撮影日2022.5.25
本日もようこそ。いらっしゃいませ。
鉄道イベントと言えば、大半は土日祝日に行わ
れる物ですが、江ノ島電鉄でのこのツアーは珍
しく平日開催。
しかも、私の休みにドンピシャ!
ビンゴ!キター!な設定で御座いました。
参加は抽選でして、ダメ元で応募したのです
が、まさかの4倍率の中を勝ち抜き、参加が叶
いました。ツイてました。
今回のツアーは江ノ電の現役車の中でも最古参
300形の305+355編成を使用しての車掌体験と
その編成撮影会。
整備工場内に入り検査中の車両の見学。
となっております。
さて、305に乗車し、検車場内へ入って来ました。
窓越しからの線路眺望。一番奥の線路が本線。
ポイント部から沢山の線路が分岐しているのが
見えます。
車内、板張りでした。なんとも懐かしい風情です。
この300形は昭和31年から43年に6編成が製造
され、旧型車両を改造して作られたそうです。
流用された元京王電鉄の台枠は何と大正時代に
製造された物を未だに使用しているとの事でし
た。歴史的にも貴重な車両ですね。
現存し現役で活躍しているのはこの305+355編
成のみなのです。
さて車掌体験ですが、させて頂いたのはドア開
閉と車内アナウンスのお仕事。
▲ドア開閉作業の様子。白手袋は自前。
運転室入り口脇にあるドア開閉レバーは
円柱形棒のボタンを上下に押すとドアの開閉が
出来る仕組みになっておりました。
四角い立方体の中心に縦に円柱形棒が突き抜け
ている見た目でした。
確か、円柱棒を下から上に押すとドアは開い
た?
Aha?
現在、どの路線で活躍している列車に使用され
ているボタンはこの型では無く、より新型の物
だそうです。
車内アナウンスは原稿を用意して臨み、大いに
喋り通して来ました。
こんなに自由にさせて頂き、幸せだなぁ‥‥
(えみソラ電鉄?ナニソレ。)
▲この検査場で撮影した一番お気に入りの写真
です。
いよいよ撮影会ですが、どんなに車両が素晴ら
しくとも、やはり静止車を撮るのは高揚感に欠
ける物です。(ワタクシ個人の感想です)
此処ではこのシチュエーションを楽しむつもり
で撮影する事がベターなのでしょう。
▲305+355
さて、HMは10種類位付け替えられる中、職員
さんが自慢げに
「皆さん、コレお好きでしょ?」
と仰り、撮影者を喜ばせておりました。
次々と付け替えられるHM。
参加者の方々、連写で相当な枚数撮影されてお
ります。ずーっと撮ってて感心するくらいでし
た。そんなに撮っても‥
それを言っちゃあ お終いよ。
私は偶に本線側をパチリしてました。
飽きっぽいダメな撮影者です。
最後のお楽しみは整備工場の見学です。
何と!江ノ電社紋入りのヘルメットをノベルテ
ィーグッズとして頂きました。
これを被りいざ、工場内へ!
中では検査中の2000系が整備中でした。
台車は外され動輪もありません。
検査明けの車両が出場、試運転している姿は偶
に目にします。確かに足周りが綺麗に磨かれ、
塗装も新たにされております。一つ一つ部品を
外し整備されているのですね。
動輪は外注に整備に出しているのだとか。
どうやって運んだのだろう?
貨物車両は無いのでトラック便かな?
メカニック的な事は何も分からず、私などは質
問も出来ない状態でしたが、参加者の中には食
いつく様に事細かく質問なさっている方も居ら
れ、興味の温度差を感じましたが、とても有意
義な見学が出来ました。
普通では立ち入る機会の無い場所、しかも整備
検査中の様子を公開して下さり、素晴らしい体
験をしたイベントでした。
イベント終了はお昼前。
この後、海の見える有名撮影地へ行ってみま
す。
続く〜。
御訪問頂き、ありがとうございました。