女将さーん鉄道撮影の時間デスよ! 

焼きとり屋 えみソラ女将の鉄道撮影日記ブログ

鉄子の独り言 6 名古屋遠征で出会った彼

本日もようこそ。いらっしゃいませ。

 

名古屋での遠征撮影は広く浅く、美味しいところを掻い摘んでの撮影に成りましたが、自身にとってはたいへん有意義な物になりました。

 

実は9年前に鉄道趣味を始めた頃、一番初めに遠征らしい遠征に出かけたのが名古屋でした。

あの頃は乗り鉄中心に行動をし、名古屋大手私鉄名鉄近鉄に乗りに行っておりました。

パノラマカーやしまかぜの何れも先頭車に乗車して楽しみました。

今回の遠征でも私鉄に乗車する機会があり、久しぶりに当時を思い出し、感慨深いものがありました。

 

 

 

衣浦臨海鉄道での撮影地最寄駅は名鉄三河線の碧南中央駅でして、撮影後は急ぎ気味に駅へと向かっております。

ふと、前を歩く青年を見ると、先程、撮影地で御一緒した方。彼の足取りはとても軽やかで曲がり角を曲るのを目撃した後は見えなくなりました。恐らくは駅へ向かっているであろう彼に必死に着いて行ったのですが、私がその角を曲ると彼の姿は有りませんでした。

道標を失った私は仕方無くGoogleマップさんにお世話になり駅へとたどり着いたのでした。

 

ホームに到着すると直ぐに列車はやって来まして、先に到着していた彼と挨拶を交わし、何となくお話をしながらそのまま電車に乗り込みます。

 

話によると、彼は大学生で千葉県から来たと仰るのです。

何と、お隣の関東民と此処で出会うとは!

お互い驚きました。

出身は広島県ではありますが、千葉の学校へ通う為、上京したのだとか。

彼の名古屋での目的もやはりDD51の8075レでして、衣浦重連の後の予定はまだ決めていない様でした。

私がこの後、三岐鉄道への撮影予定を話したところ、何と

「着いていっても良いですか?」

と、いうではありませんか!

嫌だあ〜この子。知らないオバチャンに着いて行ってはいけないとお母様に教わらなかったのかしら?←親目線

 

そんな訳で、三岐の撮影地まで一緒に行動する事になりました。

思わぬ連れが出来、楽しいやら、やや緊張するやら。

 

 

さて、名古屋駅では名鉄線から近鉄線に乗り換え、富田駅へ向かうのですが、

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▲特急ひのとり(回送)
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名古屋駅名鉄近鉄も壁を一枚隔てた地下駅。お馴染みのカーブホームですが、

偶々、昨年デビューした "ひのとり" が停車中でした。

ここの頭端式ホームでは多くの方が撮影された経験があると思います。

車掌さんを入れ、一枚記念に収めました。

 

富田駅からはいよいよ三岐鉄道藤原線へ乗車です。

住宅街を抜けると直ぐに田園地帯が拡がり、撮影スポットは多数あり、何処からでも撮影出来そうです。

 

▼801系の車内最後部より撮影
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運転席も古めかしく懐かしいです。

大切に使われている様子が窺えます。

製造は昭和42年、所沢車両所と青いプレートがそのまま付いておりました。

今現在、所沢車両所は存在しておりません。

 

 

さて、彼は今年一年間、殆ど学校へは行かず、リモート授業ばかりの影響により、関東圏での撮影が捗ったと話されております。

Twitter投稿写真を見せて頂くと、そのはかどり様は如実に表れており、中々の腕前である事が判明。

三岐鉄道撮影後、8075レを何処で撮ろうか悩んでおられました。

 


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丹生川駅ホームで列車交換の様子。

左手801系が乗車して来た列車です。

この後、この列車が折り返し、撮影する事になりました。

 

 

撮影後、富田駅で彼とは別れ、私は帰宅、

彼は撮影地を決めぬまま、JRへと乗り換えて行きました。

以前まで遠征の楽しみの一つに、地元の方やその撮影地で会った方との交流も有りましたが、御時世柄、それも難しいのかなと思いますが、思い掛けずの出会いは忘れられない旅のエッセンスになりました。

 

息子の様な可愛いしっかり者の彼。

「可愛い子には旅をさせろ」

と、申しますが、独り立ちは自分を知り、人を知る。

 

今後の名古屋界隈の貨物と彼の活躍を期待し、この地を後にしました。

 

最後に大学生の彼のTwitterアカウントを貼り付けておきます。

 

腕前とセンスは素晴らしいので、是非、ご覧になってあげて下さい。

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