撮影日 2024.1.24
本日もようこそ。いらっしゃいませ。
朝から良いお天気の関東は東部地域ですが、全
国的には寒波の襲来により、各地で大荒れの模
様です。その影響なのか、徐々に風が強まって
きました。
風が強い位で怯んではいられません。
多方面に目を遣れば、災害が出ぬ様、又、被災
地での皆様がいち早く安住に暮らせる様、願う
ばかりです。
日本の地震、何故、寒い時期が多いのでしょ
うね。
冬晴れに恵まれたこの日、いつもの様に第四週
の水曜日とあり、宇都宮配給が施工されまし
た。しかしながら、いつもそこに有るのが当た
り前と考えていた物も、いつかは終わりが来る
物です。いつ、この貴重な被写体が終焉を迎え
る日が来ても良い様、本日も定番撮影地へ向か
いました。
そんな風に考える方は無論、私だけでは無く、
この日、そんな風に思っていらっしゃる撮影者
が多数詰めかけておりました。
最も、この日は友人である、SNSでお世話に
なっているスナイパーK氏(←勝手に呼んでいる)
より、是非、ヒガハスで宇都宮配給を撮影した
いとの申し出が有り、有り難くこの地へお連れ
しました。
K氏の撮影成果はいつも素晴らしく、成果を参
考にさせて頂いております。
「彼、失敗しませんから」
と、些かハードルを上げてしまいますが、正に
スナイパーの偉名がしっくりくると思う腕前な
のです。
前置きが長くなりましたが、この日の充当は
EF65-1115ホキ1bといつにも増してのちょ〜ミ
ニマム編成でした。
日の丸構図ばんざぁ〜い!成りよ。
▲配8936 (宇都宮ー尾久)
晴れながらも、奥には雲が広がりますが、被写
体で隠れました。
よく見ると、機関室の窓が空いており、腕を扉
に掛けていらっしゃる様です。
片手運転で手馴れた様子でハンドル捌きをされ
ていると拝察致します。
ベテランの機関士さんですかね。
この気温と強風で窓全開は御身体に障る事で
しょう。夏は暑く、冬は寒い。
何とも過酷なお仕事に思えてくるのです。
ワイドコマを掲載し、散らばる雲の様子をお
知らせ致しておきます。穏やかそうに見える冬
晴れですが、小春日和からは縁遠く、風が
びゅーびゅー吹いており寒いです。
ホキ2bに見えた方いらっしゃいますか?
ホキの後は背後の森ですよー(笑)
▲EH500-29コンテナ
(列番不明の下り貨物)
配給列車の前に突如現れた長い貨物でした。
いつもはこの時刻に組まれておりませんので、
被るのではないかとヒヤヒヤさせられました。
寒いながらも撮影は無事終了。
多くの方々に良い晴れカットが記録出来たと思
われます。
久しぶりに訪れたと仰るK氏、実に此処への訪
問は40年振りだとか。
「まだ学生だった頃と此処は変わっていない」
そう仰って、此処を後にするK氏。
此処の撮影地は随分と長い歴史があり、この田
圃と地主さんは様々な列車を見送る撮影者を受
け入れてきたのでしょう。
変わりゆく列車。変わらぬ撮影地。
いつもの様に、当たり前に来ているこの地を思
い、感慨深くなってきました。
この日、撮影された多くの皆様、お疲れ様でし
た。
御訪問頂き、ありがとうございました。