女将さーん鉄道撮影の時間デスよ! 

焼きとり屋 えみソラ女将の鉄道撮影日記ブログ

福島臨海鉄道へ!その2 コンテナ貨物の撮影

撮影日2020.8.4

 

本日もようこそ。いらっしゃいませ。

 

 

前記事の続きのお話になります。

福島県いわき市へ来ております。

 

観光センターで沢山のお土産を買い込むと、次の54列車の時刻が迫っておりました。

目星を付けておきました撮影地へ移動します。

 

 

 


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▲次なる撮影地は泉駅北口より徒歩7分程の駅前踏切です。玉露とはこの辺りの地域名のようです。良い香りのしてきそうな素敵なお名前。風が強いと言ってもこの暑さ。冷たいお茶で喉を潤し、踏切棒の内側に三脚を立て貨物列車を待ちます。

この踏切は今はJR敷地内専用通路で関係者以外は立入禁止で使用する事は出来ません。

 

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▲2095列車 EH500-75コンテナ

逆光で申し訳ないです。

駅の方を見ると、どうやら新鶴見〜泉のコンテナ便が到着した模様。入れ替え作業中の光景を目の当たりにする事が出来ました。ココヘ布陣して正解だったかも。

後にあのコンテナをDD561が小名浜駅へ牽引する事になります。

EH500-75が連結器を外し、ポイントを切り替え、単機で駅の奥へ下がって行きました。

 

 

さて、遠くから警笛が聞こえて来ました。

そろそろやって来ます。

 

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▲54列車  DD561コンテナ  小名浜ー泉

見たかぎりソコソコに出荷量は充実しておりました。真上からの光線で思いの外この地で良い選択だった事に安堵します。

実はこの先の大カーブを考えていたのですが、撮影に向かない状態でしたので、焦って探したのがココでした。

 

小名浜駅発のこのコンテナ、今度は泉駅から出場する2094列車となり、EH500-75が越谷貨物ターミナルへ運んで行く事になります。

そして2095列車で運んできた新鶴見からのコンテナを今度はDD561が小名浜駅へ牽引する事となります。

 

泉駅構内で入れ替え作業が始まりますが、それは追わず、次の出場まであまり時間がありませんので、次の撮影地へ急ぎます。

 

 

さて、県道20号線の貨物線を跨ぐオーバーパス上の歩道へ移動して来ました。ここより俯瞰撮影をしてみます。


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▲55列車  DD561コンテナ 泉ー小名浜

EH500-75より引き継いだコンテナを牽引しております。

カーブを曲がり、直線ラインを行く姿が綺麗に尺に収まりました。

この機関車のチャームポイントである前面中央に取り付けられたパトライト。あかるくて分かりづらいかも知れませんが、点灯させながらの走行です。

丸目前照灯に赤い鼻、チェーンがお口に‥

微笑むお顔の様にも見えなくは無く。

可愛らしく感じたのはこの風貌の為だったのですね。

 

 

   〜撮り道メモ〜

 

いわき市内の様子◆

 

貨物出場の合間に小名浜港で海を見ようとアクアマリンパークへやって来ました。

ここには観光物産、土産品販売店や水族館、レストラン、魚市場があり、海も一望できるこの街一番の観光地です。

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晴天のこの日の気温は27度位。私の地元の猛暑よりだいぶ涼しいです。撮影していても陽射しは強いのですが、海からの冷たい風により爽やかに過ごせております。先程の撮影地から車で6分程度の距離に海があるので、涼しい訳です。

暫くカモメ撮影をして遊びました。

 

実は4年前にここには観光で父と訪れた事があり、その頃とはだいぶ街の雰囲気が変わり驚いております。

その頃は東北の震災から5年後の2016年。観光センターと水族館だけが目立ち、街の方を見渡すと更地が多く、ユンボがそこら中で活躍する復興中の地域という印象でした。

今は大きな道路が整備され、マリンパーク前には大きなショッピングモールが出現し、様変わりした印象を持ちます。

街中も真新しい家が立ち並び、綺麗に区画整理されておりました。

しかし、所々に空き地も多く、泉駅北口にはまだ仮設住宅が立ち並んでおりました。だいぶ住民も減り、空き家が多く見受けられましたが、門が開いていると言う事はまだ住民がいらっしゃるのでしょう。そこには震災後の厳しい現実が伺えまして、復興中の現状が見え隠れ致しました。

 

この港から街の方を見渡すと工場群が目立ちますが、その当時の工場の被害、貨物線はどんな様子だったのでしょう。

誰に聴く術も無く眺めておりました。

 


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▲真新しい橋(小名浜マリンブリッジ)は埋立地へ繋がり、その先はまだ造成中?の様でした。この公園から街方を見渡すと小野田、太平洋、宇部セメントと三社工場が建ち並ぶ姿は壮観。その他にも工場の多い事。煙突からは煙が上がるのがよく見えます。

車でまわってみて気が付いたのですが、この辺りは港が近い為か工場地帯になっております。その影響により貨物線による物流も長年に渡り成り立っているのでしょう。

ここからの夜景はおそらく綺麗なのではないでしょうか。工場夜景もちょっと気になりますが、今回は残念ながら見る時間は無さそうですが。

 

 

 

本日もお越し下さりありがとうございました。

撮影記はもう一話続きます。

次回のお越しも心よりお待ちしております。