした。

影が迫りつつ有り、列車の到来をしゃんしゃん来て!

(讃岐弁で 早く来て→しゃんしゃん来て)

と首を長くして待っておりました。

電柱影を回避する為、堤オニギリ山の1/3は画角から切りました。

「かわつるさん、あの鮨詰め列車に乗車しているのよねー」

と、乗り鉄ど根性に感心しながら見送りました…  

 

と、感慨に耽っている時間は有りません。

この先の駅でかわつるさんと落ち合い、次の撮影地へ向かう予定になっております。

そう、いよいよ氏との初撮影が叶うのです。

急いで撤収し、羽間駅でかわつるさんを拾い、榎井駅先へ向かいました。

 

 

撮影地は県道200号のオーバーパスへやって来ました。

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すっかり日は落ち、金比羅山の向こう側に夕焼け雲が見えております。こうなってしまうと露出が心配ですが、あと10分足らずで折り返しレトロ車がやって来ますので急いで準備を。

 

 

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▲1206+1205 金刀比羅宮ラッピング車

側面には「しあわせさん、こんぴらさん。」

とペイントされております。

良いキャッチフレーズですね。

4年前、琴電に乗車しに来た時に金比羅山の参道階段を300段登り、まだ先の本宮へ心を馳せお参りした事を回想しておりました。

苦労して階段を上がり御利益を得、幸せを噛み締める。誰かが仰っておりましたが、幸せと思う気持ちは自分次第。アレもコレもと欲張るから他人を羨む事になる。

無い物ねだりはいけません。

現状を素直に受け入れましょう。

 

 

さて、練習電撮影を確認するも、何故かピンと来ない。←でも妥協出来ない

思い描いていた構図とズレがあり、悩んだ挙句、円窓を美しく撮影する目標を思い出したのです。

 

この撮影が最後なので後悔したくない。

 

かわつるさんを陸橋上に残し、私は陸橋を降り、下での撮影を試みました。

此処で撮影しようと誘っておきながら、氏には申し訳無く思っております。

 

 

 

急いで構図を組み直すと、直ぐにレトロ列車はやって来ました。

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▲300+120    榎井ー羽間

 

返しは一色塗りで円窓付きの300号が先頭です。

そうそう!デコライトと円窓がキラリと輝くこの姿の撮影がしたかったのです。

香川まで飛んできた甲斐のある撮影が出来ました。

 

 

 

私はフライト時刻が迫っている為、この撮影でタイムアップ。かわつるさんはこの後もレトロ列車を追いかけ、最後の乗車を楽しまれに向かいました。

 

かわつるさんとは、ほぼ初めましての撮影になりましたが、とても気さくにお話しをして下さり、お陰様で楽しい旅になりました。改めて感謝申し上げます。

又、この日、撮影やイベントに参加された皆様、お疲れ様でした。

 

 

では、御訪問頂き、ありがとうございました。